コンフィグレーション ウィザードの使い方
テンプレート リファレンス
この節では、次のトピックについて説明します。
コンフィグレーション テンプレートと拡張テンプレートの定義
テンプレートは、ドメインの作成や更新に必要なファイルおよびスクリプトが格納された JAR (Java Archive) ファイルです。コンフィグレーション ウィザードでは、以下の 2 種類のテンプレートを使用します。
コンフィグレーション テンプレート - インフラストラクチャ コンポーネント、アプリケーション、サービス、セキュリティ オプション、一般環境とオペレーティング システムのオプションなど、ドメイン内のリソース一式を定義します。この種類のテンプレートは、ドメインの作成に使用されます。BEA では、以降の節で説明している定義済みのコンフィグレーション テンプレートを用意しています。
拡張テンプレート - 既存のドメインの拡張に使用できる、JDBC コンポーネント、JMS コンポーネントなどのアプリケーションやサービスと、起動クラスおよび停止クラスを定義します。BEA では、以降の節で説明している定義済みの拡張テンプレートを用意しています。
コンフィグレーション テンプレート リファレンス
WebLogic Platform では、製品と一緒にインストールされる、定義済みのコンフィグレーション テンプレートを利用できます。コンフィグレーション ウィザードをエクスプレス モードまたはカスタム モードで実行し、定義済みのコンフィグレーション テンプレートを選択して使用することにより、WebLogic ドメインを容易に作成できます。
注意 : Basic WebLogic Integration Domain、Basic WebLogic Platform Domain、および Basic WebLogic Portal Domain コンフィグレーション テンプレートは、初期の製品リリース以降変更されています。このため、コンフィグレーション ウィザードを使用してドメインを作成した場合は、現在のインストールで提供されたコンフィグレーション テンプレート、ドメインから作成されたカスタム テンプレート、または現在のインストールのテンプレートを使用する必要があります。現在のサービス パックよりも以前のサービス パックで提供されたコンフィグレーション テンプレートを使用して作成されたドメインをアップグレードしてください。ドメインのアップグレード方法の詳細については、『WebLogic Platform 8.1 へのアップグレード』(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs81/upgrade/index.html) を参照してください。
コンフィグレーション テンプレートの場所
デフォルトでは、WebLogic Platform のインストールに付属する定義済みのコンフィグレーション テンプレートは、以下のディレクトリにすべて格納されます。
WL_HOME
\common\templates\domains
コンフィグレーション テンプレートの概要
以下の表は、コンフィグレーション テンプレートの概要を示しています。
注意 : 定義済みのコンフィグレーション テンプレートが利用可能かどうかは、インストールされている WebLogic Platform コンポーネントによって決まります。それぞれのテンプレートに必要な WebLogic Platform コンポーネントは、以下の表で確認できます。
表 16-1 コンフィグレーション テンプレートの概要
テンプレート
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必要な WebLogic Platform コンポーネント
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ファイル名
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説明
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Avitek Medical Records Sample Domain
|
WebLogic Server
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medrec.jar
|
インストールしたキットの外部に Avitek Medical Records ドメインを作成する。このドメインは、J2EE プラットフォーム全般について簡潔に説明する、WebLogic Server のサンプル アプリケーション スイート。
|
Basic WebLogic Integration Domain
|
WebLogic Integration、
WebLogic Workshop、
WebLogic Server
|
wli.jar
|
WebLogic Integration ソリューションの開発をサポートするドメインを作成する。
注意 : WebLogic Server Process Edition ソリューションの開発をサポートするドメインを作成する場合は、Basic WebLogic Integration Domain テンプレートを使用する。WebLogic Server ベースのドメインがすでにある場合は、WebLogic Integration 拡張テンプレートを使用して、WebLogic Server Process Edition に必要なリソースを組み込むようにそのドメインを拡張できる。
|
Basic WebLogic Platform Domain
|
WebLogic Platform (全コンポーネントのインストールが必要)
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platform.jar
|
WebLogic Platform のすべてのコンポーネントを使用して、アプリケーションの開発をサポートするドメインを作成する。
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Basic WebLogic Portal Domain
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WebLogic Portal、
WebLogic Workshop、
WebLogic Server
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wlp.jar
|
WebLogic Portal ソリューションの開発をサポートするドメインを作成する。
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Basic WebLogic Server Domain
|
WebLogic Server
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wls.jar
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サンプル アプリケーションを含まない、単純な WebLogic Server ドメインを作成する。
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Basic WebLogic Workshop Domain
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WebLogic Workshop、
WebLogic Server
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wlw.jar
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WebLogic Workshop ソリューションの開発をサポートするドメインを作成する。
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WebLogic Server Examples Domain
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WebLogic Server
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examples.jar
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インストールされたキットの外部に WebLogic Server Examples ドメインを作成する。このドメインは、個々の J2EE API のコーディングにおけるベスト プラクティスを示すサンプル集で構成される。
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以降の節では、それぞれのコンフィグレーション テンプレートで作成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルについて説明します。
Avitek Medical Records Sample Domain
Avitek Medical Records は、J2EE プラットフォーム全般について簡潔に説明する、WebLogic Server のサンプル アプリケーション スイートです。Avitek Medical Records Sample Domain コンフィグレーション テンプレートでは、インストールしたキットの外部に Avitek Medical Records ドメインを作成できます。このコンフィグレーション テンプレートは、WebLogic Server をインストールすると利用できます。
デフォルトでは、以下のアプリケーションとリソースが Avitek Medical Records Sample Domain で定義されます。
Avitek Medical Records サンプル アプリケーション
管理サーバ
JDBC 接続プールおよびデータ ソース
JMS サーバ、接続ファクトリ、キュー、およびデータ ストア
グループとロールが割り当てられた複数のユーザ
Windows の [スタート] メニューのエントリ
起動クラスと停止クラス
以下の表は、Avitek Medical Records Sample Domain コンフィグレーション テンプレートで生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルの定義を示しています。コンフィグレーション ウィザードでは、特に指定がない限り、デフォルトで BEA_HOME\
user_projects\domains\medrec
ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。
表 16-2 Avitek Medical Records Sample Domain のデフォルトのディレクトリ構造
ディレクトリまたはファイル
|
説明
|
_cfgwiz_donotdelete\
|
ドメインの作成および拡張をサポートするためにコンフィグレーション ウィザードで使用されるファイルを格納したディレクトリ。
|
applications\
|
作成するカスタム アプリケーションのファイルを格納したディレクトリ。
|
incoming\
|
Avitek Medical Records サンプルへの入力として使用する XML ファイルを格納したディレクトリ。
|
boot.properties
|
サーバの起動に必要なユーザ名やパスワードなど、サーバの起動プロパティを格納したファイル (暗号化形式)。このファイルは、起動モードとして開発モードを選択した場合にのみ生成される。
