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この節では、AquaLogic Service Bus 2.1 ドメインを 2.5 にインプレース アップグレードする方法について詳しく説明します。AquaLogic Service Bus 2.5 は、WebLogic Server 9.2 上で実行します。
アップグレード プロセスではウィザードが役立ちます。ただし、手動で実行する必要のある手順も存在します。
既存の 2.1 ドメイン (ドメイン内の各サーバに固有のドメインのすべての部分を含む) を手動でバックアップ (コピー) します。
注意 : | 大部分のドメイン ディレクトリには、ドメイン内のすべてのサーバに関する情報が含まれています。ただし、ドメイン内の servers サブディレクトリには、ドメイン内の各サーバのサブディレクトリ (通常、AdminServer およびすべての管理対象サーバのサブディレクトリ名) があります。このようなサブディレクトリには、対象のサーバに関する情報だけが含まれています。たとえば、個々のサーバのログ ファイルは、これらのサブディレクトリに格納されます。 |
2.1 のコンフィグレーションをエクスポートするには、次の手順に従います。
コンフィグレーションのエクスポートの詳細については、『AquaLogic Service Bus Console の使い方』の「システムの管理」を参照してください。
注意 : | デプロイメント MBean (DeploymentMBean ) を使用してコンフィグレーション データをエクスポートすることもできます。DeploymentMBean の使用については、AquaLogic Service Bus のデプロイメント ガイドの「AquaLogic Service Bus デプロイメント API の使用」および AquaLogic Service Bus の Javadoc を参照してください。 |
AquaLogic Service Bus 2.1 ドメインからコンフィグレーションを削除するには、次の手順に従います。
注意 : | 依存関係が存在する場合は、特定の順序でのリソースの削除、またはリソースではなくプロジェクトの削除が必要になることがあります。 |
AquaLogic Service Bus 2.1 ドメインを停止するには、次の手順に従います。
AquaLogic Service Bus Upgrade Wizard を実行して、AquaLogic Service Bus 2.1 ドメインをアップグレードします。
\weblogic92\common\bin\
に移動し、「upgrade-alsb.cmd
」と入力して〔Enter〕を押す。/weblogic92/common/bin/
に移動し、「upgrade-alsb.sh
」と入力して〔Enter〕を押す。注意 : | ドメインが無効な場合は、次のメッセージが表示されます。ドメイン コンフィグレーションを読み込めません。有効なドメイン ディレクトリとして認識されません。 アップグレード済みのドメインを選択した場合は、次のメッセージが表示されます。 選択したドメイン ディレクトリはすでに ALSB 2.5 ドメインです。アップグレードする必要はありません。 |
アップグレード プロセス時には、ウィザードによる変更に関する情報を示すメッセージが表示されます。アップグレード プロセスが完了すると、概要が表示されます。
新しくアップグレードされた AquaLogic Service Bus 2.5 ドメインを開始します。Windows の場合は、次のように選択します。
[スタート|すべてのプログラム|BEA Products|User Projects|domain_name|Start Server for AquaLogic Server Bus Domain]
ここで、domain_name は、ドメインの作成時に指定した名前を表します。
詳細については、BEA WebLogic Server 9.2 のドキュメントの「サーバの起動と停止 : クイック リファレンス」を参照してください。
注意 : | AquaLogic Service Bus 2.1 のコンフィグレーションは手順 3 で削除されたため、この段階では、ドメイン内にはデフォルトの AquaLogic Service Bus 2.5 のコンフィグレーションだけが存在します。 |
注意 : | この時点では、セッション内で作業する必要があります。 |
これで、ドメインの AquaLogic Service Bus 2.5 へのアップグレードは完了です。
AquaLogic Service Bus Console の使い方の詳細については、『AquaLogic Service Bus Console の使い方』を参照してください。その他のリソースについては、BEA AquaLogic Service Bus 2.5 のドキュメントを参照してください。
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