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Oracle BPEL Process Managerインストレーション・ガイド
10gリリース2(10.1.2) for Solaris Operating System(SPARC), Linux x86 and Microsoft Windows
B28564-02
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1 Oracle BPEL Process Managerの概要

この章では、Oracle BPEL Process Managerのコンポーネントおよびインストール・シナリオの概要を説明します。

この章の内容は次のとおりです。

1.1 Oracle BPEL Process Managerコンポーネントの概要

Oracle BPEL Process Managerは、BPELプロセスの設計、デプロイおよび管理のためのユーザーフレンドリで信頼性の高いソリューションを提供します。Oracle BPEL Process Managerのインストール時には、表1-1に示す2つのインストール・タイプが提供されます。

表1-1 Oracle BPEL Process Managerのインストール・タイプ

インストール・タイプ 説明
Oracle BPEL Process Manager for Developers BPELプロセスの設計および実行用に単一の環境を提供します。含まれるコンポーネントは、JDeveloper BPEL DesignerとBPEL Process Managerです。このインストール・タイプは、埋込みOracle Application Server Containers for J2EE(OC4J)によって構成され、WindowsでのみOracle Database Liteをデータベースとして使用します。
Oracle BPEL Process Manager for OracleAS Middle Tier BPELを使用して設計されたプロセスを実行するための標準ベースの環境を提供します。このランタイム環境には、Oracle BPEL Server、Oracle BPEL Console、ランタイム・サービスおよびアダプタが含まれます。このインストール・タイプでは、選択したOracleホームにOracle Application Server 10g J2EE中間層がすでにインストールされている必要があります。

Oracle BPEL Process Managerは、図1-1に示した主要コンポーネントで構成されています。Oracle BPEL Process Managerでは、Oracle BPEL Serverにデプロイされた標準BPELプロセスが実行されます。

図1-1 Oracle BPEL Process Managerのコンポーネント

xipig003.gifの説明が続きます
図xipig003.gifの説明

次のコンポーネントは、Oracle BPEL Process Managerに付属しています。


関連資料:

  • 『Oracle BPEL Process Manager開発者ガイド』

  • 『Oracle BPEL Process Managerクイック・スタート・ガイド』

  • 『Oracle BPEL Process Manager Order Bookingチュートリアル』

  • 『Oracle Application Server Adapters for Files, FTP, DatabasesおよびEnterprise Messagingユーザーズ・ガイド』

  • http://www.oracle.com/technology/bpel


1.2 Oracle BPEL Process Managerのインストール・シナリオ

インストール・シナリオは、次の項で説明します。


注意:

その他のインストール構成については、次のものを参照してください。

1.2.1 シナリオ1: Oracle BPEL Process Manager for Developers

Oracle BPEL Process Manager for Developersは、設計およびスタンドアロン・テスト環境を提供します。このシナリオでは、プロセスを設計し、本番前のデプロイおよびテストを実行します。本番バージョンをデプロイする準備ができたら、OracleAS Middle Tierのシナリオを使用して、BPELプロセスをデプロイします。

「BPEL Process Manager for Developers」を選択すると、次のコンポーネントがインストールされます。

  • JDeveloper BPEL Designer

  • Oracle BPEL Server

  • Oracle BPEL Console

  • Oracle Database Lite(Windows上のみ)

1.2.2 シナリオ2: Oracle BPEL Process Manager for OracleAS Middle Tier

Oracle BPEL Process Manager for OracleAS Middle Tierは、BPELプロセスを実行する堅牢な本番コンポーネントを提供します。

「BPEL Process Manager for OracleAS Middle Tier」を選択すると、次のコンポーネントがインストールされます。

  • Oracle BPEL Server

  • Oracle BPEL Console

デハイドレーション・ストア・データベース・オプション

Oracle BPEL Process Managerは、デハイドレーション・ストア・データベースを使用して、長時間実行プロセスの状態を自動的に持続させます。Oracle BPEL Process Manager for OracleAS Middle Tierをインストールする場合、デハイドレーション・ストア・データベースを設定するための次のオプションがあります。