このファイルによって、サーバの起動サイクル時におけるユーザ名とパスワードの入力を省略できる。詳細については、次の URL にある Administration Console オンライン ヘルプの「サーバを起動および停止するためのユーザ名とパスワードの提示」を参照。 http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ ConsoleHelp/startstop.html# Providing_Usernames_and_Passwords_to_Start_a_Server
|
config.xml
|
管理サーバで使用されるコンフィグレーション情報を格納したファイル。詳細については、次の URL にある『コンフィグレーション リファレンス』を参照。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/config_xml/index.html
|
DefaultAuthenticatorInit.ldift 、
DefaultAuthorizerInit.ldift 、
DefaultRoleMapperInit.ldift
|
認証 (ユーザとグループ)、認可、ロール マッピングなどのブートストラップ処理で使用されるファイル。これらのファイルには、LDAP 固有の情報が収められている。
|
fileRealm.properties
|
互換性セキュリティの使用時にデフォルトのセキュリティ レルムで使用可能な ACL、ユーザ、およびグループを格納したファイル。
|
log4j.properties
|
Log4j で使用されるプロパティを格納したファイル。
|
pointbase.ini
|
PointBase JDBC データベースの初期化情報を格納したファイル。
|
SerializedSystemIni.dat
|
暗号化されたセキュリティ情報を格納したファイル。
|
setMedRecEnv.cmd 、
setMedRecEnv.sh
|
Windows および UNIX システムで Avitek Medical Records の開発環境をそれぞれ設定するスクリプト。
|
startManagedWebLogic.cmd 、
startManagedWebLogic.sh
|
Windows および UNIX システムで管理対象サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
startMedRecServer.cmd 、
startMedRecServer.sh
|
Windows および UNIX システムで MedRec 管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
startMedRecServerQS.cmd 、
startMedRecServerQS.sh
|
ドメイン用に内部的に使用されるスクリプト。これらのファイルは無視できる。
|
uninstallService.cmd
|
Windows サービスのアンインストールに使用するスクリプト。
|
Avitek Medical Records サンプルの詳細については、次の URL にある『アプリケーション サンプルおよびチュートリアル』を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/samples.html
Basic WebLogic Integration Domain
Basic WebLogic Integration Domain コンフィグレーション テンプレートを使用すると、サンプル アプリケーションをインストールすることなく WebLogic Integration の基本ドメインを作成できます。このテンプレートで作成したドメインは、WebLogic Server、WebLogic Workshop、および WebLogic Integration の実行時機能をサポートします。そのサポート対象には、J2EE アプリケーション、Web アプリケーション、Web サービス、カスタム コントロール、ビジネス プロセスなどがあります。このコンフィグレーション テンプレートで作成したドメインは、WebLogic Integration アプリケーションを開発する基盤として利用できます。Basic WebLogic Integration Domain コンフィグレーション テンプレートは、WebLogic Integration をインストールするか、または WebLogic Platform の全コンポーネントをインストールすると利用できます。
デフォルトでは、Basic WebLogic Integration Domain コンフィグレーション テンプレートを使用すると、必須コンポーネント (管理サーバと単一管理ユーザ) のみで構成されるドメインが生成されます。必要なアプリケーションは、このドメイン内で作成およびコンフィグレーションする必要があります。
注意 : WebLogic Server Process Edition ソリューションの開発をサポートするドメインを作成する場合は、Basic WebLogic Integration Domain テンプレートを使用します。WebLogic Server ベースのドメインがすでにある場合は、WebLogic Integration 拡張テンプレートを使用して、WebLogic Server Process Edition に必要なリソースを組み込むようにそのドメインを拡張できます。
以下の表は、Basic WebLogic Integration Domain コンフィグレーション テンプレートで生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルの定義を示しています。コンフィグレーション ウィザードでは、特に指定がない限り、デフォルトで BEA_HOME
\user_projects\domains\integration
ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。
表 16-3 Basic WebLogic Integration Domain のデフォルトのディレクトリ構造
ディレクトリまたはファイル
|
説明
|
BEA_HOME \user_projects\ applications\integration\
|
B2BDefaultWebApp アプリケーションのファイルと作成したカスタム アプリケーションのファイルを格納したディレクトリ。
|
_cfgwiz_donotdelete\
|
ドメインの作成および拡張をサポートするためにコンフィグレーション ウィザードで使用されるファイルを格納したディレクトリ。
|
logs\
|
ログ ファイルのプレースホルダとして機能するディレクトリ。
|
rmfilestore\
|
永続メッセージと恒久サブスクライバを格納する、ディスクベースの JMS ファイル ストアとして機能するディレクトリ。
|
script\
|
指定されたサービスおよびアプリケーションの対象に適切なサーバまたはクラスタを指定するスクリプトを格納したディレクトリ。このスクリプトは、サービスおよびアプリケーションの対象にクラスタを自動的に指定するコンフィグレーション ウィザードの機能を補足する。
|
wlai\
|
アプリケーション ビュー コントロールで使用される情報のプレースホルダとして機能するディレクトリ。
|
wliconfig\
|
アプリケーション統合デバッグのサポートに使用するファイルを格納したディレクトリ。
|
boot.properties
|
サーバの起動に必要なユーザ名やパスワードなど、サーバの起動プロパティを格納したファイル (暗号化形式)。このファイルは、起動モードとして開発モードを選択した場合にのみ生成される。
このファイルによって、サーバの起動サイクル時におけるユーザ名とパスワードの入力を省略できる。詳細については、次の URL にある Administration Console オンライン ヘルプの「サーバを起動および停止するためのユーザ名とパスワードの提示」を参照。 http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ ConsoleHelp/startstop.html# Providing_Usernames_and_Passwords_to_Start_a_Server
|
config.xml
|
管理サーバで使用されるコンフィグレーション情報を格納したファイル。詳細については、次の URL にある『コンフィグレーション リファレンス』を参照。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/config_xml/index.html
|
DefaultAuthenticatorInit.ldift 、
DefaultAuthorizerInit.ldift 、
DefaultRoleMapperInit.ldift
|
認証 (ユーザとグループ)、認可、ロール マッピングなどのブートストラップ処理で使用されるファイル。これらのファイルには、LDAP 固有の情報が収められている。
|
domain-info.xml
|
バージョン、タイプ、名前、作成者、説明、アイコン名など、ドメインに関する管理情報を格納したファイル。
|
fileRealm.properties
|
互換性セキュリティの使用時にデフォルトのセキュリティ レルムで使用可能な ACL、ユーザ、およびグループを格納したファイル。
|
installService.cmd
|
Windows サービスのインストールに使用するスクリプト。このスクリプトによって、これらのサービスのエントリが Windows レジストリ内に作成される。その結果、指定されたサービスが Windows システムを起動するたびに開始される。このスクリプトでは、次のサービスをインストールできる。
%USERDOMAIN_HOME%\setDomainEnv.cmd production nodebug
|
jws-config.properties
|
WebLogic Workshop 関連の JMS 情報を格納したファイル。
|
pointbase.ini
|
PointBase JDBC データベースの初期化情報を格納したファイル。
|
SerializedSystemIni.dat
|
暗号化されたセキュリティ情報を格納したファイル。
|
setDomainEnv.cmd 、
setDomainEnv.sh
|
Windows および UNIX システムで、WebLogic Integration ドメインの WebLogic Server の実行に必要なすべての環境変数と Java オプションを設定する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
startManagedWebLogic.cmd 、
startManagedWebLogic.sh
|
Windows および UNIX システムで管理対象サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
startPointBaseConsole.cmd 、
startPointBaseConsole.sh
|
Windows および UNIX システムで PointBase Console を起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
startWebLogic.cmd 、
startWebLogic.sh
|
Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
stopManagedWebLogic.cmd 、
