WebLogic のアプリケーション環境のアップグレード

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WebLogic ドメイン ディレクトリ構造の強化

WebLogic Server 9.0 から、WebLogic ドメイン ディレクトリ構造は次のように強化されました。

WebLogic Server では、ドメイン ディレクトリ構造が強化されただけではなく、サーバ コンフィグレーションの変更を管理するためのユーティリティがサポートされるようになりました。このツールにより、コンフィグレーションの変更をドメイン全体にわたってセキュアで確実に適用することができます。詳細については、『ドメインのコンフィグレーションについて』の「コンフィグレーションの変更の管理」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs100/domain_config/changes.html) を参照してください。

WebLogic Server のドメイン ディレクトリ構造の詳細については、『ドメインのコンフィグレーションについて』の「ドメイン コンフィグレーション ファイル」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs100/domain_config/config_files.html) を参照してください。

図 C-1 は、WebLogic Server 10.0 と WebLogic Server 8.1 のドメイン ディレクトリ構造の違いを示しています。

図 C-1 WebLogic Server 10.0 のディレクトリ構造と WebLogic Server 8.1 のディレクトリ構造

WebLogic Server 10.0 のディレクトリ構造と WebLogic Server 8.1 のディレクトリ構造

以下の節では、WebLogic Server 8.1 と 7.0 のドメイン ディレクトリ構造について説明します。

WebLogic Server 8.1 のドメイン ディレクトリ構造

WebLogic Server 8.1 の環境では、コンフィグレーション ウィザードで作成されたドメイン ディレクトリ構造の内容は以下のとおりです。

ドメイン内のサーバ インスタンスを初めて起動すると、ドメイン ディレクトリに以下のサブディレクトリが作成されます。

WebLogic Server 8.1 のドメイン ディレクトリ構造の詳細については、『WebLogic Server のコンフィグレーションと管理』の「WebLogic Server ドメインの概要」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/adminguide/overview_domain.html) を参照してください。デフォルトのコンフィグレーション テンプレートのディレクトリ構造の概要については、『コンフィグレーション ウィザードの使い方』の「テンプレート リファレンス」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/confgwiz/tempref.html) を参照してください。

WebLogic Server 7.0 のドメイン ディレクトリ構造

WebLogic Server 7.0 の環境では、ドメイン ディレクトリ構造のルート ディレクトリは、mydomainpetstore など、ドメインと同じ名前を持つディレクトリです。ルート ディレクトリには以下を格納します。

ドメイン内のサーバ インスタンスを初めて起動すると、ドメイン ディレクトリに以下のサブディレクトリが作成されます。

次のサンプル ツリーは、mydomain というドメイン ディレクトリに作成されているディレクトリを示しています。

WebLogic Server 7.0 のドメイン ディレクトリ構造の詳細については、『WebLogic Server ドメイン管理』の「WebLogic Server ドメインの概要」(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs70/admin_domain/overview.html) を参照してください。


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