3 アダプタの作成
この章では、アダプタの作成および定義の方法を説明します。内容は次のとおりです。
アダプタ作成の概要
Oracle Identity Managerの設定が終了すると、次の5つのタイプのOracle Identity Managerアダプタを作成できます。次のようなものがあります。
- プロセス・タスク・アダプタ
- タスク割当てアダプタ
- ルール・ジェネレータ
- 事前移入アダプタ
- エンティティ・アダプタ
アダプタの定義
アダプタを定義する手順は、次のとおりです。
- Oracle Identity Managerにログインします。
- 「Adapter Factory」フォームを開きます。
Xellerateワークスペースに「Adapter Factory」フォームが表示されます。
- 「Adapter Name」フィールドにアダプタの名前(Create Solaris Userなど)を入力します。
注意
アダプタ名には特殊文字を使用できますが、ランタイム・エラーが発生する場合があるため、それらの文字を使用しないことをお薦めします。
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- 「Adapter Type」検索フィールドをダブルクリックします。
5つのタイプのOracle Identity Managerアダプタが表示された「Lookup」ウィンドウが開きます。次のようなものがあります。
- プロセス・タスク
- ルール・ジェネレータ
- 事前移入ルール・ジェネレータ
- エンティティ
- タスク割当て
- プロセス・タスクを自動化するアダプタを有効化するには、「Process Task (T)」を選択します。
ビジネス・ルールをOracle Identity Managerまたはユーザー定義フォーム・フィールドに組み込むには、「Rule Generator (R)」を選択します。たとえば、フォームの「User ID」フィールド用に、ユーザーの姓と名の頭文字を結合するようにOracle Identity Managerを構成できます。
ユーザーが作成したフォーム・フィールドにある種類のルール・ジェネレータ・アダプタをアタッチし、次のことを実行できます。
- アダプタによって生成されたデータの自動または手動表示。
- 指定されたフォーム・フィールドにどのアダプタを適用するかをOracle Identity Managerが判断するための基準の使用。これを実行するには、「Pre-populate (P)」を選択します。
Oracle Identity Managerまたはユーザー定義フォーム・フィールドにアダプタをアタッチし、Oracle Identity Managerで挿入前、更新前、削除前、挿入後、更新後または削除後にアダプタをトリガーするには、「Entity (E)」を選択します。
アダプタでユーザーまたはグループに対するプロセス・タスクの割当てを自動化するには、「Task Assignment (A)」を選択します。
- 使用するアダプタ・タイプ(「Process Task (T)」など)を選択します。次に、「OK」をクリックします。
関連資料
「Form Designer」フォームの詳細は、『Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソール・ガイド』
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- 「Description」フィールドにアダプタの説明(「このアダプタは、Solaris環境で新規ユーザーを作成するために使用します」など)を入力します。
- ツールバーで「Save」をクリックします。
アダプタがOracle Identity Managerデータベースに格納されます。
アダプタの無効化と再有効化
アダプタを無効化してプロセス・タスクまたはフォーム・フィールドで使用できないようにするには、「Disable Adapter」チェック・ボックスを選択してアダプタを保存します。
再度有効化するには、「Disable Adapter」チェック・ボックスの選択を解除し、アダプタを保存します。
アダプタ変数について
新規に作成したアダプタを動作させるためには、アダプタ・タスクのパラメータにデータをマップする必要があります。そのために、実行時にデータをマップするプレースホルダを作成します。これは、アダプタ変数とも言います。
注意
アダプタ変数はすべてのアダプタ・タスクで再使用できます。
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アダプタ変数がアダプタの実行に不要になった場合は、アダプタから削除できます。アダプタ変数の削除後、アダプタを再コンパイルしてください。
次の手順では、アダプタ変数の作成、変更および削除の方法を説明します。
アダプタ変数の作成
アダプタ変数を作成する手順は、次のとおりです。
- アダプタ変数を追加するアダプタ(Create Solaris Userアダプタなど)を選択します。
- 「Variable List」タブを選択します。
- 「Add」をクリックします。
「Add a Variable」ウィンドウが表示されます。
- アダプタ変数をアクティブ化した後にOracle Identity Managerで変更できないようにするには、「Final」をクリックします。
- 「Variable Name」フィールドにアダプタ変数の名前(SolarisUserIDなど)を入力します。
- 「Type」メニューからアダプタ変数の分類(「String」など)を選択します。選択可能なものは次のとおりです。
- Object
- IT Resource
- String
- Boolean
- Character
- Byte
- Date
- Integer
- Float
- Long
- Short
- Double
- 「Description」テキスト領域には、アダプタ変数の説明を入力できます。
- 「Map To」メニューから、アダプタ変数を次のいずれかにマップできます。
表3-1 「Map To」メニューの項目
注意