stopManagedWebLogic.sh
|
Windows および UNIX システムで、指定した管理対象サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
stopWebLogic.cmd 、
stopWebLogic.sh
|
Windows および UNIX システムで管理サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
uninstallService.cmd
|
Windows サービスのアンインストールに使用するスクリプト。
|
URLs.dat
|
JDBC データベースの URL を格納したファイル。
|
webapp_build.xml
|
Web アプリケーションの作成に使用するプロジェクト情報を格納したファイル。
|
webappCompile.cmd 、
webappCompile.sh
|
Windows および UNIX システムで Web アプリケーションを EAR ファイルにコンパイルする際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
wli-config.properties
|
WebLogic Integration で使用されるドメイン固有のパラメータを格納したファイル。
|
workshop$1.wal
|
デフォルトのデータベース workshop のドメイン固有の PointBase データベース情報を格納したファイル。
|
workshop.dbn
|
デフォルトのデータベース workshop のドメイン固有の PointBase データベース情報を格納したファイル。
|
workshop.properties
|
WebLogic Workshop で使用されるドメイン固有のパラメータを格納したファイル。
|
Basic WebLogic Platform Domain
Basic WebLogic Platform Domain コンフィグレーション テンプレートでは、WebLogic Platform コンポーネントを使用して、アプリケーションの開発をサポートするドメインを作成できます。このテンプレートは、WebLogic Platform をインストールすると利用できます。
以下の表は、Basic WebLogic Platform Domain コンフィグレーション テンプレートで生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルの定義を示しています。コンフィグレーション ウィザードでは、特に指定がない限り、デフォルトで BEA_HOME
\user_projects\domains\platform
ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。
表 16-4 Basic WebLogic Platform Domain のデフォルトのディレクトリ構造
ディレクトリまたはファイル
|
説明
|
BEA_HOME \user_projects\ applications\platform\
|
B2BDefaultWebApp アプリケーションのファイルと作成したカスタム アプリケーションのファイルを格納したディレクトリ。
|
_cfgwiz_donotdelete\
|
ドメインの作成および拡張をサポートするためにコンフィグレーション ウィザードで使用されるファイルを格納したディレクトリ。
|
logs\
|
ログ ファイルのプレースホルダとして機能するディレクトリ。
|
rmfilestore\
|
永続メッセージと恒久サブスクライバを格納する、ディスクベースの JMS ファイル ストアとして機能するディレクトリ。
|
script\
|
指定されたサービスおよびアプリケーションの対象に適切なサーバまたはクラスタを指定するスクリプトを格納したディレクトリ。このスクリプトは、サービスおよびアプリケーションの対象にクラスタを自動的に指定するコンフィグレーション ウィザードの機能を補足する。
|
wlai\
|
アプリケーション ビュー コントロールで使用される情報を格納したディレクトリ。
|
wliconfig\
|
アプリケーション統合デバッグのサポートに使用するファイルを格納したディレクトリ。
|
boot.properties
|
サーバの起動に必要なユーザ名やパスワードなど、サーバの起動プロパティを格納したファイル (暗号化形式)。このファイルは、起動モードとして開発モードを選択した場合にのみ生成される。
このファイルによって、サーバの起動サイクル時におけるユーザ名とパスワードの入力を省略できる。詳細については、次の URL にある Administration Console オンライン ヘルプの「サーバを起動および停止するためのユーザ名とパスワードの提示」を参照。 http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ ConsoleHelp/startstop.html# Providing_Usernames_and_Passwords_to_Start_a_Server
|
config.xml
|
管理サーバで使用されるコンフィグレーション情報を格納したファイル。詳細については、次の URL にある『コンフィグレーション リファレンス』を参照。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/config_xml/index.html
|
create_db.cmd
create_db.sh
|
Windows および UNIX システムでデータベース オブジェクトを作成する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。デフォルトでは、create_db によって PointBase のデータベース オブジェクトが作成される。このスクリプトは、コンフィグレーション ウィザードとそのデータベース ロード機能から独立して管理される。このスクリプトでは、WebLogic Portal データベース オブジェクトを作成および更新するための代替方法を利用できる。
|
db_settings.properties
|
create_db で使用される 2 種類のデータを格納したファイル。このデータは、(a) データベース プロパティ (ドライバ、データベース、ユーザ名、パスワードなど) と (b) 接続プロパティ、およびコンポーネントレベルのテーブルのデータ ファイルの呼び出しに必要な情報。このファイルによって、WL_HOME \portal\db のどの SQL ファイルを処理するかが指定される。このファイルは、コンフィグレーション ウィザードから独立して管理される。
|
DefaultAuthenticatorInit.ldift 、
DefaultAuthorizerInit.ldift 、
DefaultRoleMapperInit.ldift
|
認証 (ユーザとグループ)、認可、ロール マッピングなどのブートストラップ処理で使用されるファイル。これらのファイルには、LDAP 固有の情報が収められている。
|
domain-info.xml
|
バージョン、タイプ、名前、作成者、説明、アイコン名など、ドメインに関する管理情報を格納したファイル。
|
fileRealm.properties
|
互換性セキュリティの使用時にデフォルトのセキュリティ レルムで使用可能な ACL、ユーザ、およびグループを格納したファイル。
|
installService.cmd
|
Windows サービスのインストールに使用するスクリプト。このスクリプトによって、これらのサービスのエントリが Windows レジストリ内に作成される。その結果、指定されたサービスが Windows システムを起動するたびに開始される。このスクリプトでは、次のサービスをインストールできる。
%USERDOMAIN_HOME%\setDomainEnv.cmd production nodebug
|
jws-config.properties
|
WebLogic Workshop 関連の JMS 情報を格納したファイル。
|
pointbase.ini
|
PointBase JDBC データベースの初期化情報を格納したファイル。
|
SerializedSystemIni.dat
|
暗号化されたセキュリティ情報を格納したファイル。
|
set-dbenv.cmd 、
set-dbenv.sh
|
Windows および UNIX システムにデータベース環境を設定する際に、create_db.cmd と create_db.sh でそれぞれ使用されるスクリプト。これらのファイルは、コンフィグレーション ウィザードで使用および管理されない。
|
setDomainEnv.cmd 、
setDomainEnv.sh
|
Windows および UNIX システムで、WebLogic Platform ドメインの WebLogic Server の実行に必要なすべての環境変数と Java オプションを設定する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
startManagedWebLogic.cmd 、
startManagedWebLogic.sh
|
Windows および UNIX システムで管理対象サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
startPointBaseConsole.cmd 、
startPointBaseConsole.sh
|
PointBase データベースのコンソールの起動に使用されるスクリプト。
|
startWebLogic.cmd 、
startWebLogic.sh
|
Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
stopManagedWebLogic.cmd 、
stopManagedWebLogic. sh
|
Windows および UNIX システムで、指定した管理対象サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
stopWebLogic.cmd 、
stopWebLogic.sh
|
Windows および UNIX システムで管理サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
uninstallService.cmd
|
Windows サービスのアンインストールに使用するスクリプト。
|
URLs.dat
|
JDBC データベースの URL を格納したファイル。
|
webapp_build.xml
|
Web アプリケーションの作成に使用するプロジェクト情報を格納したファイル。
|
webappCompile.cmd 、
webappCompile.sh
|
Windows および UNIX システムで Web アプリケーションを EAR ファイルにコンパイルする際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
wli-config.properties
|
WebLogic Integration で使用されるドメイン固有のパラメータを格納したファイル。
|
workshop$1.wal
|
デフォルトのデータベース workshop のドメイン固有の PointBase データベース情報を格納したファイル。
|
workshop.dbn
|
デフォルトのデータベース workshop のドメイン固有の PointBase データベース情報を格納したファイル。
|
workshop.properties
|
WebLogic Workshop で使用されるドメイン固有のパラメータを格納したファイル。
