AquaLogic Service Bus Console の使い方

     前  次    新しいウィンドウで目次を開く     
ここから内容

Change Center の使用

この節の内容は以下のとおりです。

Change Center の概要

Change Center は、AquaLogic Service Bus でサービスおよびメタデータがコンフィグレーションされている場合にチームのコラボレーションを可能にします。各ユーザは、作業中のコンフィグレーションをバスのコア コンフィグレーションにチェックインする準備が整うまで、サンドボックス「セッション」で作業します。複数のユーザがコンフィグレーションを操作するため、Change Center では複数の取り消しレベルと衝突の可視性が提供されます。

以下の表は [Change Center] モジュールでアクセスできるページをまとめたものです。各ページに関連するタスクとヘルプ トピックを確認できます。

注意 : 大部分の [Change Center] ページでは、セッション内で作業を行う場合 (Change Center で [作成] または [編集] をクリックした場合) と、そうでない場合とで異なる情報が表示されます。たとえば [コンフィグレーションの変更の表示] ページには、セッション内の場合はそのセッションで加えられたすべての変更が一覧表示され、セッション外の場合はアクティブ化されたすべてのセッションが一覧表示されます。

表 2-1 Change Center ページ、タスク、およびヘルプ トピック
ページ
関連タスク
ヘルプ トピック
衝突の表示
セッション内のみ : このリンクはセッションで発生した衝突の回数を表示する。AquaLogic Service Bus Console の現在のセッションとその他すべてのセッションで行われた変更の間で発生した衝突をすべて表示および解決する。別のセッションですでに変更およびアクティブ化されたリソースを現在のセッションで変更すると、衝突が発生する。2 つのセッションによって同一リソースに対して 2 つの変更が行われた場合は、どちらか一方のセッションがアクティブになるまで衝突は発生しない。
このページには、セッション内のリソースに関するセマンティクス エラーも表示される。
変更の表示
セッション内 : 現在のセッションで行われたコンフィグレーションの変更内容を表示する。
セッション外 : 現在までにセッションのアクティブ化によって発生したコンフィグレーションの変更内容を表示する。
 
セッション内 : 現在のセッションで行われたコンフィグレーションの変更を取り消す。
セッション外 : セッションのアクティブ化を取り消す。
検索置換
セッション内 : 環境値を検索および置換する。
セッション外 : 環境値を検索する (置換は無効)。
すべてのセッションを表示
セッション内、セッション外 : AquaLogic Service Bus Console 内に存在するセッションをすべて表示する。
セッションのアクティブ化
セッション内のみ : セッションをアクティブ化する。
タスクの詳細
セッション内 : 現在のセッションで行われた特定の変更内容の詳細を表示する。
セッション外 : 前のセッションのアクティブ化によって行われた特定の変更内容の詳細を表示する。

関連トピック

Change Center の使用

Change Center の使用

[Change Center] モジュールは、AquaLogic Service Bus Console を使用してコンフィグレーションを変更する場合の開始点になります。AquaLogic Service Bus Console を使用して変更を行うには、Change Center を使用してセッションを開始する必要があります。

Change Center を使用するには
  1. 左側のナビゲーション ペインで、[作成] をクリックしてセッションを作成します。セッションの名前は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下に表示されます。
  2. セッションを開始すると、AquaLogic Service Bus Console を使用して変更を行うことができます。たとえば、リソースの作成、編集、削除や、コンフィグレーションのインポートを行うことができます。

  3. AquaLogic Service Bus Console の関連するページで適切な変更を行います。
  4. 変更を行った各ページで [保存] をクリックします。現在のセッションでそれまでに行ったすべての変更内容が保存されます。
  5. 注意 : 左側のナビゲーション ペインで、セッション中の任意の時点で [破棄] をクリックすると、現在のセッションでそれまでに行った変更内容が削除されます。セッションも終了します。
  6. 変更を行ったら、Change Center で [アクティブ化] をクリックします。「セッションのアクティブ化」に進みます。
セッションの終了について

