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Oracle Application Server Wireless開発者ガイド
10gリリース2(10.1.2)
B15742-02
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1 Oracle Application Server Wirelessの概要

項ごとに様々なトピックを記載しています。各項の内容は、次のとおりです。

1.1 OracleAS Wirelessの概要

OracleAS Wirelessは、Oracle Application Serverのワイヤレスとボイスに関するコンポーネントです。これを使用すると、企業およびサービス・プロバイダは、次のタイプのアプリケーションを効率的に作成、デプロイおよび管理できます。

OracleAS Wirelessは、Wirelessサービスを迅速に作成およびデプロイするためのサービス配信プラットフォームです。標準のインタフェースを使用して、モバイル・ネットワークをサード・パーティの開発者に公開します。この結果、ユーザー1人当たりの平均収益が向上します。OracleAS Wirelessは、WAP、SMS、MMS、ロケーションおよび音声など、すべての種類のモバイル・サービスを開発するための統一プラットフォームです。これを使用すると、システム総保有コスト(TCO)の低減につながります。

OracleAS Wirelessは、モバイル・ポータル、SMSサービス、J2MEプロビジョニング・サーバー、コンテンツ配信プラットフォーム、サード・パーティ統合プラットフォーム、メッセージ・ゲートウェイおよびロケーション・ゲートウェイを実行する際に使用できます。

OracleAS Wirelessコンポーネントは、グループに分けることができます。各グループは、優れたワイヤレス・アプリケーションの迅速な作成や、既存アプリケーションの管理とデプロイに役立ちます。

ワイヤレス・アプリケーションを構築するときは、Wireless Developer Kit(WDK)を活用してアプリケーションを作成し、JDeveloperや他の統合開発環境(IDE)でアプリケーションをテストできます。ワイヤレス・アプリケーションは、OracleAS Wirelessの完全インストールをシミュレートする開発用のPCまたはラップトップで実行できます。アプリケーションを作成する際は、OracleAS Wirelessの基本管理サービスを使用してこのアプリケーションをさらに拡張できます。基本管理サービスを使用すると、ロケーション認識、アラート、パーソナライズなどの優れた機能をワイヤレス・アプリケーションに簡単に追加できます。これらのサービスは、オープンな規格の簡単なWebサービスまたはJava APIで使用できます。Webクリッピングなどのその他のツールでは、既存のPCブラウザ・アプリケーションをワイヤレス・アプリケーションに変換できます。

OracleAS Wirelessでは、ワイヤレスとボイス・アプリケーションのデプロイも簡略化されます。ワイヤレス・アプリケーションを、Oracle JDeveloperからOracle Application Server環境に自動的にデプロイできます。Oracle Application Server環境にあるアプリケーションは、Webベースのアプリケーション開発者ツールを使用して、デプロイ用に登録できます。別のWebサーバーにあるアプリケーションも、(そのURLとともに)OracleAS Wirelessに登録して、すべてのユーザーにモバイル・アクセスを提供できます。無線環境(OTA)配信、ブラウザ・アクセス、ダウンロードなど、いくつかの柔軟な方法でアプリケーションをエンド・ユーザーに配信できます。

アプリケーションを作成してデプロイした後は、アクセス権限、ユーザーとグループまたはシステム全体の管理が必要となる場合があります。OracleAS Wirelessには、これらの各タスク用の完全なツールが、直感的なWebベース・ツールのセットで用意されています。

1.2 Oracle Application ServerとOracleAS Wirelessの管理

この開発者ガイドでは、OracleAS Wirelessの開発に関連したトピックについて説明します。ワイヤレス管理タスクの詳細は、『Oracle Application Server Wireless管理者ガイド』を参照してください。ワイヤレス以外の管理タスクの詳細は、Oracle Application Serverの次のマニュアルを参照してください。

