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Oracle Application Server インストレーション・ガイド
10gリリース2(10.1.2) for HP-UX Itanium and Linux Itanium
B15936-01
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D 削除および再インストール

この付録では、Oracle Application Serverの削除および再インストールのプロセスについて説明します。

D.1 新しいツール: Deconfigツール

Deconfigツールは、削除手順の一環として実行する必要があるツールです。このツールで、削除するOracle Application ServerインスタンスのOracleAS Metadata RepositoryおよびOracle Internet Directory内のエントリを削除します。

Deconfigツールを実行するには、ORACLE_HOME/bin/deconfig.plスクリプトでPerlインタプリタを実行します。Oracle Application Serverで用意されているPerlインタプリタを使用します。

prompt> cd $ORACLE_HOME/bin
prompt> $ORACLE_HOME/perl/bin/perl deconfig.pl [-u oid_user]
            [-w password] [-r realm] [-dbp sys_db_password]

パラメータを指定しないでツールを実行すると、必要な情報の入力を要求されます。

D.1.1 パラメータ

-u oid_user

Oracle Internet Directoryユーザーを指定します。

Oracle Internet Directoryユーザーは、単純なユーザー名または識別名(DN)を使用して指定できます。たとえば、単純なユーザー名はjdoe@mycompany.comと指定できます。この名前は、DNのcn=jdoe,l=us,dc=mycompany,dc=comに対応します。

Oracle Internet Directoryユーザーには、削除するOracle Application Serverインスタンスに構成されているコンポーネントを削除するための権限が必要です。これらの権限は、コンポーネントをインストールおよび構成するための権限と同じです。

たとえば、Oracle Delegated Administration ServicesおよびOracle Application Server Single Sign-Onが実行されているOracleAS Infrastructureインスタンスを削除する場合は、これらのコンポーネントを構成するための権限をユーザーが持っていることを確認します。

Oracle Internet Directoryのスーパーユーザーとしてツールを実行する場合は、orcladminではなく、cn=orcladminを使用します。これらは、異なるユーザーです。

-w password

Oracle Internet Directoryユーザーのパスワードを指定します。

-r realm

ユーザーの認証を行うレルムを指定します。この値は、Oracle Internet Directoryに複数のレルムが存在する場合にのみ必要です。

-dbp sys_db_password

データベース内のSYSユーザーのパスワードを指定します。これは、Oracle Internet Directoryで使用されるOracleAS Metadata Repositoryデータベースです。

この値は、Oracle Internet Directoryが構成されているIdentity Managementのみのインスタンスを削除する場合にのみ必要です。

必要がない場合にこのパラメータを指定しても、このパスワードの値は使用されません。

-helpまたは-h

-hまたは-helpパラメータを指定してDeconfigツールを実行し、ヘルプを表示することもできます。

D.1.2 Deconfigツールで生成されるログ・ファイル

Deconfigツールによって、ログのエントリが ORACLE_HOME/cfgtoollogs/DeconfigureWrapper.logファイルに書き込まれます。

D.2 削除手順の概要

次の手順に従って、Oracle Application Serverを削除します(詳細は、後述の項で説明します)。

  1. このインスタンスでDeconfigツールを実行します。

  2. インストーラを実行し、「製品の削除」をクリックします。

  3. 残りのすべてのファイルをクリーンアップします。

削除またはクリーンアップするアイテム

Oracle Application Server 10gリリース2(10.1.2)インスタンスを削除するには、表D-1に示すアイテムをクリーンアップする必要があります。この手順は、この付録の後半で説明します。

表D-1    削除するアイテム 
クリーンアップするアイテム  使用するツール 

Oracleホーム・ディレクトリのファイル 

インストーラ

インストーラによってすべてのファイルが削除されない場合は、rmコマンドを使用して残りのファイルを削除できます。 

インベントリ・ディレクトリ内の削除済インスタンスのエントリ 

インストーラ 

ファーム・ページのインスタンス名 

インストーラ 

/var/opt/oracleディレクトリまたは/etcディレクトリ内の削除済インスタンスのエントリ 

これらのエントリは手動で削除する必要があります。

参照:

