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Oracle Collaboration Suiteインストール前の要件
リリース2(9.0.4)
部品番号: B15724-01
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はじめに

このドキュメントでは、次のドキュメントで説明されているOracle Collaboration Suiteリリース2(9.0.4)のインストール前の情報を整理統合して説明します。

ここでは、次の内容について説明します。

対象読者

このドキュメントは、Oracle Collaboration Suiteのインストールまたは構成を行うユーザーを対象としています。

このドキュメントを使用する前に、次のいずれかのプラットフォームについて理解している必要があります。

このドキュメントの構成

このドキュメントの構成は次のとおりです。

第I部「Oracle Collaboration Suiteインストール前の要件」

第I部では、Oracle Collaboration Suiteリリース2(9.0.4)をインストールする前に参照する必要があるインストール前の要件について説明します。

第1章「インストール前の要件(Solaris、HP-UX PA-RISC(64-bit)およびLinux x86の場合)」

この章では、Solaris、HP-UX PA-RISC(64-bit)およびLinux x86でのOracle Collaboration Suiteリリース2(9.0.4.1)のインストール前の要件について説明します。

第2章「インストール前の要件(HP Tru64 UNIXの場合)」

この章では、HP Tru64 UNIXでのOracle Collaboration Suiteリリース2(9.0.4.1)のインストール前の要件について説明します。

第3章「インストール前の要件(Windowsの場合)」

この章では、WindowsでのOracle Collaboration Suiteリリース2(9.0.4.1)のインストール前の要件について説明します。

第4章「インストール前の要件(AIXの場合)」

この章では、AIXでのOracle Collaboration Suiteリリース2(9.0.4.1)のインストール前の要件について説明します。

第II部「Oracle Collaboration Suiteパッチ・セットのインストール前の要件」

第II部では、Oracle Collaboration Suiteリリース2パッチ・セット1(9.0.4.2)をインストールする前に参照する必要があるインストール前の要件について説明します。

第5章「パッチ・セットのインストール前の要件(Solaris、HP-UX PA-RISC(64-bit)およびLinux x86の場合)」

この章では、SolarisでのOracle Collaboration Suiteリリース2パッチ・セット1(9.0.4.2)のインストール前の要件について説明します。

第6章「パッチ・セットのインストール前の要件(Windowsの場合)」

この章では、WindowsでのOracle Collaboration Suiteリリース2パッチ・セット1(9.0.4.2)のインストール前の要件について説明します。

関連ドキュメント



リリース・ノート、インストール関連ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関連ドキュメントは、OTN-J(Oracle Technology Network Japan)から、無償でダウンロードできます。OTN-Jを使用するには、オンラインでの登録が必要です。登録は、次のWebサイトから無償で行えます。

http://otn.oracle.co.jp/membership/

すでにOTN-Jのユーザー名およびパスワードを取得している場合は、次のURLでOTN-J Webサイトのドキュメントのセクションに直接接続できます。

http://otn.oracle.co.jp/document/

表記規則

この項では、このマニュアルの本文およびコード例で使用される表記規則について説明します。この項の内容は次のとおりです。

本文の表記規則

本文では、特定の項目が一目でわかるように、次の表記規則を使用します。次の表に、その規則と使用例を示します。

規則 意味
太字 太字は、本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 この句を指定すると、索引構成表が作成されます。
固定幅フォントの大文字 固定幅フォントの大文字は、システム指定の要素を示します。このような要素には、パラメータ、権限、データ型、Recovery Managerキーワード、SQLキーワード、SQL*Plusまたはユーティリティ・コマンド、パッケージおよびメソッドがあります。また、システム指定の列名、データベース・オブジェクト、データベース構造、ユーザー名およびロールも含まれます。 NUMBER列に対してのみ、この句を指定できます。

BACKUPコマンドを使用して、データベースのバックアップを作成できます。

USER_TABLESデータ・ディクショナリ・ビュー内のTABLE_NAME列を問い合せます。

DBMS_STATS.GENERATE_STATSプロシージャを使用します。

固定幅フォントの小文字 固定幅フォントの小文字は、実行可能ファイル、ファイル名、ディレクトリ名およびユーザーが指定する要素のサンプルを示します。このような要素には、コンピュータ名およびデータベース名、ネット・サービス名および接続識別子があります。また、ユーザーが指定するデータベース・オブジェクトとデータベース構造、列名、パッケージとクラス、ユーザー名とロール、プログラム・ユニットおよびパラメータ値も含まれます。














注意: プログラム要素には、大文字と小文字を組み合せて使用するものもあります。これらの要素は、記載されているとおりに入力してください。

sqlplusを入力して、SQL*Plusを起動します。

パスワードは、orapwdファイルで指定します。

/disk1/oracle/dbsディレクトリ内のデータファイルおよび制御ファイルのバックアップを作成します。

hr.departments表には、department_iddepartment_nameおよびlocation_id列があります。

QUERY_REWRITE_ENABLED初期化パラメータをtrueに設定します。

oeユーザーとして接続します。

JRepUtilクラスが次のメソッドを実装します。

固定幅フォントの小文字のイタリック 固定幅フォントの小文字のイタリックは、プレースホルダまたは変数を示します。 parallel_clauseを指定できます。

old_release.SQLを実行します。ここで、old_release は、アップグレード前にインストールしたリリースを示します。


コード例の表記規則

コード例は、SQL、PL/SQL、SQL*Plusまたは他のコマンドライン文の例です。次のように固定幅フォントで表示され、通常のテキストと区別されます。

SELECT username FROM dba_users WHERE username = 'MIGRATE';