|
wsrpKeystore.jks
|
Java キーストア ファイル。
|
Basic WebLogic Portal Domain
Basic WebLogic Portal Domain コンフィグレーション テンプレートを使用すると、サンプル アプリケーションをインストールすることなく WebLogic Portal の基本ドメインを作成できます。このテンプレートで作成したドメインは、WebLogic Server、WebLogic Workshop、および WebLogic Portal の実行時機能をサポートします。そのサポート対象には、J2EE アプリケーション、Web アプリケーション、Web サービス、カスタム コントロール、ポータルなどがあります。このコンフィグレーション テンプレートで作成したドメインは、WebLogic Portal アプリケーションを開発する基盤として利用できます。Basic WebLogic Portal Domain コンフィグレーション テンプレートは、WebLogic Portal をインストールするか、または WebLogic Platform の全コンポーネントをインストールすると利用できます。
デフォルトでは、Basic WebLogic Portal Domain コンフィグレーション テンプレートを使用すると、必須コンポーネント (管理サーバと単一管理ユーザ) のみで構成されるドメインが生成されます。必要なアプリケーションは、このドメイン内で作成およびコンフィグレーションする必要があります。
以下の表は、Basic WebLogic Portal Domain コンフィグレーション テンプレートで生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルの定義を示しています。コンフィグレーション ウィザードでは、特に指定がない限り、デフォルトで BEA_HOME
\user_projects\domains\portalDomain
ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。
表 16-5 Basic WebLogic Portal Domain のデフォルトのディレクトリ構造
ディレクトリまたはファイル
|
説明
|
_cfgwiz_donotdelete\
|
ドメインの作成および拡張をサポートするためにコンフィグレーション ウィザードで使用されるファイルを格納したディレクトリ。
|
rmfilestore\
|
永続メッセージと恒久サブスクライバを格納する、ディスクベースの JMS ファイル ストアとして機能するディレクトリ。
|
script\
|
指定されたサービスおよびアプリケーションの対象に適切なサーバまたはクラスタを指定するスクリプトを格納したディレクトリ。このスクリプトは、サービスおよびアプリケーションの対象にクラスタを自動的に指定するコンフィグレーション ウィザードの機能を補足する。
|
boot.properties
|
サーバの起動に必要なユーザ名やパスワードなど、サーバの起動プロパティを格納したファイル (暗号化形式)。このファイルは、起動モードとして開発モードを選択した場合にのみ生成される。
このファイルによって、サーバの起動サイクル時におけるユーザ名とパスワードの入力を省略できる。詳細については、次の URL にある Administration Console オンライン ヘルプの「サーバを起動および停止するためのユーザ名とパスワードの提示」を参照。 http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ ConsoleHelp/startstop.html# Providing_Usernames_and_Passwords_to_Start_a_Server
|
config.xml
|
管理サーバで使用されるコンフィグレーション情報を格納したファイル。詳細については、次の URL にある『コンフィグレーション リファレンス』を参照。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/config_xml/index.html
|
create_db.cmd 、
create_db.sh
|
Windows および UNIX システムでデータベース オブジェクトを作成する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。デフォルトでは、create_db によって PointBase のデータベース オブジェクトが作成される。このスクリプトは、コンフィグレーション ウィザードとそのデータベース ロード機能から独立している。このスクリプトでは、WebLogic Portal データベース オブジェクトを作成および更新するための代替方法を利用できる。
|
db_settings.properties
|
create_db で使用される 2 種類のデータを格納したファイル。このデータは、(a) データベース プロパティ (ドライバ、データベース、ユーザ名、パスワードなど) と (b) 接続プロパティ、およびコンポーネントレベルのテーブルのデータ ファイルの呼び出しに必要な情報。このファイルによって、WL_HOME \portal\db のどの SQL ファイルを処理するかが指定される。このファイルは、コンフィグレーション ウィザードから独立して管理される。
|
DefaultAuthenticatorInit.ldift 、
DefaultRoleMapperInit.ldift
|
認証 (ユーザとグループ)、ロール マッピングなどのブートストラップで使用されるファイル。これらのファイルには、LDAP 固有の情報が収められている。
|
domain-info.xml
|
バージョン、タイプ、名前、作成者、説明、アイコン名など、ドメインに関する管理情報を格納したファイル。
|
fileRealm.properties
|
互換性セキュリティの使用時にデフォルトのセキュリティ レルムで使用可能な ACL、ユーザ、およびグループを格納したファイル。
|
installService.cmd
|
Windows サービスのインストールに使用するスクリプト。このスクリプトによって、これらのサービスのエントリが Windows レジストリ内に作成される。その結果、指定されたサービスが Windows システムを起動するたびに開始される。このスクリプトでは、次のサービスをインストールできる。
%USERDOMAIN_HOME%\setDomainEnv.cmd production nodebug
|
jws-config.properties
|
WebLogic Workshop 関連の JMS 情報を格納したファイル。
|
pointbase.ini
|
PointBase JDBC データベースの初期化情報を格納したファイル。
|
SerializedSystemIni.dat
|
暗号化されたセキュリティ情報を格納したファイル。
|
set-dbenv.cmd 、
set-dbenv.sh
|
Windows および UNIX システムにデータベース環境を設定する際に、create_db.cmd と create_db.sh でそれぞれ使用されるスクリプト。これらのファイルは、コンフィグレーション ウィザードで使用および管理されない。
|
setDomainEnv.cmd 、
setDomainEnv.sh
|
Windows および UNIX システムで、WebLogic Portal ドメインの WebLogic Server の実行に必要なすべての環境変数と Java オプションを設定する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
startManagedWebLogic.cmd 、
startManagedWebLogic.sh
|
Windows および UNIX システムで管理対象サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
startPointBaseConsole.cmd 、
startPointBaseConsole.sh
|
Windows および UNIX システムで PointBase Console を起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
startWebLogic.cmd 、
startWebLogic.sh
|
Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
stopManagedWebLogic.cmd 、
stopManagedWebLogic.sh
|
Windows および UNIX システムで、指定した管理対象サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
stopWebLogic.cmd 、
stopWebLogic.sh
|
Windows および UNIX システムで管理サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
uninstallService.cmd
|
Windows サービスのアンインストールに使用するスクリプト。
|
URLs.dat
|
JDBC データベースの URL を格納したファイル。
|
webappCompile.cmd 、
webappCompile.sh
|
Windows および UNIX システムで Web アプリケーションを EAR ファイルにコンパイルする際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
workshop$1.wal
|
デフォルトのデータベース workshop のドメイン固有の PointBase データベース情報を格納したファイル。
|
workshop.dbn
|
デフォルトのデータベース workshop のドメイン固有の PointBase データベース情報を格納したファイル。
|
workshop.properties
|
WebLogic Workshop で使用されるドメイン固有のパラメータを格納したファイル。
|
wsrpKeystore.jks
|
Java キーストア ファイル。
|
Basic WebLogic Server Domain
Basic WebLogic Server Domain コンフィグレーション テンプレートを使用すると、サンプル アプリケーションをインストールすることなく、単純な WebLogic Server ドメインを作成できます。このテンプレートは、WebLogic Server をインストールすると利用できます。
デフォルトでは、Basic WebLogic Server Domain コンフィグレーション テンプレートを使用すると、必須コンポーネント (管理サーバと単一管理ユーザ) のみで構成されるドメインが生成されます。必要なアプリケーションは、このドメイン内で作成およびコンフィグレーションする必要があります。
以下の表は、Basic WebLogic Server Domain コンフィグレーション テンプレートで生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルの定義を示しています。コンフィグレーション ウィザードでは、特に指定がない限り、デフォルトで BEA_HOME
\user_projects\domains\mydomain
ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。
表 16-6 Basic WebLogic Server Domain のデフォルトのディレクトリ構造