  • 中間層を削除する場合は、手順7を参照してください。

 

Oracle Internet Directory内の削除済インスタンスのエントリ 

Deconfigツール 


注意

インストーラでは、個々のコンポーネントをカスタムで削除することはできません。 


D.3 中間層の削除

Oracle Application Server中間層を削除するには、次の手順を実行します。

  1. 削除するインスタンスをインストールしたオペレーティング・システム・ユーザーとしてログインします。

  2. 削除するインスタンスに関連付けられているプロセスをすべて停止します。

    プロセスの停止方法の詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』を参照してください。

  3. Deconfigツールを実行します。

    prompt> cd $ORACLE_HOME/bin
    prompt> $ORACLE_HOME/perl/bin/perl deconfig.pl [parameters]
    
    

    パラメータの詳細は、D.1項「新しいツール: Deconfigツール」を参照してください。

  4. インストーラを起動します。

    prompt> $ORACLE_HOME/oui/bin/runInstaller
    
    
  5. インストーラで次の手順に従います。

    1. 「ようこそ」画面: 「製品の削除」をクリックします。

    2. 「インベントリ」画面: 削除するインスタンスを選択して、「削除」をクリックします。

    3. 「確認」画面: 削除対象として選択したコンポーネントを確認します。「はい」をクリックして、続行します。

    4. 「削除の進行状況」画面: 削除の進行状況を監視します。

    5. 削除が完了したら、インストーラを終了します。

  6. 削除済インスタンスのOracleホーム・ディレクトリの残りのファイルをすべて削除します。

    prompt> rm -rf $ORACLE_HOME
    
    
  7. 削除した中間層の行を/etc/oratabファイルから削除します。

    ファイルの終わりにかけて、Oracleホーム・ディレクトリを指定する行を確認する必要があります。削除したOracleホームを表す行を削除します。たとえば、Oracleホームが/private1/j2eeである場合は、次のような行を確認できます。

    *:/private1/j2ee:N
    
    

D.4 ログ・ファイルで発生する害のないエラー

J2EE and Web Cacheインスタンスを削除した後、oraInstalltimestamp.errファイルにunable to delete fileエラーおよびunable to find make fileエラーが記録される場合があります。これらのエラー・メッセージは、次のように表示されます。

Ignoring Exception during de-install oracle.sysman.oii.oiil.OiilDeinstallException:
An error occurred during runtime. oracle.sysman.oii.oiil.OiilDeinstallException:
An error occurred during runtime.
...
Ignoring Exception during de-install oracle.sysman.oii.oiil.OiilDeinstallException:
Unable to delete file 
/home/j2ee/sysman/emd/targets.xml
oracle.sysman.oii.oiil.OiilDeinstallException: Unable to delete file
/home/j2ee/sysman/emd/targets.xml
at instantiateFileEx.deinstallAction(instantiateFileEx.java:935)
...
Ignoring Exception during de-installoracle.sysman.oii.oiil.OiilDeinstallException:
Unable to find make file:
/home/j2ee/network/lib/ins_net_client.mk
oracle.sysman.oii.oiil.OiilDeinstallException: Unable to find make file:
/home/j2ee/network/lib/ins_net_client.mk
at ssmakeux.deinstallAction(ssmakeux.java:246)
...

これらのエラー・メッセージには問題がないため、無視してもかまいません。

D.5 再インストール

インストーラでは、すでにOracle Application Serverインスタンスが含まれているディレクトリにOracle Application Serverインスタンスを再インストールすることはできません。同じディレクトリにOracle Application Serverを再インストールするには、依存のディレクトリを一度削除してから、インストールする必要があります。

関連項目

削除の一般的な問題については、付録F「トラブルシューティング」を参照してください。 


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