「Object」タイプを選択すると、「Qualifier」メニューが「Add a Variable」ウィンドウに表示されます。このメニューから次の項目のいずれかを選択できます。
- Database Reference。この項目を選択すると、アダプタ変数が、Oracle Identity Managerが現在実行されているデータベースの参照にマップされます。
- Data Object Reference。この項目を選択すると、アダプタ変数が、Oracle Identity Managerデータ・オブジェクトにマップされます。
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注意
「IT Resource」タイプを選択すると、「Resource Type」メニューが「Add a Variable」ウィンドウに表示されます。このメニューから、「IT Resource Type Definition」フォームを使用して作成したITリソース・タイプのいずれかを選択できます。これにより、このITリソース・タイプのパラメータにアダプタ変数をマップできます。
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- 「Add a Variable」ウィンドウのツールバーで、「Save」をクリックします。アダプタ変数の情報が、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。
このウィンドウのツールバーで、「Close」をクリックします。「Add a Variable」ウィンドウが閉じ、メイン画面が再びアクティブになります。作成したアダプタ変数の名前、分類タイプ、マッピング選択および説明が、「Variable List」タブの子表に表示されます。
これで、このアダプタ変数が「Adapter Factory」フォームのアダプタに加わりました。Oracle Identity Managerデータベースに保存され、アダプタ変数が使用可能になります。
アダプタ変数の変更
アダプタ変数を変更する手順は、次のとおりです。
- 編集するアダプタ変数を含むアダプタ(Create Solaris Userアダプタなど)を選択します。
- 「Variable List」タブを選択し、変更するアダプタ変数の行ヘッダーをダブルクリックします。アダプタ変数の情報を示す「Edit a Variable」ウィンドウが表示されます。
- このウィンドウで必要な編集を行います。たとえば、アダプタ変数のデータ型を、「String」から「Character」に変更します。
- 「Edit a Variable」ツールバーで、「Save」をクリックします。アダプタ変数の変更済情報が、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。
- ツールバーで「Close」をクリックします。「Edit a Variable」ウィンドウが閉じ、メイン画面が再びアクティブになります。変更したアダプタ変数が、「Adapter Factory」フォームの子表に表示されます。
注意
アダプタ変数のデータ型を変更した場合は特に、データ・マッピングを確認し、アダプタを再コンパイルしてください。
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アダプタ変数の削除
アダプタ変数がアダプタの実行に不要となった場合は、アダプタから削除できます。これを実行する手順は次のとおりです。
- 削除するアダプタ変数を含むアダプタ(Create Solaris Userアダプタなど)を選択します。
- 「Variable List」タブを選択します。
- このタブのリストから、削除するアダプタ変数を選択します。
- 「Delete」をクリックします。
- 変数を削除した後は、アダプタを再コンパイルしてください。
アダプタ変数が子表に表示されなくなります。アダプタ変数は削除されました。
アダプタ・タスクの作成
アダプタの構成と変数の作成が終了すると、アダプタのアトミック・ファンクション・コールを作成できます。このファンクション・コールを、アダプタ・タスクと呼びます。
Oracle Identity Managerでは、次のアダプタ・タスクを作成できます。
- Javaタスク: Java APIを呼び出してアダプタと外部ソースとの通信を可能にします。
- リモート・タスク: アダプタによるAPIのメソッドの呼出しを可能にします。このAPIはOracle Identity Managerの外部にあるマシンに存在します。
このタイプのタスクは、主にネットワークが有効ではないサード・パーティAPIとの統合に使用されます。Remote Managerは、リモート・マシンに配置されているリモートAPIメソッドを実行します。また、サード・パーティAPIがSecure Sockets Layer(SSL)を使用しない場合、Remote Managerを使用して、SSLで保護された通信でサード・パーティAPIを呼び出すことができます。リモート・タスクは、ネットワークが有効であり、スケーラビリティのためにOracle Identity Managerに配置されていないサード・パーティAPIとの統合にも使用されます。この場合も、リモートAPIはRemote Managerによって実行されます。ただし、サード・パーティAPIでネットワークが有効であるため、Remote Managerがターゲット・システム上に存在している必要はありません。
- ストアド・プロシージャ・タスク: Oracle Identity Managerで特定のデータベース・スキーマ内に存在するSQLプログラムをマップして実行できます。このプログラムを、ストアド・プロシージャと呼びます。これには、効率を高めるために事前にコンパイルされたSQL文などの情報が含まれます。
ストアド・プロシージャ・タスクをアダプタに組み込み、このアダプタをプロセス・タスクにアタッチすると、Oracle Identity Managerで、ストアド・プロシージャをネットワーク上でアクセス可能なあらゆるOracleまたはSQL Serverデータベースに組み込むことができます。これには、ストアド・プロシージャからのプリミティブ値の取得も含まれます。