1.3 OracleAS Wireless機能の特長

OracleAS Wirelessには、多くの機能と拡張機能が追加されています。その一部を次に示します。

1.3.1 マルチチャネル・サーバー

OracleAS Wirelessの中心機能はマルチチャネル・サーバーです。この機能を使用すると、SMS、音声アクセス、WAP、Pocket PCなどの複数の配信方法を使用してアプリケーションにアクセスできます。マルチチャネル・サーバーは、アプリケーションに対するインテリジェントなワイヤレス・プロキシとして機能することによって、開発を簡略化し、開発にかかる時間とコストを大幅に削減します。開発者は、多岐にわたるモバイル・デバイスやネットワークについて考慮する必要はなく、すべてのチャネルに対するアプリケーションを、将来も使用可能な1つのオープンな規格の言語で作成することに専念できるようになりました。新しいマルチチャネル・サーバーでは、以前のOracleAS Wirelessリリースの既存マルチチャネル機能が拡張されています。

XHTMLで作成されたアプリケーションは、マルチチャネル・サーバーを経由して、任意のデバイスおよびネットワーク用に変換されます。たとえば、マルチチャネル・サーバーを経由したXHTMLアプリケーションは、音声ダイアログを使用して電話でコールした場合はVoiceXMLに変換され、WAP電話でアクセスした場合はWMLに変換されます。

1.3.2 J2MEサポート

Oracle J2ME Developer's Kitには、モバイル・デバイス用に最適化された方法で、WebサービスをJ2MEデバイスに拡張する機能があります。

Java 2 Micro Edition(J2ME)では、オープンな規格のクライアント側の開発を可能にする、モバイル・デバイス用の軽量オペレーティング・システムが提供されます。大量のJ2ME対応電話が発売されているため、ベンダーは目的のモバイル・デバイスに対してJ2MEアプリケーションを効率的に作成、管理および配信する方法を必要としています。OracleAS Wirelessでは、J2MEアプリケーションの作成およびモバイル・デバイスへの配信をエンドツーエンドで完全にサポートします。J2MEサポートには、J2ME Developer's KitとJ2MEプロビジョニング・システムが含まれます。

ただし、モバイル・デバイスは処理能力に限界があるため、J2MEアプリケーションの難易度は制限されます。J2MEアプリケーションが複雑になると、デバイスでの使用に適さなくなります。優れたJ2MEアプリケーションを作成する1つの方法として、Webサービスを使用する方法があります。アプリケーションは、CPUに負荷のかかるロジックの一部をサーバー側のWebサービスにプッシュできます。ただし、J2MEデバイスからのWebサービスへのコールもCPUに非常に負荷がかかります。J2ME Developer's Kitを使用すると、J2MEアプリケーション開発者は、クライアント・スタブを使用し、Oracle Application ServerのJ2MEプロキシ・サーバーを介してWebサービスをコールできます。また、MIDlet開発者は、ネットワークが使用できない場合、リクエストとレスポンスのキャッシュなど、通信を最適化する組込み機能を利用できます。この場合は、ネットワーク接続が回復したときに、コールが自動的に再開されます。

J2MEアプリケーションをデプロイするために、OracleAS Wirelessは、そのプロビジョニング・システムを使用して、J2MEアプリケーションのデプロイ、管理および配信を効率化します。Webベースのアプリケーション管理によって、ユーザーはJ2MEアプリケーションを管理と安全な格納のためにアップロードできます。バイトコード・インスペクタは、不当なコンテンツについてアプリケーションを検証します。OracleAS Wirelessは、無線環境(OTA)をサポートし、ターゲットのユーザーやデバイスにアプリケーションを効率的に配信します。デジタル著作権管理(DRM)によって、J2MEアプリケーションの周囲にデジタル・レイヤーが追加され、アプリケーションを完全に制御するビジネス・ロジックがサポートされます。デジタル・ラッパーによって、請求方法とアプリケーションの存続期間の制御がサポートされます。

1.3.3 通知とマルチメディア・メッセージ

OracleAS Wirelessでは、アクション可能アラート、メッセージ適応およびフェイルオーバー配信制御に関する新機能が提供され、メッセージ機能がさらに強化されています。また、新機能であるMMS機能では、さらに豊富なメッセージ機能を使用できます。既存のメッセージ機能が拡張され、より柔軟なメッセージ・テンプレート、メッセージ偽装を防止するセキュリティ、メッセージ優先順位のサポート、およびさらに大量の通知を処理する機能が導入されています。