左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [終了] をクリックすると、任意の時点でセッションを終了できます。ただし、セッションが破棄されるわけではありません。左側のナビゲーション ペインで、[編集] をクリックすると、セッションに戻って変更を継続できます。これは、[ログアウト] をクリックしてコンソールからログアウトする場合やブラウザを終了する場合にも当てはまります。セッション、およびセッションで行ったすべての変更は、コンソールからログアウトした場合やサーバを再起動した場合でもそのまま残ります。

関連トピック

Change Center の概要

コンフィグレーションの変更内容の表示

タスクの取り消し

タスクの詳細の表示

すべてのセッションの表示

環境値の検索と置換

衝突の表示と解決

セッションのアクティブ化

[セッションのアクティブ化] ページでは、セッションをアクティブ化できます。このページは、Change Center で [アクティブ化] をクリックすると表示されます。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。

セッションをアクティブ化するには
  1. Change Center で [アクティブ化] をクリックします。[セッションのアクティブ化] ページが表示され、セッション名、ユーザ名、および説明のフィールドが示されます。
  2. 検証エラーが発生した場合は、セッションに検証エラーがあることを示すエラー メッセージが表示されます。手順 3 に進む前に、コンフィグレーションの衝突を表示し、修正します。衝突の修正の詳細については、「衝突の表示と解決」を参照してください。
  3. 注意 : すべての衝突を表示するまで、セッションをアクティブ化できません。既存の衝突を表示している間に新しい衝突が生じた場合は、アクティブ化する前に、新しい衝突を知らせるメッセージがポップアップします。
  4. [説明] フィールドに説明を入力します。この説明は、セッションのアクティブ化によって発生したコンフィグレーションの変更内容を表示するために [Change Center] で [変更の表示] をクリックした場合に、[説明] カラムに表示されます。
  5. [送信] をクリックして、セッションをアクティブ化します。待ち時間に新しい衝突が発生しなければ、セッションが終了し、コンフィグレーションがランタイムにデプロイされます。
注意 : セッションの作成と破棄は、システムの他のアクティビティとは関係なく実行されます。ただし、別のセッションのアクティブ化が処理中である場合、セッションのアクティブ化ページに、WebLogic Server の変更を保留しているユーザを示すエラーが表示されます。

関連トピック

コンフィグレーションの変更内容の表示

タスクの取り消し

タスクの詳細の表示

すべてのセッションの表示

環境値の検索と置換

衝突の表示と解決

コンフィグレーションの変更内容の表示

[コンフィグレーションの変更の表示] ページには、セッション内で作業を行う場合 (Change Center で [作成] または [編集] をクリックした場合) と、そうでない場合とで異なる情報が表示されます。セッション内の場合は、現在のセッションで行われたコンフィグレーションの変更内容が表示されます。詳細については、「セッション内で行われたコンフィグレーションの変更内容を表示するには」を参照してください。セッション外の場合は、現在までにセッションのアクティブ化によって発生したコンフィグレーションの変更内容が一覧表示されます。詳細については、「セッションのアクティブ化によって発生したコンフィグレーションの変更内容を表示するには」を参照してください。

セッション内で行われたコンフィグレーションの変更内容を表示するには
  1. まだセッションを作成していない場合は、左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [作成] をクリックして、現在のコンフィグレーションに変更を加えるための新しいセッションを作成します。詳細については、「Change Center の使用」を参照してください。
  2. コンフィグレーションに少なくとも 1 つの変更を加えます。
  3. 左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [変更の表示] をクリックします。[コンフィグレーションの変更の表示] ページには、現在のセッション中にコンフィグレーションに行った各変更に関する以下の情報が表示されます。
  4. 表 2-2 セッション内で行われたコンフィグレーションの変更内容
    プロパティ
    説明
    タスク
    実行されたタスクの説明。タスクは、[タスクの詳細] ページにリンクされている。詳細については、「タスクの詳細の表示」を参照。
    実行時間
    タスクが実行された日時。
    ユーザ
    変更を行ったユーザの名前。
    タスクの状態
    以下のタスクの状態。
    [完了] - タスクが完了したことを示す。
    [元に戻されました] - タスクが取り消されたことを示す。
    [アンドゥ完了] - 元に戻す操作が完了したことを示す。
    元に戻したユーザ
    タスクを元に戻したユーザの名前。タスクが元に戻されたことがない場合、フィールドには「None」が含まれる。
    オプション
    タスクの実行を取り消すには [元に戻す] アイコンをクリックする。
    セッション内で作業している間は、タスクを任意の順序で取り消すことができる。
    タスクを取り消すと、タスクの対象オブジェクトがタスクの実行前の状態に戻る。ただし、取り消すタスクの後に同じオブジェクトに対して実行されたタスクも取り消される。詳細については、「タスクの取り消し」を参照。