- ユーティリティ・タスク: アダプタに、Oracle Identity ManagerにパッケージされたメソッドおよびAPIを移入できます。また、このタイプのタスクを使用すると、Java標準ライブラリAPIにアクセスできます。
- Oracle Identity Manager APIタスク: アダプタ・タスクからOracle Identity Managerで公開されたAPIにアクセスできます。これにより、アダプタ・コードの移植性が高まります。
- 変数設定タスク: アダプタ内に変数を設定できます。
- エラー・ハンドラ・タスク: 実行時に発生するアダプタ関連のエラーを表示できます。また、エラーの原因と適切な解決方法を確認できます。
- ロジック・タスク: アダプタ内に条件文を構築できます。
次のタイプのロジック・タスクを作成できます。
区別しやすくするために、Oracle Identity Managerでは、アダプタ・タスクのタイプがそれぞれアイコンで表示されます。タスク名の先頭にあるアイコンは、タスク・タイプを視覚的に示しています。たとえば、「J」はJavaタスクを表し、「LT」はロジック・タスクを表します。
アイコンのリストを表示するには、「Adapter Tasks」タブを選択し、「Legend」をクリックします。次のアイコンのリストを示した「Legend」ウィンドウが表示されます。
- Javaタスク
- ユーティリティ・タスク
- Xellerate API
- リモート・タスク
- ストアド・プロシージャ
- ロジック・タスク
- 変数設定タスク
次の手順では、各タイプのアダプタの作成方法を説明します。
Javaタスクの作成
Oracle Identity ManagerはJava APIを通じて外部ソースとハンドシェイクします。このためには、Oracle Identity Managerによってトリガーされた場合に外部ソースとの通信を開始するタスクを、アダプタに追加する必要があります。このタイプのタスクをJavaタスクと言います。
Javaタスクを作成する手順は次のとおりです。
- Javaタスクを追加するアダプタ(Update Solaris Passwordアダプタなど)を選択します。
- 「Adapter Tasks」タブを選択します。
- 「Add」をクリックします。
「Adapter Task Selection」ウィンドウが表示されたら、「Functional Task」オプションを選択します。
- オプションの右側の表示領域からJava項目を選択し、「Continue」をクリックします。
「Object Instance Selection」ウィンドウが表示されます。
表3-2で、「Object Instance Selection」ウィンドウのオプションを説明します。
表3-2 「Object Instance Selection」ウィンドウのオプション
注意
「Persistent Instance」オプションが無効化されている場合は、アダプタに永続オブジェクトが定義されていません。同様に、「Task Return Value Instance」オプションが無効化されている場合は、タスクに関連付けられたJavaオブジェクトの戻り値がありません。
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- オプション(「New Object Instance」など)をクリックして、「Continue」をクリックします。「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウが表示されます。
表3-3で、「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウの様々な領域を説明します。
表3-3 「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウの領域
- 「Task Name」フィールドに、作成するタスクの名前(Update Passwordなど)を入力します。
- オプション。Javaオブジェクトを再利用可能にするには、「Persistent Instance」を選択し、チェック・ボックスの右側にあるテキスト・フィールドにこのタスクのインスタンスの名前を入力します。
注意
インスタンス名に空白が含まれていないことを確認してください。
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注意
ターゲット・リソースとのセッションを、1回のみではなく、アダプタの使用中に何度も参照するには、「Persistent Instance」を選択します。
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ヒント
Javaオブジェクトを永続に設定すると、Javaオブジェクトを次に作成する時に、「Object Instance Selection」ウィンドウの「Persistent Instance」リストに表示されます。また、同一Javaオブジェクトのすべてのアダプタ・タスクにコンストラクタをマップする必要はありません。
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- 「API Source」を選択します。Oracle Identity Managerが
XL_HOME
/Xellerate
フォルダ・パスのJavaTasksサブフォルダ(たとえばC:¥oracle¥Xellerate¥JavaTasks
)から参照するJARファイルが表示されます。
- 「Application API」を選択します。「API Source」で選択したJARファイルに属するクラス・ファイルが表示されます。
- 「Constructors」領域で、選択したJavaクラスの初期化に使用するメソッドを選択します。
- 「Methods」領域で、Javaタスクで使用するメソッドを選択します。
- ツールバーで「Save」をクリックします。