ディレクトリまたはファイル
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説明
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_cfgwiz_donotdelete\
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ドメインの作成および拡張をサポートするためにコンフィグレーション ウィザードで使用されるファイルを格納したディレクトリ。
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applications\
|
作成するカスタム アプリケーション ファイルのプレースホルダとして機能するディレクトリ。
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rmfilestore\
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永続メッセージと恒久サブスクライバを格納する、ディスクベースの JMS ファイル ストアとして機能するディレクトリ。
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boot.properties
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サーバの起動に必要なユーザ名やパスワードなど、サーバの起動プロパティを格納したファイル (暗号化形式)。このファイルは、起動モードとして開発モードを選択した場合にのみ生成される。
このファイルによって、サーバの起動サイクル時におけるユーザ名とパスワードの入力を省略できる。詳細については、次の URL にある Administration Console オンライン ヘルプの「サーバを起動および停止するためのユーザ名とパスワードの提示」を参照。 http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ ConsoleHelp/startstop.html# Providing_Usernames_and_Passwords_to_Start_a_Server
|
config.xml
|
管理サーバで使用されるコンフィグレーション情報を格納したファイル。詳細については、次の URL にある『コンフィグレーション リファレンス』を参照。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/config_xml/index.html
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DefaultAuthenticatorInit.ldift 、
DefaultAuthorizerInit.ldift 、
DefaultRoleMapperInit.ldift
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認証 (ユーザとグループ)、認可、ロール マッピングなどのブートストラップ処理で使用されるファイル。これらのファイルには、LDAP 固有の情報が収められている。
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fileRealm.properties
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互換性セキュリティの使用時にデフォルトのセキュリティ レルムで使用可能な ACL、ユーザ、およびグループを格納したファイル。
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installService.cmd
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管理サーバを Windows サービスとしてインストールするときに使用するスクリプト。このスクリプトによって、このサービスのエントリが Windows レジストリ内に作成される。その結果、Windows システムを起動するたびにこのサービスが開始される。
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SerializedSystemIni.dat
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暗号化されたセキュリティ情報を格納したファイル。
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setEnv.cmd 、
setEnv.sh
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Windows および UNIX システムの開発環境をそれぞれ設定するスクリプト。
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startManagedWebLogic.cmd 、
startManagedWebLogic.sh
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Windows および UNIX システムで管理対象サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
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startWebLogic.cmd 、
startWebLogic.sh
|
Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
stopWebLogic.cmd 、
stopWebLogic.sh
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Windows および UNIX システムで管理サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
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uninstallService.cmd
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管理サーバを Windows サービスとしてアンインストールする際に使用するスクリプト。
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Basic WebLogic Workshop Domain
Basic WebLogic Workshop Domain コンフィグレーション テンプレートを使用すると、サンプル アプリケーションをインストールすることなく WebLogic Workshop の基本ドメインを作成できます。このテンプレートで作成したドメインは、WebLogic Server と WebLogic Workshop の実行時機能をサポートします。そのサポート対象には、J2EE アプリケーション、Web アプリケーション、Web サービス、カスタム コントロールなどがあります。このテンプレートで作成したドメインは、WebLogic Workshop アプリケーションを開発する基盤として利用できます。このテンプレートは、WebLogic Server、WebLogic Integration、WebLogic Portal、および WebLogic Platform をインストールすると利用できます。
デフォルトでは、Basic WebLogic Workshop Domain コンフィグレーション テンプレートを使用すると、必須コンポーネント (管理サーバと単一管理ユーザ) のみで構成されるドメインが生成されます。必要なアプリケーションは、このドメイン内で作成およびコンフィグレーションする必要があります。
デフォルトでは、以下のアプリケーションとリソースが Basic WebLogic Workshop Domain で定義されます。
管理サーバ
JDBC 接続プールおよびデータ ソース
JMS サーバ、接続ファクトリ、キュー、およびデータ ストア
管理ユーザ
Windows の [スタート] メニューのエントリ
起動クラスと停止クラス
以下の表は、Basic WebLogic Workshop Domain コンフィグレーション テンプレートで生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルの定義を示しています。コンフィグレーション ウィザードでは、特に指定がない限り、デフォルトで BEA_HOME
\user_projects\domains\workshop
ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。
表 16-7 Basic WebLogic Workshop Domain のデフォルトのディレクトリ構造
ディレクトリまたはファイル
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説明
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_cfgwiz_donotdelete\
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ドメインの作成および拡張をサポートするためにコンフィグレーション ウィザードで使用されるファイルを格納したディレクトリ。
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logs\
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ログ ファイルのプレースホルダとして機能するディレクトリ。
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rmfilestore\
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永続メッセージと恒久サブスクライバを格納する、ディスクベースの JMS ファイル ストアとして機能するディレクトリ。
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script\
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指定されたサービスおよびアプリケーションの対象に適切なサーバまたはクラスタを指定するスクリプトを格納したディレクトリ。このスクリプトは、サービスおよびアプリケーションの対象にクラスタを自動的に指定するコンフィグレーション ウィザードの機能を補足する。
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boot.properties
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サーバの起動に必要なユーザ名やパスワードなど、サーバの起動プロパティを格納したファイル (暗号化形式)。このファイルは、起動モードとして開発モードを選択した場合にのみ生成される。
このファイルによって、サーバの起動サイクル時におけるユーザ名とパスワードの入力を省略できる。詳細については、次の URL にある Administration Console オンライン ヘルプの「サーバを起動および停止するためのユーザ名とパスワードの提示」を参照。 http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ ConsoleHelp/startstop.html# Providing_Usernames_and_Passwords_to_Start_a_Server