セッションのアクティブ化によって発生したコンフィグレーションの変更内容を表示するには
  1. セッション内で作業していないことを確認します。
  2. 左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [変更の表示] をクリックします。[コンフィグレーションの変更の表示] ページに、すでにアクティブ化した各セッションに関する以下の情報が表示されます。
  3. 表 2-3 アクティブ化されたコンフィグレーションの変更内容
    プロパティ
    説明
    タスク
    アクティブ化されたセッションの説明。タスクは、[タスクの詳細] ページにリンクされている。このページには、セッションで実行された操作が表示される。詳細については、「タスクの詳細の表示」を参照。
    説明
    アクティブ化されたセッションの追加説明 ([セッションのアクティブ化] ページを使用してセッションをアクティブ化したときに、説明を入力した場合)。
    実行時間
    セッションがアクティブ化された日時。
    ユーザ
    セッションをアクティブ化したユーザの名前。
    タスクの状態
    以下のセッションの状態。
    [アクティブ化されました] - セッションがアクティブ化されたことを示す。
    [元に戻されました] - セッションが取り消され、セッション内で実行された操作がすべて取り消されたことを示す。
    [アンドゥがアクティブ化されました] - 元に戻す操作がアクティブ化されたことを示す。
    [進行中] - セッションのアクティブ化に時間がかかるような場合、セッションのアクティブ化処理中に表示される。
    [失敗しました] - セッションのアクティブ化に失敗した場合に表示される。セッションのアクティブ化の失敗は AquaLogic Service Bus で認識されるが、セッション内の個別の更新で発生する失敗は認識されない。
    元に戻したユーザ
    このタスクを元に戻したユーザの名前。セッションのアクティブ化が元に戻されたことがない場合、フィールドには「None」が含まれる。
    オプション
    [元に戻す] アイコンをクリックすると、セッションのアクティブ化が取り消され、そのセッションで実行された操作が取り消される。セッションのアクティブ化は任意の順序で元に戻すことができる。
    [元に戻してセッションに移動] アイコンをクリックすると、セッションでアクティブ化した変更内容を取り消すために必要なタスクを入力済みの、新しいセッションが作成される。詳細については、「タスクの取り消し」を参照。

 


セッションのアクティブ化履歴のパージ

[コンフィグレーションの変更の表示] ページでは、開始日と終了日で区切られた特定の期間について、セッションのアクティブ化をパージすることができます。このアクションはセッション外でのみ可能です。

警告 : セッションのアクティブ化履歴のパージには、複数レベルの取り消しを可能にするデータの削除が含まれます。つまり、特定の期間について、セッションのアクティブ化履歴をパージすると、その期間中にアクティブ化されたセッションの取り消しはできなくなるということです。
セッションのアクティブ化履歴をパージするには
  1. アクティブなセッション内でないことを確認して、[変更の表示] をクリックします。[コンフィグレーションの変更の表示] ページが表示されます。
  2. [コンフィグレーションの変更の表示] ページで [日付によるパージ] をクリックします。[日付単位でのセッション アクティブ化履歴のパージ] ページが表示されます。
  3. MM/DD/YYYY の書式で開始日と終了日をそれぞれのフィールドに入力します。

指定された日付の間のすべてのセッションに関するセッションのアクティブ化履歴が、AquaLogic Service Bus から削除されます。

関連トピック

Change Center の概要

セッションのアクティブ化

すべてのセッションの表示

環境値の検索と置換

衝突の表示と解決

タスクの取り消し

[コンフィグレーションの変更の表示] ページでは、AquaLogic Service Bus コンフィグレーションで現在のセッション中に実行したタスクを取り消すことができます。また、セッションの外からもセッションのアクティブ化を取り消すことができます。AquaLogic Service Bus では、システム リソースの制約のみで、複数レベルのセッションのアクティブ化を取り消すことができます。このページの詳細については、「コンフィグレーションの変更内容の表示」を参照してください。