OracleAS Wirelessでは、グラフィックス、ビデオ、オーディオなどの豊富なモバイル・メッセージ用のマルチメディア・メッセージ(MMS)をサポートします。MMSメッセージは、SMILで固有に作成するか、またはオープンな規格のXHTMLで作成できます。XHTMLで作成されたメッセージは、OracleAS WirelessによってMMSと互換性のあるデバイス用に自動的に適応されます。この適応機能によって、メッセージは一度で記述され、すべてのターゲット・デバイスに対して自動的に最適化されます。

アクション可能アラートは、モバイル・デバイスとの間で応答ができる通知です。たとえば、株価アラートの場合は、目標価格に達した時点で、ユーザーに処置を促し株を売却できます。

ロケーションもアラートをトリガーできます。ロケーション・ベースのアラートでは、モバイル・ユーザーの現在のロケーションに基づいてアラート・メッセージが生成され、配信されます。たとえば、フィールド・サービス管理者は、緊急サービスをリクエストしている顧客の2マイル以内にサービス技術者がいる場合にアラートを受信します。

マルチメディア適応サービスもマルチチャネル・サーバーの新機能です。OracleAS Wirelessのマルチメディア適応サービスにより、イメージ、着信音、音声構文およびオーディオ/ビデオの各配信に関するデバイス固有の適応が可能になります。デバイスによって、サポートされるイメージ・フォーマット、および画面サイズや色の深度が異なります。リクエストに応じて、OracleAS Wirelessによるコンテンツ調整の一部では、デバイスに合せてイメージが動的に調整されます。着信音適応では、着信音データを、RTTTL、iMelody、MIDIなどの最も一般的な電話でサポートされているフォーマットに変換できます。着信音適応の柔軟なフレームワークによって、開発者は、着信音の新規フォーマット用のサポートを簡単に追加できます。

1.3.4 Wireless Developer Kit

Oracle Wireless Developer Kitは、ワイヤレスとボイス・アプリケーションを開発するためのフットプリントの小さいOracleAS Wireless開発環境です。この環境では、IDE、開発ツール、Webサービスまたはデバイス・シミュレータ(あるいはその組合せ)の使用に特別な柔軟性が提供され、開発プロセスが短縮されます。Wireless Developer Kitは、ワイヤレスとボイス・アプリケーションを作成およびテストするために、PCまたはラップトップ(接続または非接続)で使用できます。ワイヤレス・アプリケーションの作成とテストのために、Oracle Application Serverを完全にインストールする必要がなくなりました。Wireless Developer Kitは、音声、モバイル・ブラウザ、J2MEおよびメッセージの各アプリケーションの開発をサポートします。

オラクル社では、JDeveloper Wireless ExtensionというJDeveloper用バージョンのWireless Developer Kitを特別に用意しています。JDeveloperユーザーは、このJDeveloper Wireless Extensionを、コード・テンプレート、ウィザード、コード・インサイトおよびOracle Application Serverへの自動デプロイを備えた完全なワイヤレス開発に使用できます。

1.3.5 Webクリッピング

Wireless Webクリッピング・サーバーを使用すると、既存のWebコンテンツをクリップおよびスクレイプして、既存のPCブラウザ・ベースのアプリケーションを再利用するワイヤレス・アプリケーションを作成できます。Wireless Webクリッピング・サーバーは、多数のアプリケーションの作成に使用されます。それぞれのアプリケーションは、大規模な組織全体に散在する1つ以上のWebサイトからクリップおよびスクレイプされたWebコンテンツを表します。

Wireless Webクリッピング・サーバーには、次の機能があります。

  • フォーム・ベースとJavaScriptベースの送信、およびCookieベースのセッション管理付きのHTTP Basic認証とDigest認証など、様々な形式のログイン・メカニズムによるナビゲーション。