|
config.xml
|
管理サーバで使用されるコンフィグレーション情報を格納したファイル。詳細については、次の URL にある『コンフィグレーション リファレンス』を参照。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/config_xml/index.html
|
DefaultAuthenticatorInit.ldift 、
DefaultRoleMapperInit.ldift
|
認証 (ユーザとグループ)、ロール マッピングなどのブートストラップで使用されるファイル。これらのファイルには、LDAP 固有の情報が収められている。
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domain-info.xml
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バージョン、タイプ、名前、作成者、説明、アイコン名など、ドメインに関する管理情報を格納したファイル。
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fileRealm.properties
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互換性セキュリティの使用時にデフォルトのセキュリティ レルムで使用可能な ACL、ユーザ、およびグループを格納したファイル。
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installService.cmd
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Windows サービスのインストールに使用するスクリプト。このスクリプトによって、これらのサービスのエントリが Windows レジストリ内に作成される。その結果、指定されたサービスが Windows システムを起動するたびに開始される。このスクリプトでは、次のサービスをインストールできる。
%USERDOMAIN_HOME%\setDomainEnv.cmd production nodebug
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jws-config.properties
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WebLogic Workshop 関連の JMS 情報を格納したファイル。
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pointbase.ini
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PointBase JDBC データベースの初期化情報を格納したファイル。
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SerializedSystemIni.dat
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暗号化されたセキュリティ情報を格納したファイル。
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setDomainEnv.cmd 、
setDomainEnv.sh
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Windows および UNIX システムで、WebLogic Workshop ドメインの WebLogic Server の実行に必要なすべての環境変数と Java オプションを設定する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
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startManagedWebLogic.cmd 、
startManagedWebLogic.sh
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Windows および UNIX システムで管理対象サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
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startPointBaseConsole.cmd 、
startPointBaseConsole.sh
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Windows および UNIX システムで PointBase Console を起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
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startWebLogic.cmd 、
startWebLogic.sh
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Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
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stopManagedWebLogic.cmd 、
stopManagedWebLogic .sh
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Windows および UNIX システムで、指定した管理対象サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
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stopWebLogic.cmd
stopWebLogic.sh
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Windows および UNIX システムで管理サーバを停止する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
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uninstallService.cmd
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Windows サービスのアンインストールに使用するスクリプト。
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URLs.dat
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JDBC データベースの URL を格納したファイル。
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webapp_build.xml
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Web アプリケーションの作成に使用するプロジェクト情報を格納したファイル。
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webappCompile.cmd 、
webappCompile.sh
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Windows および UNIX システムで Web アプリケーションを EAR ファイルにコンパイルする際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
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workshop$1.wal
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デフォルトのデータベース workshop のドメイン固有の PointBase データベース情報を格納したファイル。
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workshop.dbn
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デフォルトのデータベース workshop のドメイン固有の PointBase データベース情報を格納したファイル。
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workshop.properties
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WebLogic Workshop で使用されるドメイン固有のパラメータを格納したファイル。
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WebLogic Workshop の詳細については、以下の URL を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/index.html
WebLogic Server Examples Domain
WebLogic Server Examples Domain は、個々の J2EE API のコーディングにおけるベスト プラクティスを示すサンプル集と、これらのサンプルを実行する一連のスクリプトで構成されています。WebLogic Server Examples Domain コンフィグレーション テンプレートでは、インストールしたキットの外部に WebLogic Server Examples ドメインを作成できます。このテンプレートは、WebLogic Server をインストールすると利用できます。
デフォルトでは、以下のアプリケーションとリソースが WebLogic Server Examples Domain で定義されます。
2 種類の単純な Web アプリケーション
メイン Web アプリケーションは、デフォルトの Web アプリケーションであり、単にリクエストをサンプル Web アプリケーションに転送する。
サンプル Web アプリケーションには、さまざまな J2EE API を使用したプログラミングのコード サンプルが収められている。
管理サーバ
JDBC 接続プールおよびデータ ソース
JMS サーバ、接続ファクトリ、キュー、トピック、およびデータ ストア
グループとロールが割り当てられた管理ユーザ
Windows の [スタート] メニューのエントリ
起動クラスと停止クラス
テンプレートによるドメインの作成が完了したら、サーバを起動できます。サーバを起動すると、PointBase データベース サーバも起動します。
以下の表は、WebLogic Server Examples Domain コンフィグレーション テンプレートで生成されるデフォルトのディレクトリ構造とファイルの定義を示しています。コンフィグレーション ウィザードでは、特に指定がない限り、デフォルトで BEA_HOME