  1. インストール前に、Oracle Application Server Metadata Repository作成アシスタントを実行して、Oracle DatabaseをOracle BPEL Process Managerで使用できるように構成。

  2. Oracle Application Server Infrastructureでインストールされた既存のOracle Application Server Metadata Repository 10.1.2.0.2を使用。このとき、アップグレード・スクリプトを使用してBPELスキーマのバージョンをアップグレードする必要があります(詳細は後述)。

オプションを図1-2に示します。

図1-2 デハイドレーション・ストア・オプション

bpmig002.gifの説明が続きます
図bpmig002.gifの説明

Microsoft SQL Serverをデハイドレーション・ストア・データベースとして使用できるようになりました。


関連項目:

Microsoft SQL Serverをデハイドレーション・ストアとして使用する方法は、付録A「Microsoft SQL Serverをデハイドレーション・ストアとして使用」を参照してください。

Oracle Identity ManagementのあるOracleAS Middle Tier

Oracle Identity ManagementのあるOracle BPEL Process Manager for OracleAS Middle Tierは、BPELプロセスを実行する堅牢な本番プラットフォーム、およびOracle Internet Directoryを含む統合セキュリティ・インフラストラクチャを提供します。

プロセッサ・ファームへのOracle BPEL Process Manager for OracleAS Middle Tierのインストール

プロセッサ・ファームにOracle BPEL Process Manager for OracleAS Middle Tierをインストールする方法は、『Oracle BPEL Process Manager管理者ガイド』を参照してください。

1.3 Oracle BPEL Process Managerのシステム要件

この項では、Oracle BPEL Process Managerのオペレーティング・システム要件およびデータベース要件を説明します。


注意:

ここに記載されている情報は、このマニュアルのリリース時点でサポートされているプラットフォームを反映しています。サポートされるプラットフォームの最新リストは、Oracleユーザーに公開されているOracle Metalink(http://metalink.oracle.com/)の「Certify」を参照してください。

1.3.1 Oracle BPEL Process Managerのプラットフォーム要件

表1-2は、Oracle BPEL Process Managerのハードウェア要件およびメモリー要件を説明しています。

表1-2 Oracle BPEL Process Managerのシステム要件

要素 要件
オペレーティング・システム
  • Sun SPARC Solarisバージョン8、9または10

    関連資料: 必須のオペレーティング・システムのパッチ、パッケージ、スワップ領域の要件、およびカーネル・パラメータの設定については、『Oracle Application Serverインストレーション・ガイドfor Solaris Operating System(SPARC)』を参照してください。

  • Red Hat Enterprise Linux AS/ES 2.1、3.0および4.0

  • SUSE Linux Enterprise Server 8および9



    関連資料: 必須のオペレーティング・システムのパッチ、パッケージ、スワップ領域の要件、およびカーネル・パラメータの設定については、『Oracle Application Serverインストレーション・ガイドfor HP-UX PA-RISC(64-bit) and Linux x86』を参照してください。

  • Windows 2000 Service Pack 3

  • Windows Server 2003 Service Pack 1

  • Windows XP



    関連資料: プロセッサ、TEMPディレクトリ、仮想メモリー、スワップ領域の要件については、『Oracle Application Serverインストレーション・ガイドfor Microsoft Windows』を参照してください。



    注意: この表にないオペレーティング・システムのサポートについては、Oracle Metalink(http://metalink.oracle.com)の「Certify」セクションを参照してください。この表になく、「Certify」にサポート対象として記載されているUNIXベースのオペレーティング・システムの場合、必須のオペレーティング・システムのパッチ、パッケージ、スワップ領域の要件、およびカーネル・パラメータの設定については、このマニュアルのUNIXに関する説明、およびオペレーティング・システムに対応するOracle Application Serverのインストレーション・ガイドを参照してください。Oracle BPEL Process Manager for OracleAS Middle Tierは、「Certify」に記載されているすべてのオペレーティング・システムでサポートされます。Oracle BPEL Process Manager for Developersは、Sun SPARC Solaris、Linux x86およびMicrosoft Windowsでのみサポートされます。