Javaタスクに関する情報が、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。Javaタスクのコンストラクタとメソッドのパラメータにアクセス可能になります。これらのパラメータは、「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウの「Application Method Parameters」領域に表示されます。
- マッピングを設定する必要のあるJavaクラスのコンストラクタおよびメソッドを表示するには、「Constructors」および「Methods」アイコンの左側にあるプラス・アイコンをクリックします。
- マッピングを設定するコンストラクタまたはメソッドのパラメータを選択します。
- 「Description」テキスト領域には、このマッピングの説明を入力できます。
- 「Map To」コンボ・ボックスをクリックし、コンストラクタまたはメソッドのパラメータにマップ可能な項目を選択します(「Adapter Variable」など)。
- マッピングを正しく設定します。
- 「Set」をクリックします。
選択されたコンストラクタまたはメソッドのパラメータが、青で表示されます。これはマップ済であることを表します。
ヒント
パラメータのマッピングを削除するには、そのパラメータを右クリックし、表示されるポップアップ・メニューから「Un-Map Parameter」を選択します。
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- 「Application Method Parameters」領域に表示されるコンストラクタおよびメソッドのすべてのパラメータに対して、手順15〜18を繰り返します。
- 「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウのツールバーで「Save」をクリックします。Javaタスクに関する情報が、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。
- このウィンドウのツールバーで、「Close」をクリックします。「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウが閉じ、メイン画面が再びアクティブになります。作成したJavaタスク(Update Passwordなど)が「Adapter Factory」フォームに表示されます。
- オプション。アダプタに追加のJavaタスクを作成するには、手順3〜21を繰り返します。
ヒント
アダプタには、様々なタイプのアダプタ・タスクを作成および追加できます。
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アダプタが論理的に完全で、アダプタ・タスクのすべての変数がマップ済の場合、アダプタをコンパイルして、プロセス・タスクまたはフォーム・フィールドで使用できます。
- アダプタをコンパイルするには、「Build」をクリックします。
「Compile Status」フィールドのテキストが、「Recompile」から「OK」に変わります。これは、Oracle Identity Managerがアダプタをコンパイルし、エラーが発見されなかったことを示します。これで、アダプタをプロセス・タスクまたはフォーム・フィールドにアタッチできます。
- オプション。Oracle Identity Managerで生成されたコードを表示するには、ツール・バーで「Notes」をクリックします。
Oracle Identity Managerで生成されたコードを含む「Notes」ウィンドウが表示されます。
注意
「Build」をクリックした後に、「Compile Status」フィールドにCODE GEN ERRORが表示される場合は、アダプタの検証およびコンパイル中に、Oracle Identity Managerで次のいずれかのタイプのエラーが発生しています。
- 検証エラー
Oracle Identity Managerがアダプタをチェックし、有効性を検証している時に、エラーが発見されました。アダプタ・タスクのパラメータがマッピングされていない場合、パラメータのマッピングが正しくない場合または配置されたアダプタ・タスクが使用できない場合に、このエラーが発生します。
Oracle Identity Managerでは、アダプタの検証が終了してからアダプタのコードが生成されるため、Oracle Identity Managerで検証エラーが発生すると、コードの生成は行われません。
- Javaコンパイル・エラー
アダプタの有効性がOracle Identity Managerで検証されました。しかし、Oracle Identity Managerでアダプタのコンパイル中に、エラーが発見されました。アダプタ・タスク・パラメータに割り当てられたデータ型が正しくない場合に、このエラーが発生します。
Oracle Identity Managerでアダプタが検証されているため、コードは生成されます。ただし、コンパイル中にOracle Identity Managerでエラーが発生すると、コードの生成が停止します。
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ヒント
Javaタスクを作成してアダプタに追加すると、「Adapter Factory」フォームの「Resources」タブにアクセスして、次の情報を確認できます。
- Javaタスクの作成に使用したJARファイルおよびクラス・ファイル
- JARファイルおよびクラス・ファイルを含むディレクトリ・パスを表す名前
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リモート・タスクの作成
リモート・タスクを使用すると、アダプタでRemote Managerを使用したAPIメソッドの呼出しができます。このAPIはOracle Identity Managerの外部にあるマシンに存在します。この項では、リモート・タスクの作成方法を説明します。
注意