\user_projects\domains\examples
ディレクトリにこのドメインが作成されます。デフォルトのコンフィグレーション設定を変更すると、その出力ディレクトリ構造は、ここで示したディレクトリ構造と異なる場合があります。
表 16-8 WebLogic Server Examples Domain のデフォルトのディレクトリ構造
ディレクトリまたはファイル
|
説明
|
_cfgwiz_donotdelete\
|
ドメインの作成および拡張をサポートするためにコンフィグレーション ウィザードで使用されるファイルを格納したディレクトリ。
|
applications\
|
作成するカスタム アプリケーション ファイルのプレースホルダとして機能するディレクトリ。
|
examplesWebApp\
|
サンプル Web アプリケーションのファイルを格納したディレクトリ。
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mainWebApp\
|
サンプル Web アプリケーションのファイルを格納したディレクトリ。
|
boot.properties
|
サーバの起動に必要なユーザ名やパスワードなど、サーバの起動プロパティを格納したファイル (暗号化形式)。このファイルは、起動モードとして開発モードを選択した場合にのみ生成される。
このファイルによって、サーバの起動サイクル時におけるユーザ名とパスワードの入力を省略できる。詳細については、次の URL にある Administration Console オンライン ヘルプの「サーバを起動および停止するためのユーザ名とパスワードの提示」を参照。 http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/ ConsoleHelp/startstop.html# Providing_Usernames_and_Passwords_to_Start_a_Server
|
config.xml
|
管理サーバで使用されるコンフィグレーション情報を格納したファイル。詳細については、次の URL にある『コンフィグレーション リファレンス』を参照。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/config_xml/index.html
|
DefaultAuthenticatorInit.ldift 、
DefaultAuthorizerInit.ldift 、
DefaultCredentialMapper.ldift
DefaultRoleMapperInit.ldift
|
認証 (ユーザとグループ)、認可、資格マッピング、ロール マッピングなどのブートストラップ処理で使用されるファイル。これらのファイルには、LDAP 固有の情報が収められている。
|
fileRealm.properties
|
互換性セキュリティの使用時にデフォルトのセキュリティ レルムで使用可能な ACL、ユーザ、およびグループを格納したファイル。
|
pointbase.ini
|
PointBase JDBC データベースの初期化情報を格納したファイル。
|
SerializedSystemIni.dat
|
暗号化されたセキュリティ情報を格納したファイル。
|
setExamplesEnv.cmd 、
setExamplesEnv.sh
|
Windows および UNIX システムで WebLogic Server Examples の開発環境をそれぞれ設定するスクリプト。
|
startExamplesServer.cmd 、
startExamplesServer.sh
|
Windows および UNIX システムで管理サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
startManagedWebLogic.cmd 、
startManagedWebLogic.sh
|
Windows および UNIX システムで管理対象サーバを起動する際にそれぞれのシステムで使われるスクリプト。
|
uninstallService.cmd
|
Windows サービスのアンインストールに使用するスクリプト。
|
WebLogic Server Examples ドメインで利用可能なサンプルの詳細については、次の URL にある『アプリケーション サンプルおよびチュートリアル』を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/samples.html
拡張テンプレート リファレンス
WebLogic Platform では、製品と一緒にインストールされる、定義済みの拡張テンプレートを利用できます。コンフィグレーション ウィザードの [既存の WebLogic コンフィグレーションの拡張] オプションで 1 つまたは複数の定義済みの拡張テンプレートを選択することにより、既存の WebLogic ドメインを容易に拡張できます。テンプレートの依存関係については、「テンプレート間の関係」を参照してください。
拡張テンプレートの場所
デフォルトでは、WebLogic Platform のインストールに付属する定義済みの拡張テンプレートは、以下のディレクトリにすべて格納されます。
WL_HOME
\common\templates\applications
拡張テンプレートの概要
以下の表は、拡張テンプレートの概要を示しています。
注意 : 定義済みの拡張テンプレートが利用可能かどうかは、インストールされている WebLogic Platform コンポーネントによって決まります。それぞれのテンプレートに必要な WebLogic Platform コンポーネントは、以下の表で確認できます。
表 16-9 拡張テンプレートの概要
テンプレート
|
必要な WebLogic Platform コンポーネント
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ファイル名
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説明
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DefaultWebApp
|
任意のプラットフォーム コンポーネント
|
DefaultWebApp.jar
|
基本的な Web アプリケーションの静的リソース (HTML ファイル、画像ファイル、必要な XML 記述子など) をインポートする。Web アプリケーションを独自に開発する拠点として、このデフォルト Web アプリケーションを使用する。
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WebLogic Integration Extension
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wli.jar
|
WebLogic Integration アプリケーション開発のサポートに必要なリソースをインポートする。
WebLogic Integration アプリケーションの開発は、以下のコンフィグレーション テンプレートですでにサポートされている。
注意 : WebLogic Server Process Edition ソリューションの開発をサポートするドメインを作成する場合は、Basic WebLogic Integration Domain テンプレートを使用する。WebLogic Server ベースのドメインがすでにある場合は、WebLogic Integration 拡張テンプレートを使用して、WebLogic Server Process Edition に必要なリソースを組み込むようにそのドメインを拡張できる。
|
WebLogic Portal Extension
|
|
wlp.jar
|
WebLogic Portal アプリケーション開発のサポートに必要なリソースをインポートする。
WebLogic Portal アプリケーションの開発は、以下のコンフィグレーション テンプレートですでにサポートされている。
|
WebLogic Workshop Extension
|
|
wlw.jar
|
WebLogic Workshop アプリケーション開発のサポートに必要なリソースをインポートする。
WebLogic Workshop アプリケーションの開発は、以下のコンフィグレーション テンプレートですでにサポートされている。
|
テンプレート間の関係
この節では、次のトピックについて説明します。
定義済みのコンフィグレーション テンプレートで作成されたドメインと拡張テンプレートで拡張されたドメインの関係
拡張テンプレートに不可欠な WebLogic Workshop のリソース
テンプレート間の関係
定義済みのコンフィグレーション テンプレートで WebLogic 基本ドメインを作成できます。または、WebLogic 基本ドメインを作成して、拡張テンプレートで段階的に拡張することもできます。以下の表は、テンプレートと作成されたドメインの関係を示しています。
表 16-10 テンプレート間の関係
ドメインの作成に使用したコンフィグレーション テンプレート
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対応するドメインの作成に使用したテンプレート
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Basic WebLogic Workshop Domain
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Basic WebLogic Server Domain コンフィグレーション テンプレート + WebLogic Workshop 拡張テンプレート
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Basic WebLogic Integration Domain
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Basic WebLogic Portal Domain
|
|
Basic WebLogic Platform Domain
|
|
WebLogic Workshop の必須リソース
WebLogic Integration または WebLogic Portal 拡張テンプレートでリソースのインポートを開始する前に、WebLogic Workshop のリソースをドメインで設定しておく必要があります。拡張テンプレートを選択すると、必須リソースが利用可能かどうかのチェックがウィザードで行われます。必要な場合は、WebLogic Workshop、WebLogic Integration、および WebLogic Portal の拡張テンプレートをコンフィグレーション ウィザードで同時にインポートできます (DefaultWebApp 拡張テンプレートを使用する際の前提条件はありません)。
Default WebApp 拡張テンプレート
コンフィグレーション ウィザードを使用して Default WebApp 拡張テンプレートからリソースをインポートすると、迅速かつ容易にドメインを拡張して基本的な Web アプリケーションをサポートできます。Web アプリケーション開発の詳細については、次の URL にある『WebLogic Server Web アプリケーションの開発』を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wls/docs81/webapp/index.html
