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Format Builder

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Format Tester

フォーマット定義を構築したら、Format Tester を使用してテストできます。Format Tester では、データを解析して再フォーマットする検証テストを行い、サンプルの非 XML データまたは XML データを生成します。このサンプル データを編集、検索、およびデバッグして、目的のデータにすることができます。

[Format Tester] ウィンドウ

Format Tester のメニュー

 


[Format Tester] ウィンドウ

以下のトピックでは、Format Tester のメイン ウィンドウの項目について説明し、Format Tester のメイン ウィンドウ内で移動したりコマンドを実行する方法を示します。

[Non-XML] ウィンドウの使用

[XML] ウィンドウの使用

[Debug] ウィンドウの使用

サイズ変更バーの使用

 


Format Tester のメニュー

Format Tester には以下のメニューがあります。キーボードの〔Alt〕+〔下線付き文字〕を押すと、Format Tester のメニューを展開できます。〔Ctrl〕+〔文字〕キーストロークを使用して実行できるメニュー コマンドもあります。

[File] メニュー

[Edit] メニュー

[Display] メニュー

[Generate] メニュー

[Transform] メニュー

ショートカット メニュー

 


[File] メニュー

[File] メニューには次のコマンドがあります。

メニュー コマンド

説明

[Open Non-XML]

[Non-XML] ウィンドウに表示する非 XML ファイルを選択できる。

注意 : 非 XML ファイルのデフォルトのファイル拡張子は .DATA。

[Open XML]

[Format Tester] ウィンドウの [XML] セクションに表示するファイルを選択できる。

注意 : XML ファイルのデフォルトのファイル拡張子は .XML。

[Save Non-XML]

[Non-XML] ウィンドウの内容を保存できる。

[Save XML]

[XML] ウィンドウの内容を保存できる。

[Debug Log]

デバッグ情報をテキスト ファイルに保存できる。

[Close]

[Format Tester] ウィンドウを閉じる。


 

 


[Edit] メニュー

[Edit] メニューには次のコマンドがあります。

メニュー コマンド

説明

[Cut]

現在選択されているテキストを切り取り、別の場所へ貼り付けられるようにクリップボードに格納する。

[Copy]

現在選択されているテキストをコピーし、別の場所へ貼り付けられるようにクリップボードに格納する。

[Paste]

切り取ったテキストやコピーしたテキストをカーソル位置に挿入する。

[Find]

非 XML データの 16 進値またはテキスト値を検索できる。

[Find Next]

指定した値の次のインスタンスを続けて検索する。

[Go To]

[Non-XML] エディタの指定のバイト オフセットにカーソルを移動できる。


 

 


[Display] メニュー

[Display] メニューには次のコマンドがあります。

メニュー コマンド

説明

[XML]

[XML] データ パネルの表示と非表示を切り替えることができる。非表示にすると、[Non-XML] データ ウィンドウが横に拡大して Tester 全体に表示される。[To XML] ボタンは表示されたままだが、分割線は非表示になる。

[Debug]

[Debug] 出力ウィンドウの表示と非表示を切り替えることができる。

[ClearNon-XML]

[Non-XML] データ ウィンドウのコンテンツを空の状態にリセットする。

[ClearXML]

[XML] ウィンドウのコンテンツを空の状態にリセットする。

[ClearDebug]

[Debug] ウィンドウのコンテンツを空の状態にリセットする。

[HexOffsets as Hexadecimal]

オフセット値を 16 進数として表示する。このオプションを選択すると、[Offsets as Decimal] の表示が無効になる。

[HexOffsets as Decimal]

オフセット値を 10 進数として表示する。このオプションを選択すると、[Offset as Hexadecimal] の表示が無効になる。


 

 


[Generate] メニュー

[Generate] メニューには次のコマンドがあります。

メニュー コマンド

説明

[Non-XML]

現在のフォーマット仕様に適合する非 XML データを生成する。

[XML]

現在のフォーマット仕様に適合する XML データを生成する。

[Prompt while generating data]

選択した場合、生成プロセスの間に、省略可能なフィールドまたはグループを生成するかどうか、生成する子、および繰り返しグループの反復回数を指定するためのメッセージが表示されます。


 

 


[Transform] メニュー

[Transform] メニューには次のコマンドがあります。

メニュー コマンド

説明

[Non-XML To XML]

[Non-XML] ウィンドウのコンテンツを XML に変換する。

[XML To Non-XML]

[XML] ウィンドウのコンテンツを非 XML データに変換する。


 

 


ショートカット メニュー

標準メニューを使用して必要なコマンドを表示する代わりに、マウスを右クリックしてポップアップ ショートカット メニューを使用できます。

ショートカット メニューには次のコマンドがあります。

注意 : マウス ポインタが置かれている現在の表示パネルによっては、使用できないコマンドもあります。

メニュー コマンド

説明

[Cut]

現在選択されているテキストを切り取り、別の場所へ貼り付けられるようにクリップボードに格納する。

[Copy]

現在選択されているテキストをコピーし、別の場所へ貼り付けられるようにクリップボードに格納する。

[Paste]

切り取ったテキストやコピーしたテキストをカーソル位置に挿入する。

[Clear]

[Non-XML] ウィンドウまたは [XML] ウィンドウのコンテンツを空の状態にリセットする。

[Generate]

現在のフォーマット仕様に適合する非 XML データまたは XML データを生成する。

[To XML]

[Non-XML] ウィンドウのコンテンツを XML に変換する。

[To Non-XML]

[XML] ウィンドウのコンテンツを非 XML データに変換する。


 

 