メモリー 512MB以上のRAM(1GBを推奨)
ディスク領域 Oracle BPEL Process Manager for Developersの場合
  • 600MB

Oracle BPEL Process Manager for OracleAS Middle Tierの場合

  • 200MB

スワップ領域 1535MB以上
モニター 256色以上の表示

1.3.2 Oracle BPEL Process Manager用にサポートされているデータベース

表1-3は、Oracle BPEL Process Managerインストール用にサポートされているデータベースの情報を示しています。

表1-3に示した要件を満たしていれば、既存のOracle Databaseを使用できます。

表1-3 サポートされているデータベース

データベース Oracle BPEL Process Manager for Developers Oracle BPEL Process Manager for OracleAS Middle Tier
Oracle Database Lite Windowsインストールの場合のみ組込み。データベースをインストールする必要はありません。

この項のマルチバイト・キャラクタ・セットのサポートに関する注意を参照してください。

非対応
Oracle Database 10gリリース10.1.0.4、10.1.0.5または10.2 UNIXインストールに推奨。 推奨
Oracle9i Database サポート。 サポート
Microsoft SQL Server
サポート。 サポート


注意:

Oracle Database Liteでは、現在のところマルチバイト・キャラクタ・セットがサポートされていません。この制限は、Windowsプラットフォーム上のOracle BPEL Process Manager for Developersにのみ当てはまります。

したがって、ロケールでマルチバイトのサポートが必要な場合は、Oracle Database Liteではなく、Oracle Databaseを使用してください。



関連資料:

  • 使用するリリースのOracle Databaseに必要なパッチについては、OracleMetalinkhttp://metalink.oracle.com/)で「Patches & Updates」を参照してください。

  • Oracle Application Server Metadata Repositoryデータベースのサポート状況については、使用システムのOracle Application Serverのインストレーション・ガイドを参照してください。

  • 付録A「Microsoft SQL Serverをデハイドレーション・ストアとして使用」


1.3.3 Oracle BPEL Console用にサポートされているWebブラウザ

Oracle BPEL Consoleでは、次のブラウザがサポートされています。

  • Internet Explorer 6.0 Service Pack(SP)2

  • Mozilla Firefox 1.0.7


注意:

WebブラウザでCookieが使用可能であることを確認してください。Oracle BPEL Consoleのキャッシング・メカニズムでは、ユーザー・セッションの識別にCookieが使用されます。

1.4 Oracle Application Server PortalおよびOracle BPEL Portlets

Oracle BPEL Portletsは、Oracle BPEL Consoleレポート・ポートレットおよびOracle BPEL Worklist Applicationポートレットで構成されています。Oracle BPEL Portletsを使用するには、次のインストール・タイプをインストールする必要があります。


関連資料:

ポートレットのデプロイに関する追加情報は、『Oracle BPEL Process Manager開発者ガイド』のOracle BPEL Portletsの項を参照してください。

1.5 Oracle BPEL Process ManagerおよびOracle Application Server Integration B2B

B2B WSILブラウザを使用すると、Oracle BPEL Process ManagerをOracle Application Server Integration B2Bと相互的に運用できます。このブラウザは、次のOracle Application Server Integration B2Bインストール・ディレクトリにあるB2B-BPEL.zipファイルから入手できます。

Oracle_Home\ip\install

関連資料:

  • B2B WSILブラウザのインストール方法は、B2B-BPEL.zipファイルのREADME.txtファイルを参照してください。

  • 『Oracle Application Server Integration B2Bユーザーズ・ガイド』