以下の表は、Default WebApp 拡張テンプレートで利用できるアプリケーション リソースおよびサービスを示しています。これらのアプリケーション リソースおよびサービスは、既存の WebLogic ドメインにインポートできます。表内の情報は、既存の WebLogic ドメインが Basic WebLogic Server Domain テンプレートで作成されていることを前提にしています。
表 16-11 Default WebApp 拡張テンプレートのリソースとサービス
リソース タイプ
|
名前
|
拡張の結果
|
JMS サービス
|
FileStore
|
WebLogic Server で提供される JMS JDBC ストアは変更されない
|
wsStoreForwardInternalJMSServer<myserver>
|
WebLogic Server で提供される JMS サーバは変更されない
|
アプリケーション デプロイメント
|
DefaultWebApp
|
DefaultWebApp Web アプリケーションが追加される
|
WebLogic Integration 拡張テンプレート
ドメインを拡張して WebLogic Integration をサポートするには、コンフィグレーション ウィザードを使用して WebLogic Integration 拡張テンプレートからリソースとサービスをインポートします。
注意 : WebLogic Integration 拡張テンプレートでリソースのインポートを開始する前に、WebLogic Workshop のリソースをドメインで設定しておく必要があります (WebLogic Workshop と WebLogic Integration の拡張テンプレートを同時にインポートする場合は除く)。
WebLogic Server Process Edition ソリューションの開発をサポートするドメインを作成する場合は、Basic WebLogic Integration Domain テンプレートを使用します。WebLogic Server ベースのドメインがすでにある場合は、WebLogic Integration 拡張テンプレートを使用して、WebLogic Server Process Edition に必要なリソースを組み込むようにそのドメインを拡張できます。
以下の表は、WebLogic Integration 拡張テンプレートで利用できるアプリケーション リソースおよびサービスを示しています。これらのアプリケーション リソースおよびサービスは、既存のドメインにインポートできます。表内の情報は、既存の WebLogic ドメインが Basic WebLogic Server Domain テンプレートで作成されていることを前提にしています。
表 16-12 WebLogic Integration 拡張テンプレートのリソースとサービス
リソース タイプ
|
名前
|
拡張の結果
|
起動クラス
|
WLI Startup Class
|
起動クラスが追加される
|
WLI Post-Activation Startup Class
|
起動クラスが追加される
|
停止クラス
|
WLI Shutdown Class
|
停止クラスが追加される
|
JDBC サービス
|
bpmArchPool
|
JDBC 接続プールが追加される
|
cgPool
|
WebLogic Workshop で提供される JDBC 接続プールによって追加のデータ ソースが収容される
|
bpmArchDataSource
|
bpmArchPool JDBC 接続プールを使用する JDBC Tx データ ソースが追加される
|
cgDataSource
|
WebLogic Workshop で提供される JDBC Tx データ ソースが使用される
|
JMS サービス
|
cgQueue
|
WebLogic Workshop で提供される JMS 接続ファクトリが使用される
|
WLI-B2B System Topic Factory
|
JMS 接続ファクトリが追加される
|
cgJMSStore
|
WebLogic Workshop で提供される JMS JDBC ストアが使用される
|
FileStore
|
WebLogic Server で提供される JMS JDBC ストアは変更されない
|
cgJMSServer
|
WebLogic Workshop で提供される JMS サーバが使用される
|
wsStoreForwardInternalJMSServer<myserver>
|
WebLogic Server で提供される JMS サーバは変更されない
|
cgJWSQueue
|
WebLogic Workshop で提供される JMS キューが使用される
|
アプリケーション デプロイメント
|
JWSQueueTransport
|
WebLogic Workshop で提供される QueueTransportEJB EJB モジュールが使用される
|
WLI-AI Design-time
|
|
WLI System EJB
|
WLI Admin
WLI Admin Helper
WLI Process Tracking
WLI Calendar Persistence
WLI Worklist Persistence
WLI Worklist Selection
WLI Process Proxy Dispatcher
WLI AI Message Processors
WLI AI RAR Upload
WLI RosettaNet
WLI ebXML
WLI Message Tracking
|
WLI Console
|
WLI Console Web アプリケーションが追加される
|
WLI Worklist
|
.workshop/worklist/EJB/ProjectBeans
.workshop/worklist/EJB/GenericState less EJB
|
B2BDefaultWebAppApplication
|
B2BDefaultWebApp Web アプリケーション モジュールが追加される
|
BEA_WLS_DBMS_ADK
|
|
WebLogic Portal 拡張テンプレート
ドメインを拡張して WebLogic Portal をサポートするには、コンフィグレーション ウィザードを使用して WebLogic Portal 拡張テンプレートからリソースとサービスをインポートします。
注意 : WebLogic Portal 拡張テンプレートでリソースのインポートを開始する前に、WebLogic Workshop のリソースをドメインで設定しておく必要があります (WebLogic Workshop と WebLogic Portal の拡張テンプレートを同時にインポートする場合は除く)。
以下の表は、WebLogic Portal 拡張テンプレートで利用できるアプリケーション リソースおよびサービスを示しています。これらのアプリケーション リソースおよびサービスは、既存の WebLogic ドメインにインポートできます。表内の情報は、既存の WebLogic ドメインが Basic WebLogic Server Domain テンプレートで作成されていることを前提にしています。
表 16-13 WebLogic Portal 拡張テンプレートのリソースとサービス
リソース タイプ
|
名前
|
拡張の結果
|
JDBC サービス
|
cgPool
|
WebLogic Workshop で提供される JDBC 接続プールによって追加のデータ ソースが収容される
|
cgDataSource
|
WebLogic Workshop で提供される JDBC Tx データ ソースが使用される
|
commercePool
|
JDBC Tx データ ソースが追加される
|
contentDataSource
|
JDBC Tx データ ソースが追加される
|
ebusinessPool
|
JDBC Tx データ ソースが追加される
|
portalFrameworkPool
|
JDBC Tx データ ソースが追加される
|
p13n_trackingDataSource
|
JDBC データ ソースが追加される
|
p13n_sequencerDataSource
|
JDBC データ ソースが追加される
|
p13n_dataSyncDataSource
|
JDBC データ ソースが追加される
|
JMS サービス
|
cgQueue
|
WebLogic Workshop で提供される JMS 接続ファクトリが使用される
|
cgJMSServer
|
WebLogic Workshop で提供される JMS サーバが使用される
|
FileStore
|
WebLogic Server で提供される JMS JDBC ストアは変更されない
|
cgJMSStore
|
WebLogic Workshop で提供される JMS JDBC ストアが使用される
|
wsStoreForwardInternalJMSServer<myserver>
|
WebLogic Server で提供される JMS サーバは変更されない
|
cgJWSQueue
|
WebLogic Workshop で提供される JMS キューが使用される
|
アプリケーション デプロイメント
|
JWSQueueTransport
|
WebLogic Workshop で提供される QueueTransportEJB EJB モジュールが使用される
|
paymentWSApp
|
支払い EJB および payws Web サービスが追加される
|
taxWSApp
|
税金 EJB および taxws Web サービスが追加される
|
WebLogic Workshop 拡張テンプレート
ドメインを拡張して WebLogic Workshop をサポートするには、コンフィグレーション ウィザードを使用して WebLogic Workshop 拡張テンプレートからリソースとサービスをインポートします。WebLogic Integration か WebLogic Portal またはその両方 (つまり WebLogic Platform の全ドメイン) をサポートするためにドメインを拡張するには、WebLogic Workshop のリソースが必要です。
以下の表は、WebLogic Workshop 拡張テンプレートで利用できるアプリケーション リソースおよびサービスを示しています。これらのアプリケーション リソースおよびサービスは、既存のドメインにインポートできます。表内の情報は、既存の WebLogic ドメインが Basic WebLogic Server Domain テンプレートで作成されていることを前提にしています。
表 16-14 WebLogic Workshop 拡張テンプレートのリソースとサービス
リソース タイプ
|
名前
|
拡張の結果
|
JDBC サービス
|
cgPool
|
JDBC 接続プールが追加される
|
cgDataSource
|
JDBC Tx データ ソースが追加される
|
JMS サービス
|
cgQueue
|
JMS 接続ファクトリが追加される
|
cgJMSStore
|
JMS JDBC ストアが追加される
|
FileStore
|
WebLogic Server で提供される JMS JDBC ストアは変更されない
|
cgJMSServer
|
JMS サーバが追加される
|
wsStoreForwardInternalJMSServer<myserver>
|
WebLogic Server で提供される JMS サーバは変更されない
|
cgJWSQueue
|
JMS キューが追加される
|
アプリケーション デプロイメント
|
JWSQueueTransport
|
QueueTransportEJB EJB モジュールが追加される
|