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Oracle Developer Suite インストレーション・ガイド
10gリリース2(10.1.2)for Solaris Operating System (SPARC), Microsoft Windows and Linux x86
B25104-03
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アンインストールと再インストール

この章では、Oracle Developer Suiteのアンインストールと再インストールの手順について説明します。説明する項目は次のとおりです。

4.1 アンインストール

次の項では、アンインストール手順について説明します。

4.1.1 インストーラを使用したアンインストール手順

  1. Windowsの場合は、アンインストール処理を開始する前に、Oracleサービスをすべて停止します。LinuxおよびSolarisの場合は、アンインストール処理を開始する前に、Oracleプロセスをすべて停止してください。

  2. インストーラを起動します。手順の詳細は、第2.10.4項「インストーラの起動」を参照してください。


    注意

    インストーラを起動すると、コンピュータのすべてのOracleホームにインストールされたOracle製品およびコンポーネントが、すべて表示されます。製品およびコンポーネントは、必要なだけアンインストールできます。ここでは、Oracle Developer Suiteのアンインストールについてのみ説明します。

    Oracle Developer Suiteのコンポーネントを、個別にアンインストールすることはできません。Oracle Developer Suiteの1つのコンポーネントを選択してアンインストールしようとすると、Oracle Developer Suiteのすべてのコンポーネントが削除されます。 


    インストーラが起動すると、「ようこそ」画面が表示されます。「製品の削除」をクリックします。

    「ようこそ」画面には、アンインストール処理を行うボタンが2つあります。

    • 製品の削除: これをクリックすると、個別に指定した製品がアンインストールされます。

    • インストールされた製品: これをクリックすると、現在インストール済の製品の表示やアンインストールが実行されます。

  3. 「インベントリ」画面で、インストールされている製品の一覧を確認し、「Oracle Developer Suite」を選択します。

    「インベントリ」画面は、「ようこそ」画面で「製品の削除」をクリックするか、他の画面で「インストールされた製品」をクリックすると表示されます。


    注意

    製品名の前に「+」という記号があれば、そこにさらにコンポーネントやファイルがインストールされていることを表します。

    「+」記号をクリックすると、コンポーネントやファイルの名前が展開表示されます。 


    「インベントリ」画面は、1つまたは2つの、タブが付いたペインで構成されます。

    内容」ペインは必ず表示されます。現在コンピュータにインストールされているOracle製品が表示されます。このペインには次のボタンと製品情報が表示されます。

    • 場所: これをクリックすると、選択された製品やコンポーネントの場所が絶対パスで表示されます。

    • 空のホームを表示する。: これをクリックすると、インストールされた製品の表示が切り替わります。このチェック・ボックスを選択すると、現在製品がインストールされていない各DevSuiteHomeのディレクトリ情報が表示されます。

    • 削除: これをクリックすると、チェック・ボックスで選択された製品がすべて、DevSuiteHomeからアンインストールされます。確認画面が表示されます。

    • ヘルプ:これをクリックすると、「インベントリ」画面の機能についての説明が表示されます。

    • 別名保存: これをクリックすると、インストールされた製品名の一覧が、テキスト・ファイルに保存されます。「別名保存」をクリックすると、ファイル保存ダイアログ・ボックスが表示されます。ファイル名を入力し、「保存」をクリックすると、インストールされた製品名の一覧がそのテキスト・ファイルに保存されます。

    • 閉じる:これをクリックすると、「インベントリ」画面が閉じます。

    「環境」ペインは、Windowsプラットフォームで表示されます。コンピュータにインストールされたすべてのDevSuiteHomeに現在設定されているパスと環境変数が表示されます。このペインには次のボタンと製品情報が表示されます。

    • セントラル・インベントリの場所: これは、コンピュータにインストールされたすべてのDevSuiteHomeに関する情報が含まれているディレクトリです。

    • Oracleホーム: これは、コンピュータにインストールされたORACLE_HOMEDevSuiteHomesを含む)の一覧です。Oracleホームごとの名前とディレクトリ・パスが表示されます。

    • パス: これは、WindowsのPATH環境変数の現在値です。

    • 適用: これをクリックすると、PATH環境変数にOracleホーム・ディレクトリが追加されます。一覧からORACLE_HOME(またはDevSuiteHome)インスタンスを1つ以上選択し、「適用」をクリックすると、PATH変数に追加されます。PATH変数に表示されるOracleホーム・ディレクトリの順序を変更するには、Oracleホームの一覧の右側にある上矢印ボタンと下矢印ボタンを使用します。

    • ヘルプ:これをクリックすると、「インベントリ」画面の機能についての説明が表示されます。

    • 別名保存: これをクリックすると、ディレクトリ情報がテキスト・ファイルに保存されます。「別名保存」をクリックすると、ファイル保存ダイアログ・ボックスが表示されます。ファイル名を入力します。すべてのOracleホームとPATH変数の一覧が、そのテキスト・ファイルに保存されます。

    • 閉じる:これをクリックすると、「インベントリ」画面が閉じます。

  4. 場所」ボックスに表示されているOracle Developer Suiteの絶対パスをメモしてください。この情報は、インストーラが終了してから、ファイルやフォルダを手動で削除する場合に必要になります。

  5. 準備ができたら「削除」をクリックします。

  6. 「確認」画面で選択内容を確認し、「はい」をクリックします。

    「確認」画面は、「インベントリ」画面で「削除」をクリックすると表示されます。

    「確認」画面には、アンインストールの対象として選択した製品名が表示されます。必要に応じてスクロールし、製品名を確認してください。

    「確認」画面には次のボタンがあります。

    • ヘルプ: これをクリックすると、「確認」画面のヘルプが表示されます。

    • はい: これをクリックすると、選択した製品のアンインストールが開始されます。

    • いいえ: これをクリックすると、「インベントリ」画面に戻ります。選択した製品はOracleホームから削除されません。

    はい」をクリックして、アンインストールを開始します。

  7. アンインストール処理の進行状況を監視します。

    「削除」プログレス・バー画面は、「確認」画面で「はい」をクリックすると表示されます。選択されたOracle Developer Suiteのコンポーネントがすべて検出され、削除されます。

    「削除」プログレス・バー画面には次のボタンがあります。

    • 取消: これをクリックすると、アンインストールが中断します。アンインストール処理の中断を確認するダイアログ・ボックスが表示されます。「はい」をクリックしてアンインストールを中止するか、「いいえ」をクリックしてアンインストールを続行します。

  8. アンインストールが完了すると、再び「インベントリ」画面が表示されます。「閉じる」をクリックしてこの画面を終了し、「ようこそ」画面に戻ります。

  9. 「ようこそ」画面で「取消」をクリックしてインストーラを終了します。インストーラを終了する確認画面が表示されたら「はい」をクリックします。

  10. 残っているファイルやフォルダがあれば、手動で削除する必要があります。前の手順でメモした場所で、ファイルやフォルダを削除してください。

  11. Windowsのみ: コンピュータを再起動します。

    これでOracle Developer Suiteがアンインストールされました。

4.2 再インストール

インストーラを使用して、すでにインストールされているOracle Developer Suiteにコンポーネントを追加できます。これには、インストーラをもう一度起動して、必要なコンポーネントがインストールされるインストール・タイプを選択します。すでにインストールされているコンポーネントは上書きされません。

すでにインストールされているOracle Developer Suiteを上書きして完全に再インストールを行う場合は、いったんアンインストールしてから再インストールしてください。

関連項目

第4.1項「アンインストール」 


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