次の表に、コード例で使用される表記規則とその使用例を示します。

規則 意味
[ ]
大カッコは、カッコ内の項目を任意に選択することを表します。
DECIMAL (digits [ , precision ])
{ }
中カッコは、カッコ内の項目のうち、1つが必須であることを表します。
{ENABLE | DISABLE}
|

縦線は、カッコ内の複数の選択項目の区切りに使用します。
{ENABLE | DISABLE}
[COMPRESS | NOCOMPRESS]
...
省略記号は、構文の説明の一部が繰り返されることを意味します。

また、省略記号は、コード例またはテキストの一部が省略されていることを意味します。

CREATE TABLE ... AS subquery;

SELECT col1, col2, ... , coln FROM employees;
その他の記号 大カッコ、中カッコ、縦線および省略記号以外の記号は、記載されているとおりに入力する必要があります。
acctbal NUMBER(11,2);
acct    CONSTANT NUMBER(4) := 3;
イタリック体
イタリック体は、特定の値を指定する必要があるプレースホルダや変数を示します。
CONNECT SYSTEM/system_password
DB_NAME = database_name
大文字
大文字は、システム指定の要素を示します。これらの要素は、ユーザー定義の要素と区別するために大文字で示されます。大カッコ内にないかぎり、表示されているとおりの順序および綴りで入力します。大/小文字が区別されないため、大文字でも小文字でも入力できます。
SELECT last_name, employee_id FROM employees;
SELECT * FROM USER_TABLES;
DROP TABLE hr.employees;
小文字
小文字は、表名、列名、ファイル名などのユーザー定義のプログラム要素を示します。

注意: プログラム要素には、大文字と小文字を組み合せて使用するものもあります。これらの要素は、記載されているとおりに入力してください。

SELECT last_name, employee_id FROM employees;
sqlplus hr/hr
CREATE USER mjones IDENTIFIED BY ty3MU9;

Microsoft Windowsオペレーティング・システム環境での表記規則

次の表に、Microsoft Windowsオペレーティング・システム環境での表記規則とその使用例を示します。

規則 意味
ファイル名およびディレクトリ名 ファイル名およびディレクトリ名は大/小文字が区別されません。特殊文字の左山カッコ(<)、右山カッコ(>)、コロン(:)、二重引用符(")、スラッシュ(/)、縦線(|)およびハイフン(-)は使用できません。円記号(\)は、引用符で囲まれている場合でも、要素のセパレータとして処理されます。Windowsでは、ファイル名が\\で始まる場合、汎用命名規則が使用されていると解釈されます。 c:\winnt"\"system32はC:\WINNT\SYSTEM32と同じです。
Windowsコマンド・プロンプト Windowsコマンド・プロンプトには、カレント・ディレクトリが表示されます。このマニュアルでは、コマンド・プロンプトと呼びます。コマンド・プロンプトのエスケープ文字はカレット(^)です。
C:\oracle\oradata>
特殊文字 Windowsコマンド・プロンプトで二重引用符(")のエスケープ文字として円記号(\)が必要な場合があります。丸カッコおよび一重引用符(')にはエスケープ文字は必要ありません。エスケープ文字および特殊文字の詳細は、Windowsオペレーティング・システムのドキュメントを参照してください。
C:\>exp HR/HR TABLES=employees QUERY=\"WHERE job_id='SA_REP' and salary<8000\"
HOME_NAME
Oracleホームの名前を表します。ホーム名には、英数字で16文字まで使用できます。ホーム名に使用可能な特殊文字は、アンダースコアのみです。
C:\> net start OracleHOME_NAMETNSListener
ORACLE_HOMEおよびORACLE_BASE Oracle8iより前のリリースでは、Oracleコンポーネントをインストールすると、すべてのサブディレクトリが最上位のORACLE_HOME 下に置かれました。Windows NTの場合、デフォルトではC:\orantです。

このリリースは、Optimal Flexible Architecture(OFA)のガイドラインに準拠しています。ORACLE_HOME ディレクトリ下に配置されないサブディレクトリもあります。最上位のディレクトリはORACLE_BASE と呼ばれ、デフォルトではC:\oracle\product\10.1.0です。他のOracleソフトウェアがインストールされていないコンピュータに最新リリースのOracleをインストールした場合、Oracleホーム・ディレクトリは、デフォルトでC:\oracle\product\10.1.0\db_n に設定されます。n は最新のOracleホームの番号です。Oracleホーム・ディレクトリは、ORACLE_BASEの直下に配置されます。

このマニュアルに示すディレクトリ・パスの例は、すべてOFAの表記規則に準拠しています。

ORACLE_BASE\ORACLE_HOME\rdbms\adminディレクトリに移動します。