[Non-XML] ウィンドウの使用

[Non-XML] データ表示パネルは、選択したタブに応じて 16 進数エディタまたはテキスト エディタとして使用できます。

16 進数エディタ パネルには、データ オフセット、個々のバイトの 16 進値、および対応するテキストが表示されます。対応するテキストは、必要に応じて ASCII 文字または EBCDIC 文字として表示できます。このエディタで、16 進バイトまたはテキスト値を編集できます。16 進データ値が変更されると、それに対応するテキスト値が更新され、テキスト値が変更された場合は 16 進データ値が更新されます。

関連トピック

データ オフセット機能の使用

テキスト機能の使用

 


データ オフセット機能の使用

16 進数エディタのデータ オフセット機能を使用すると、データ オフセットを 16 進数または 10 進数で表示できます。

データ オフセットを変更するには、次の手順に従います。

  1. [DisplayHex] を選択します。次の 2 つのデータ オフセット オプションが表示されます。
  2. 必要に応じた表示オプションをクリックします。[Non-XML] ウィンドウのデータ オフセット パネルは、選択したオプションに合わせて動的に変更されます。

 


テキスト機能の使用

テキスト機能を使用するには、[Non-XML] ウィンドウ内で [Text] タブを選択します。キャリッジ リターンなどの出力可能な文字がすべて表示されます。これらは改行付きテキストとして [Text] ウィンドウに表示されます。

 


[XML] ウィンドウの使用

[XML] データ パネルには、[Non-XML] パネルのコンテンツから変換された XML データが表示されます。[XML] パネルのコンテンツは、必要に応じて消去したり編集することができます。

このウィンドウでは、非 XML フォーマットに変換する XML データを入力または生成することもできます。

 


[Debug] ウィンドウの使用

[Debug] ウィンドウには、トランスフォーメーション処理で行われた操作、発生したエラー、およびフィールドとグループの値と区切り記号が表示されます。エラーの場所を特定するには、最後に正しく解析されたフィールドを特定し、その次のフィールドの仕様を Format Builder のツリー ペインで調べます。

Format Tester を開くと、[Non-XML] ウィンドウと [XML] ウィンドウだけが表示されます。[Debug] ウィンドウを開くには、[DisplayDebug] を選択して [Debug] ウィンドウの表示と非表示を切り替えます。[Debug] ウィンドウは、[Non-XML] ウィンドウと [XML] ウィンドウの下に表示されます。

注意 : デバッグ出力は、最新の 64KB までのメッセージに制限されます。ファイルには、完全なデバッグ情報を保存できます。詳細については、「デバッグ ログの使用」を参照してください。

 


サイズ変更バーの使用

サイズ変更バーは、[Non-XML] ウィンドウ、[XML] ウィンドウ、[Debug] ウィンドウの間にあります。これらのサイズ変更バーを使用して、各ウィンドウのサイズを必要な大きさに変更できます。1 つのウィンドウを拡大して他のウィンドウを縮小するには、各サイズ変更バーを選択し、上下または左右に必要なだけドラッグします。

また、各サイズ変更バーには方向を示す 2 つのボタンがあり、クリックして 3 つのウィンドウのいずれか 1 つを拡大または縮小することもできます。

 


フォーマット定義のデバッグ

以下のトピックでは、データのデバッグと修正に使用できるさまざまな Format Tester ユーティリティについて説明します。

値の検索

オフセットの検索

デバッグ ログの使用

 


値の検索

検索機能を使用して、非 XML データ内の 16 進値やテキスト値を検索できます。[Find] ダイアログには以下のフィールドがあります。

フィールド

説明

[Find What]

[Value]

検索する値を入力する。

[Text]

テキスト値を検索する場合はこのオプションを選択する。

[Hex]

16 進値を検索する場合はこのオプションを選択する。

[Direction]

[Forwards]

選択した場所から下に向かってドキュメントを検索する場合はこのオプションを選択する。

[Backwards]

選択した場所から先頭に向かってドキュメントを検索する場合はこのオプションを選択する。

[From]

[Beginning of File]

ファイルの先頭から検索を開始する場合はこのオプションを選択する。

[Current Position]

現在のカーソル位置から検索を開始する場合はこのオプションを選択する。

[End of File]

ファイルの末尾から検索を開始する場合はこのオプションを選択する。

アクション ボタン

[OK]

検索操作を開始する。

[Cancel]

検索を実行せずに [Find] ダイアログを閉じる。


 

 


オフセットの検索

移動機能を使用して、[Non-XML] エディタのカーソルを指定したバイト オフセットに移動できます。[Go To] ダイアログには以下のフィールドがあります。

フィールド

説明

[Bytes to Move]

[Offset]

検索するオフセット値を入力する。

[Dec]

10 進値に移動する場合はこのオプションを選択する。

[Hex]

16 進値に移動する場合はこのオプションを選択する。

[Direction]

[Forwards]

選択した場所から下に向かってドキュメントを検索する場合はこのオプションを選択する。

[Backwards]

選択した場所から先頭に向かってドキュメントを検索する場合はこのオプションを選択する。

[From]

[Beginning of File]

ファイルの先頭から検索を開始する場合はこのオプションを選択する。

[Current Position]

現在のカーソル位置から検索を開始する場合はこのオプションを選択する。

[End of File]

ファイルの末尾から検索を開始する場合はこのオプションを選択する。

アクション ボタン

[OK]

検索操作を開始する。

[Cancel]

検索を実行せずに [Go To] ダイアログを閉じる。


 

 


デバッグ ログの使用

デバッグ ログでは、デバッグ情報をテキスト ファイルに保存できます。

デバッグ ログを使用するには、[File|Debug Log] を選択します。表示されたダイアログで、デバッグ情報の保存先として新しいパスとファイル名を入力するか、既存のファイルを選択できます。

注意 : 既存ファイルを選択した場合は、新しいデバッグ情報は、ファイルの最後に追加されます。

 

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