インストール ガイド

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GUI モードによる ALDSP のインストール

この章では、GUI モードによる ALDSP のインストール方法について説明します。

この章の内容は以下のとおりです。

図 2-1 に、全体のインストール手順における現在のタスクの位置付けを示します。

図 2-1 GUI モード インストールのタスク

GUI モード インストールのタスク

 


インストールの前に

ALDSP のインストールを開始する前に、以下の前提条件が満たされていることを確認します。

注意 : デフォルトでは、インストール対象の WorkSpace Studio (Eclipse 3.2.2) と ALDSP 3.2 が <bea_home>\workSpaceStudio_1.1\workSpaceStudio directory に置かれています。ALDSP にバンドルされていない Eclipse バージョンの使用を予定している場合、Eclipse 3.2.2 のいくつかの確認済みの問題を避けるように、Eclipse コンフィグレーション ディレクトリを手動でクリーンアップする必要があります。config.ini ファイルおよび .settings サブディレクトリのファイル以外のすべてのファイルを削除する必要があります。

インストールの前提条件の詳細については、「ALDSP インストールの準備」の「インストールに関する注意」を参照してください。

 


GUI モードによるインストール

この節では、Microsoft Windows およびサポート対象の UNIX および Linux ベースのプラットフォームに、GUI モードを使用して ALDSP をインストールする方法について説明します。

ALDSP を GUI モードでインストールするには、次の手順に従います。

  1. GUI インストーラを起動します。
  2. Microsoft Windows ベースのシステムの場合は、次の手順に従います。

    1. Windows エクスプローラで、ALDSP インストーラをダウンロードしたフォルダに移動します。
    2. インストーラの実行可能ファイルをダブルクリックします。次に例を示します。
    3. aldsp_320_win32.exe

      UNIX および Linux ベースのシステムの場合は次の手順に従います。

    4. ソフトウェアをインストールするマシンに接続されているコンソールが、Java ベースの GUI をサポートしていることを確認します。
    5. コマンド ウィンドウを開き、ALDSP インストーラ ファイルをダウンロードしたディレクトリに移動 (cd) します。
    6. 次のコマンドを入力して、インストーラを新しいシェルで起動します。
    7. sh filename.bin

      filename.bin の部分は、使用しているプラットフォームによって異なります。たとえば、Solaris バージョンの ALDSP インストール プログラムを起動するには次のように入力します。

      sh aldsp_320_solaris32.bin

      インストーラ アプリケーションが起動し、ALDSP インストールの初期画面が表示されます。(図 2-2 を参照)。

      図 2-2 ALDSP インストールの初期画面


      ALDSP インストールの初期画面

  3. インストールを開始するには [次へ] をクリックします。ライセンス契約が表示されます。
  4. ライセンス契約に目を通します。同意する場合は [はい] を選択し、[次へ] をクリックします。
  5. 図 2-3 に示しているように、BEA ホーム ディレクトリを指定するための画面が表示されます。

    図 2-3 BEA ホーム ディレクトリの選択


    BEA ホーム ディレクトリを選択します。

    BEA ホーム ディレクトリ (<bea_home>) は、対象システムにインストールされたすべての BEA 製品の中心的なサポート ディレクトリとして機能します。

  6. BEA ホーム ディレクトリを指定し、[次へ] をクリックします。
  7. 初期インストールの場合、[新規 BEA ホーム ディレクトリの作成] を選択することができます。

    または、ホーム ディレクトリを一覧から選択するか、[BEA ホーム ディレクトリ] フィールドに直接指定します。WebLogic Platform 10.0 MP1 をインストールしたディレクトリと同じホーム ディレクトリに ALDSP をインストールする必要があります。

    インストール タイプを選択するための画面が表示されます (図 2-4 を参照)。

    図 2-4 インストール セットの選択


    インストール セットの選択

  8. インストール タイプとして [完全インストール] または [カスタム インストール] を選択し、[次へ] をクリックします。
  9. それぞれのインストール タイプについては、以下の説明を参照してください。

    • [完全インストール]
    • このオプションを選択すると、「ALDSP インストールのコンポーネント」に記載されているすべての ALDSP コンポーネントがインストールされます。

    • [カスタム インストール]
    • このオプションを選択すると、インストールする必要がある ALDSP コンポーネントを選択できます。このオプションを選択して、[次へ] をクリックすると、図 2-5 に示す画面が表示されます。

      図 2-5 インストールする製品およびコンポーネントの選択


      インストールする製品およびコンポーネントの選択

  10. コンポーネントを選択して [次へ] をクリックします。 次の画面で、Eclipse インストールの場所を選択または指定することができます。(図 2-6 を参照)。
  11. 図 2-6 Eclipse インストールの場所の選択


    Eclipse インストールの場所の選択

    新しい Eclipse インスタンスをインストールする場合、[Eclipse のインストール] オプションを選択します。このオプションを選択すると、Eclipse が次の場所にインストールされます。

    <bea_home>\tools\eclipse_pkgs\1.1\eclipse_3.2.2\eclipse

    Eclipse がマシンにインストールされていて、Eclipse の同じインスタンスを ALDSP で使用する場合は、[既存の Eclipse の使用] オプションを選択し、Eclipse がインストールされた場所を入力します。

  12. [次へ] をクリックします。この画面で、ALDSP をインストールするディレクトリを指定することができます。デフォルトでは、<bea_home>\aldsp_3.2 に ALDSP がインストールされます。図 2-7 を参照してください。
  13. 図 2-7 インストール ディレクトリの選択


    インストール ディレクトリの選択

  14. 図 2-8 に示すように、 Window サービスのインストール画面が表示されます。デフォルトでは、[いいえ] が選択されています。
  15. 図 2-8 Windows サービスのインストール


    Windows サービスのインストール

  16. インストールの進行状況を示す画面が表示され、システムにファイルのインストールが始まります。インストールが完了すると、[インストール完了] 画面が表示されます。[完了] をクリックします。
  17. これで、ALDSP のインストール プロセスは完了です。

  18. ALDSP のインストール後、quickstart の起動を選択できます。このオプションを選択すると、アプリケーションの起動、アプリケーションのアップグレード または製品ドキュメントへのアクセスのリンクを示す [Quickstart] ウィンドウが表示されます。図 2-9 を参照してください。
  19. 図 2-9 quickstartの起動


    quickstartの起動


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