注意 : AquaLogic Service Bus バージョン 2.1 から 2.5 にアップグレードする場合、アップグレード前にアクティブ化したセッションを取り消すことはできません。アップグレード後にアクティブ化したセッションは、セッションのアクティブ化履歴で取り消すことができます。
セッション内のタスクを取り消すには
  1. セッション内にいることを確認します。
  2. 左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [変更の表示] をクリックします。[コンフィグレーションの変更の表示] ページが表示されます。
  3. 特定のタスクの [オプション] カラムで、[元に戻す] アイコンをクリックします。
  4. タスクが取り消されます。

注意 : 現在のセッションでの変更を取り消すことができます。その後で、元に戻す操作を取り消したり、元に戻す操作の取り消しをさらに取り消したりと、以前に遡って元に戻す操作を実行できます。
以前にアクティブ化したセッションを取り消すには
  1. セッション外にいることを確認します。
  2. 左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [変更の表示] をクリックします。[コンフィグレーションの変更の表示] ページが表示されます。
  3. 以下のいずれかを実行します。
    • 特定のタスクの [オプション] カラムで、[元に戻す] アイコンをクリックする。セッションのアクティブ化が取り消されます。
    • または

    • 特定のタスクの [オプション] カラムで、[元に戻してセッションに移動] アイコンを選択する。セッションでアクティブ化された変更を元に戻すために必要なタスクを入力済みの新しいセッションが作成されます。

タスクを取り消す順序

タスクはどのような順序で取り消すこともできます (個々の取り消し操作を行った結果、データが有効である場合)。取り消し操作によって、リソースの値が、そのリソースを変更する前の値に設定されます。

取り消そうとしているタスクがオブジェクトの作成タスクである場合は、オブジェクトを戻すことのできる前の状態がありません。つまり、このタスクを実行する前は、オブジェクト自体が存在していません。実際には、取り消し操作により、セッションから作成したオブジェクトが削除されます。この場合、削除されるオブジェクトを参照するオブジェクトにエラーが発生します。このようなエラーは、Change Center の [衝突の表示] ページで確認できます。

セッションで作業をしていない場合は、[コンフィグレーションの変更の表示] ページにアクセスして、以前にアクティブ化したセッションを確認できます。これらのセッションは取り消すことができます。セッションを取り消すことでランタイム コンフィグレーションでエラーが発生する場合は、以前にアクティブ化したセッションを取り消すことはできません。たとえば、セッションのアクティブ化を取り消すことによって、他のオブジェクトが参照するオブジェクトが削除対象になる場合は、この取り消し操作を実行できません。

注意 : 取り消し操作は元に戻すことができます。[[タスク] のアンドゥ] の [オプション] カラムで、[元に戻す] アイコンをクリックします。AquaLogic Service Bus は、無制限の取り消し機能を備えています。つまり、元に戻す操作の取り消しをさらに取り消すなど、以前に遡って取り消しを行うことができます。

元に戻してセッションに移動

注意 : セッションのアクティブ化を取り消すことによりセマンティクス エラーが発生する場合は、その取り消し操作を実行することはできません。しかし、この場合には別の方法を用いることができます。セッションのアクティブ化を取り消し、その変更結果を新しいセッションに移すという方法です。その後、セマンティクス エラーを修正し、セッションをアクティブ化します。この元に戻してセッションに移動する機能を使用して、セッションのアクティブ化を取り消した場合の結果を調べることも可能です。変更結果をすべて調べてから、取り消しを実行するかどうかを決定できます。実行する場合は、そのセッションをアクティブ化することができます。

関連トピック

Change Center の概要

Change Center の使用

セッションのアクティブ化

すべてのセッションの表示

環境値の検索と置換

衝突の表示と解決

タスクの詳細の表示

タスクの詳細の表示

[タスクの詳細] ページでは、セッション内の場合は、現在のセッションで変更した内容の詳細を表示できます。また、セッション外の場合は、以前にアクティブ化したセッションで変更した内容の詳細を表示できます。