リモート・タスクを作成する前に、アダプタ変数をITリソースの分類タイプに定義し、「IT Resource Type Definition」フォームを使用して作成したITリソースのいずれか1つを選択してください。
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- リモート・タスクを追加するアダプタを選択します。
- 「Adapter Tasks」タブをクリックします。
- 「Add」をクリックします。
「Adapter Task Selection」ウィンドウが表示されます。
- 「Functional Task」オプションを選択します。
- ボタンの右側の表示領域から、リモート・タスクを作成するリモート項目を選択します。次に、「Continue」をクリックします。
「Object Instance Selection」ウィンドウが表示されます。
- 「Continue」をクリックします。
「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウが表示されます。
- 「Task Name」フィールドに、作成するリモート・タスクの名前を入力します。
- オプション。リモート・タスクを再利用可能にするには、「Persistent Instance」チェック・ボックスを選択します。次に、チェック・ボックスの右側のテキスト・フィールドに、このタスクのインスタンス名を入力します。
注意
インスタンス名に空白が含まれていないことを確認してください。
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- 「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウで、JARファイル、クラス・ファイル、コンストラクタおよびメソッドを選択します。次に、コンストラクタおよびメソッドのパラメータのマッピングを設定します。
注意
入力パラメータの1つに、ITリソースの分類タイプが含まれます。このパラメータを、ITリソースのアダプタ変数タイプと関連付ける必要があります。
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- 「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウのツールバーで「Save」をクリックします。
リモート・タスクに関する情報が、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。
- このウィンドウのツールバーで、「Close」をクリックします。
「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウが閉じ、メイン画面が再びアクティブになります。作成したリモート・タスクが、「Adapter Factory」フォームに表示されます。
- オプション。アダプタに追加のリモート・タスクを作成するには、手順3〜11を繰り返します。
これで、アダプタをコンパイルし、プロセス・タスクまたはフォーム・フィールドで使用できます。
- アダプタをコンパイルするには、「Build」をクリックします。
「Compile Status」フィールドのテキストが、「Recompile」から「OK」に変わります。これは、Oracle Identity Managerがアダプタをコンパイルし、エラーが発見されなかったことを示します。これで、アダプタをプロセス・タスクまたはフォーム・フィールドにアタッチし、それによってOracle Identity Managerと外部APIが通信できます。
ストアド・プロシージャ・タスクの作成
Oracle Identity Managerでは、特定のデータベース・スキーマ内に存在するSQLプログラムへのマップおよび実行ができます。このSQLプログラムを、ストアド・プロシージャと言います。ストアド・プロシージャには、効率を高めるために事前にコンパイルされたSQL文などが含まれます。
そのためには、ストアド・プロシージャ・タスクをアダプタに追加する必要があります。Oracle Identity Managerでトリガーされると、このタスクはネットワーク上でアクセス可能なあらゆるOracleまたはSQL Serverデータベースにストアド・プロシージャを組み込みます。これには、ストアド・プロシージャからのプリミティブ値の取得も含まれます。
次の手順では、ストアド・プロシージャ・タスクを作成する方法を説明します。
注意
データベース・スキーマのパラメータ値とサーバー・タイプは、「IT Resources」フォームで設定します。
スキーマのサーバー・タイプは、データベースに設定します。それ以外では、ストアド・プロシージャ・タスクの作成または実行(あるいはその両方)の間に、Oracle Identity Managerがデータベース・スキーマを参照できません。
また、Oracle Identity Managerは、パラメータで表される値(データベース名またはURLなど)を使用してスキーマに接続します。その結果、スキーマに含まれるストアド・プロシージャを実行できます。
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- Oracle Databaseを使用するOracle Identity Managerインストールの場合、OIM_HOME/xellerate/ext/ディレクトリからXL_DC_HOME/xlclient/extディレクトリにojdbc14.jarファイルをコピーしてください。
SQL Serverを使用するOracle Identity Managerインストールの場合、Microsoftから次のファイルを入手し、それらをXL_DC_HOME/xlclient/extディレクトリにコピーする必要があります。
- msbase.jar
- mssqlserver.jar
- msutil.jar
- ストアド・プロシージャ・タスクを追加するアダプタ(Update User IDアダプタなど)を選択します。
- 「Adapter Tasks」タブをクリックします。
- 「Add」をクリックします。