  • クリッピングのファジー・マッチング。Webクリッピングの順序がソース・ページ内で変更された場合やその文字フォント、サイズまたはスタイルが変更された場合、その変更は、Wireless Webクリッピング・サーバーによって正しく識別され、Wireless Webクリッピング・アプリケーションのコンテンツとして配信されます。

  • 広範囲にわたるWebコンテンツの再利用。このコンテンツには、HTML 4.0.1、JavaScript、アプレットで作成されたページの基本サポート、およびHTTP GETおよびPOST(フォーム送信)によって取得したプラグイン対応コンテンツが含まれます。

Wireless Webクリッピング・アプリケーションの定義はすべて、Oracle Application Server Infrastructureデータベースに永続的に格納されます。パスワードなどの保護情報は、データ暗号化規格(DES)に従い、Oracle暗号化テクノロジを使用して暗号化された形式で格納されます。

1.3.6 ロケーション・サービス

OracleAS Wirelessロケーション・サービスによって、すべてのロケーション・ベース・サービス(LBS)機能へのアクセスが提供されます。この機能には、オープンな規格による、ユーザー・ポジショニング、ジオコーディング、マッピング、運転方向、ビジネス・ディレクトリの参照などがあります。アプリケーションまたは一般的なクライアントは、インクルードWSDLを使用して、LBS Webサービスを起動できます。また、OracleAS Wirelessインスタンスは、サービス・プロバイダ・プロキシを使用することによって、LBS機能をさらに便利に使用できます。この結果、LBS機能を使用してアプリケーションを変更することなく、LBSプロバイダを切り替えることができます。

LBS機能は、APIのみでなく、OracleAS Wirelessツールを介しても使用可能にできます。LBS機能は、(ユーザーの現在のロケーション、およびプライバシ管理を提供する)モバイル・ポジショニングを可能にし、モバイル・ユーザーのロケーションをいつ誰に対して使用可能にするかを制御できます。モバイル・ポジショニングとロケーション情報のキャッシュは、システムまたは個々のユーザーによって使用可能または使用禁止にできます。ユーザーは、モバイル・ポジショニングへのアクセス権を、特定の日付範囲と指定した時間枠で他のユーザーまたはユーザー・グループ(コミュニティ)に付与できます。

OracleAS Wirelessロケーション・サービスでは、モバイル・ユーザー/デバイスが現在のロケーションをOracleAS Wirelessに送信することもできます。現在のロケーションは通常、GPSレシーバによって提供されます。この現在のロケーションは、その後、既存のモバイル・ポジショニングおよびプライバシ管理フレームワークを使用して問い合せることができます。ユーザーは、ロケーション・マーク機能を使用して、自分の位置を手動で選択することもできます。ロケーション・マークは、住所で指定される地点または都市、州、国で指定されるリージョンのいずれかです。

以前のリリースでは、ジオコーディング、マッピング、運転方向およびビジネス・ディレクトリの各サービスに対して、ユーザーは複数のコンテンツ・プロバイダを構成でき、プロバイダは、静的な順序付けまたはその可用性リージョンに基づいて選択されていました。このリリースでは、プロバイダのパフォーマンスと信頼性を監視し、選択基準を動的に調整する機能が追加されています。また、このリリースでは、管理者がシステム管理に利用できるパフォーマンス統計のログも記録されます。

1.4 モバイル・アプリケーション開発へのファスト・トラック

モバイル・アプリケーションを初めて開発する際には、Oracle Technology Network(http://www.oracle.com/technology)のMobile Technology Centerにアクセスしてください。Mobile Technology Centerには、チュートリアル、作成方法、およびマルチチャネル・ワイヤレスとボイスの各アプリケーションに関する最新情報が公開されています。

このマニュアルでは、様々なモバイル・デバイス向けのワイヤレスおよび音声のマルチチャネル・アプリケーションの開発方法に関する情報と手順を説明します。必要な情報を検索しやすくするため、表1-1では、開発するモバイル・アプリケーションのタイプ別に参照する章をまとめて示しています。

表1-1 Wirelessの開発パス

開発タイプ 参照先

PDAおよびスマートフォン向けのブラウザ・ベースのワイヤレス・アプリケーション

JDeveloper Wireless ExtensionをIDEとして使用する方法については、第3章「JDeveloper Wireless Extension」を参照してください。