タスクの詳細を表示するには
  1. [Change Center] モジュールの [コンフィグレーションの変更の表示] ページにある [タスク] カラムでタスク名をクリックします。[タスクの詳細] ページが表示され、タスクごとに以下の情報が表示されます。
  2. 表 2-4 タスクの詳細
    プロパティ
    説明
    タスク
    実行したタスクの種類。
    • 作成
    • 更新
    • 削除
    • 名前の変更
    • 移動
    リソースのタイプ
    以下のいずれかの種類のリソース。
    • ビジネス サービス
    • プロキシ サービス
    • WSDL
    • XML スキーマ
    • WS-Policy
    • XQuery
    • XSLT
    • MFL ファイル
    • サービス アカウント
    • アラート ルール
    • JNDI プロバイダ
    • SMTP サーバ
    • アラート送り先
    • JAR
    • POJO
    • プロキシ サービス プロバイダ
    • UDDI レジストリ
    リソース
    リソースの名前とパス。このパスは、プロジェクト名と、リソースが存在するフォルダ名である。

  3. [戻る] をクリックすると、[コンフィグレーションの変更の表示] ページに戻ります。

関連トピック

Change Center の概要

Change Center の使用

セッションのアクティブ化

コンフィグレーションの変更内容の表示

すべてのセッションの表示

環境値の検索と置換

すべてのセッションの表示

[すべてのセッションを表示] ページでは、AquaLogic Service Bus Console 内の既存のセッションをすべて表示できます。これらのセッションは、セッション内にいる場合にもセッション外にいる場合にも表示できます。

注意 : すべてのセッションを表示できるのは、管理者ロールを使用している場合だけです。
すべてのセッションを表示するには
  1. 左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [すべてのセッションを表示] をクリックします。既存のセッションごとに以下の情報が [すべてのセッションを表示] ページに表示されます。
  2. 表 2-5 セッションの詳細
    プロパティ
    説明
    セッション名
    セッションの名前。セッションにリンクされている。
    ユーザ
    セッションを作成したユーザの名前。
    作成時刻
    セッションが作成された日時。
    最終変更日
    セッション中に最後に変更が行われた日時。
    変更されたオブジェクト数
    セッション中に変更されたオブジェクトの数。

  3. 別のセッションに切り替えるには、該当するセッションの [セッション名] カラムのリンクをクリックします。
注意 : 同一ユーザが複数のブラウザからログインすることには対応していません。そのような操作を行うと、コンソールで予期できない動作が生じるおそれがあります。

関連トピック

Change Center の概要

Change Center の使用

セッションのアクティブ化

コンフィグレーションの変更内容の表示

環境値の検索と置換

衝突の表示と解決

環境値の検索と置換

[検索置換] ページでは、ドメイン間で異なる環境値を検索できます。環境値 (環境依存属性) とは、多くの場合ドメイン間でのコンフィグレーションの移動 (テスト環境から運用環境への移行など) に伴って変化する値で、コンフィグレーション データに含まれる特定の事前定義されたフィールドです。このリリースには 2 種類の環境値があります。その環境値は URI およびファイル名/ディレクトリ名で、ビジネス サービスやプロキシ サービスの定義内に存在します。環境値がその他の値と異なる点は、[検索置換] ページでまとめて値を変更できるということだけです。

注意 : コンフィグレーションをドメイン間で移動する際には、環境値以外にも多くのオブジェクトについて変更が必要となる場合があります。それらの値は個別の編集ページで変更する必要があります。

このページの動作は、セッション内で作業を行う場合と、そうでない場合とで異なります。セッション内の場合は環境値の検索および置換ができますが、セッション外の場合は [すべて置換] が無効になり、環境値の検索しか実行できません。

環境値を検索および置換するには
  1. [検索する値] フィールドに、検索する環境値を入力します。
  2. [検索] をクリックして、入力した値を含むコンフィグレーションの環境値のリストを表示します。
  3. 注意 : [オプション] チェックボックスを選択して、現在のセッションで変更された項目だけを検索したり、検索する環境値のタイプ ([URI]、[IMAP 移動先フォルダ]、[メール サーバ ホスト]、[JNDI プロバイダ URL]、[SMTP Server URL]、[UDDI Registry URL]、または [ファイル パス]) を指定することができます。

    [所有者] カラム、[種類] カラム、および [環境値] カラムを含む、関連する値のリストが表示されます。

  4. [置換する値] フィールドに、新しい環境値を入力します。
  5. 元の環境値を新しい値に置換するには、[すべて置換] をクリックします。
  6. [検索する値] フィールドに入力した環境値に一致するすべての値が、[置換する値] フィールドに入力した環境値に置換されます。

関連トピック

Change Center の概要

Change Center の使用

セッションのアクティブ化

コンフィグレーションの変更内容の表示

すべてのセッションの表示

タスクの詳細の表示

衝突の表示と解決

衝突の表示と解決

[衝突の表示] ページでは、コンフィグレーションのエラーに関する診断メッセージを表示できます。また、作業中のセッションと他のアクティブ化されたセッションとの間の衝突を表示して解決できます。衝突の表示のリンクでは、セッション中の現在の衝突の数も表示されます。

衝突の表示

  1. 左側のナビゲーション ペインで、[Change Center] の下にある [衝突の表示] をクリックします。[衝突の表示] ページに、衝突の種類に応じて次の 1 つ以上の項目が表示されます。
    • 同時更新 - 他のアクティブ化されたセッションと矛盾する変更を警告します。
    • 診断メッセージ - コンフィグレーション内の重大な衝突を通知します。
    • 情報メッセージ - コンフィグレーション内の重大な衝突以外を通知します。
    • 表 2-6 診断メッセージ
      プロパティ
      説明
      名前
      診断メッセージで参照されているリソース。そのリソースにリンクされている。
      パス
      リソースが存在する現在のプロジェクトとフォルダ。
      リソースのタイプ
      リソースの種類。
      メッセージ
      衝突の説明。衝突を解決するには、「衝突の解決」を参照。

  2. 特定の衝突の詳細を表示するには、その衝突の [名前] カラムのリンクをクリックします。
  3. セッションで変更を行ったオブジェクトが、現在のセッションの編集を開始してからランタイムで変更されている場合は、次の情報が表示されます。

    表 2-7 同時更新
    プロパティ
    説明
    名前
    衝突しているリソース。そのリソースにリンクされている。
    自分の変更内容
    セッションでこのオブジェクトに行った変更の説明。
    他のユーザの変更内容
    別のユーザのセッションでこのオブジェクトに行われた変更の説明。
    同期
    [同期] アイコンをクリックすると、このオブジェクトがランタイムで保存された状態に戻る。

衝突の解決

衝突を解決するには、[メッセージ] カラムに表示された情報を基に (表 2-6 を参照)、問題を理解し、衝突の原因となっているオブジェクトを編集して問題を修正します。

同時更新により衝突が発生した場合、つまり、別のセッションで変更およびアクティブ化されたリソースを現在のセッションで変更したことで衝突が発生した場合 (表 2-7 を参照)、次のいずれかの方法で衝突を解決できます。

セッションのアクティブ化には JMS エンドポイントの URI が使用可能であることが必要

別のサーバ (作業しているサーバ以外の単一サーバ、またはクラスタ内の管理対象サーバ) 上の JMS エンドポイントの URI を使用してセッションをアクティブ化する場合は、送り先サーバが使用可能であることを確認してください。

AquaLogic Service Bus では、JMS エンドポイントの URL が指定する送り先が到達不能な場合、プロキシ サービスを JMS 転送に登録できません。つまり、JMS サービスの場合、AquaLogic Service Bus は指定された接続ファクトリが存在するかどうかを確認し、存在しない場合はセッションのアクティブ化エラーが発生します。

関連トピック

Change Center の概要

Change Center の使用

セッションのアクティブ化

コンフィグレーションの変更内容の表示

すべてのセッションの表示

タスクの詳細の表示

環境値の検索と置換


  ページの先頭       前  次