XHTML Mobile ProfileまたはOracleAS Wireless XMLを使用したモバイル・アプリケーションの開発方法については、第7章「モバイル・ブラウザおよびボイス・アプリケーションの作成」(特に7.4項7.5項)を参照してください。

Oracle Application Server Controlコンソールからテスト済のJ2EEアプリケーションをデプロイする方法は、『Oracle Application Server Containers for J2EEユーザーズ・ガイド』の第2章「構成およびデプロイ」を参照してください。

マルチチャネル・サーバーからワイヤレス・ブラウザ・アプリケーションにアクセスする方法については、9.4項を参照してください。

Oracle Application Server WirelessでPDAまたはWAPゲートウェイが動作するよう構成する方法は、『Oracle Application Server Wireless管理者ガイド』の「ブラウザ・ベース・アプリケーション用のWirelessの構成」を参照してください。

ボイス・アプリケーション

JDeveloper Wireless ExtensionをIDEとして使用する方法については、第3章「JDeveloper Wireless Extension」を参照してください。

OracleAS Wireless XMLを使用したボイス・アプリケーションの開発方法については、第7章「モバイル・ブラウザおよびボイス・アプリケーションの作成」(特に8.5項)を参照してください。

Oracle Application Server Controlコンソールからテスト済のJ2EEアプリケーションをデプロイする方法は、『Oracle Application Server Containers for J2EEユーザーズ・ガイド』の第2章「構成およびデプロイ」を参照してください。

マルチチャネル・サーバーからボイス・アプリケーションにアクセスする方法については、9.4.2項を参照してください。

Oracle Application Server Wirelessでボイス・ゲートウェイを構成する方法は、『Oracle Application Server Wireless管理者ガイド』の「ボイス・アプリケーション用のWirelessの構成」を参照してください。

メッセージ・デバイス(SMS、電子メール、IMなど)用の非同期アプリケーション

JDeveloper Wireless ExtensionをIDEとして使用する方法については、第3章「JDeveloper Wireless Extension」を参照してください。

XHTML MOBILE PROFILEまたはOracleAS Wireless XMLを使用したモバイル・アプリケーションの開発方法については、第7章「モバイル・ブラウザおよびボイス・アプリケーションの作成」(特に8.4項と8.5項)を参照してください。

Oracle Application Server Controlコンソールからテスト済のJ2EEアプリケーションをデプロイする方法は、『Oracle Application Server Containers for J2EEユーザーズ・ガイド』の第2章「構成およびデプロイ」を参照してください。

マルチチャネル・サーバーから非同期アプリケーションにアクセスする方法については、9.4.2項を参照してください。

必要なメッセージ・デバイスからアプリケーションにアクセスするアクセス・ポイントを作成および構成する方法は、『Oracle Application Server Wireless管理者ガイド』の「非同期対応アプリケーション用のOracleAS Wirelessの構成」を参照してください。

モバイル・メッセージ機能を持つアプリケーションの拡張

開発の手順については、第10章「メッセージ・アプリケーションの作成」を参照してください。

モバイル・メッセージ用にOracleAS Wirelessを使用する方法は、『Oracle Application Server Wireless管理者ガイド』の「通知用のOracleAS Wirelessの構成」を参照してください。

ロケーション関連機能(ポジショニング情報、運転方向、マッピング、およびビジネス・ディレクトリ)を持つアプリケーションの拡張

ロケーション・ベースの開発の手順については、第15章「ロケーション・サービスの使用」を参照してください。

事前に定義した条件に基づいて通知メッセージを配信するモバイル通知サービス

概念的な情報については、第11章「通知エンジン」を参照してください。

アラート・サービスを管理する方法は、『Oracle Application Server Wireless開発者ガイド』の第4章「サービスの開発」を参照してください。

通知用にOracleAS Wirelessを使用する方法は、『Oracle Application Server Wireless管理者ガイド』の「通知用のOracleAS Wirelessの構成」を参照してください。