「Adapter Task Selection」ウィンドウが表示されます。
- 「Functional Task」オプションを選択します。
- オプションの右側の表示領域から、ストアド・プロシージャを選択し、「Continue」をクリックします。「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウが表示されます。
次の表で、「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウの領域を説明します。
表3-4 「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウの領域
- 「Task Name」フィールドに、作成するストアド・プロシージャ・タスクの名前(Update IDなど)を入力します。
- 「Description」テキスト領域には、このストアド・プロシージャ・タスクの説明を入力できます。
- 「Database」リストをクリックします。「IT Resources」フォームで定義されたデータベースが表示されます。
注意
Oracle Identity Managerが選択したデータベースに接続できない場合は、表示領域に「Connection Failed」と表示されます。また、「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウの「Notes」ボタンが有効になります。このボタンをクリックすると、接続を確立できなかった理由が表示されます。
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ヒント
Oracle Identity Managerで接続できるデータベースを選択した場合のみ、スキーマおよびストアド・プロシージャが表示されます。この選択に基づき、関連するスキーマとプロシージャが、対応するコンボ・ボックスに表示されます。
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関連資料
「IT Resources」フォームを使用してストアド・プロシージャを含むデータベースの設定を定義する方法の詳細は、『Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソール・ガイド』
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- 「Schema」リストをクリックします。選択したデータベースに関連付けられたスキーマが表示されます。
- 「Procedure」リストをクリックします。「Schema」コンボ・ボックスから選択したデータベース・スキーマに存在するストアド・プロシージャが表示されます。
- 「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウのツールバーで「Save」をクリックします。ストアド・プロシージャ・タスクに関する情報が、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。
これで、ストアド・プロシージャのパラメータにマッピングを設定できます。これらのパラメータは、「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウの「Parameters」領域に表示されます。
注意
Oracle Identity Managerは、選択したストアド・プロシージャのデータベースおよびスキーマを自動的にマップします。ただし、Oracle Identity Managerではこのマッピングを上書きできます。
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- 「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウのツールバーで「Save」をクリックします。ストアド・プロシージャ・タスクのパラメータに設定したマッピングが、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。
- このウィンドウのツールバーで、「Close」をクリックします。
「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウが閉じ、メイン画面が再びアクティブになります。作成したストアド・プロシージャ・タスク(Update IDなど)が、「Adapter Factory」フォームに表示されます。
- オプション。アダプタに追加のストアド・プロシージャ・タスクを作成するには、手順3〜13を繰り返します。
- アダプタをコンパイルするには、「Build」をクリックします。
「Compile Status」フィールドのテキストが、「Recompile」から「OK」に変わります。これは、Oracle Identity Managerがアダプタをコンパイルし、エラーが発見されなかったことを示します。これで、アダプタをプロセス・タスクまたはフォーム・フィールドにアタッチし、それによってOracle Identity Managerで選択したストアド・プロシージャ・タスクにマップおよび実行できます。
ユーティリティ・タスクの作成
アダプタ・ファクトリは、アダプタ開発の効率を高めるユーティリティ・クラスおよびメソッドのライブラリとともに出荷されています。
ユーティリティ・クラスとメソッドは、xlUtils.jar、xlIntegration.jarおよびrt.jarファイル内にあります。このJARファイルのいずれかのクラスまたはメソッドを使用して作成したJavaタスクを、ユーティリティ・タスクと言います。
関連項目
xlUtils.jar 、xlIntegration.jar およびrt.jar ファイルを構成するクラス・ファイルのリストとそれらが実行する機能の説明は、「クラス・ファイル」
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- ユーティリティ・タスクを追加するアダプタ(Update Solaris User Groupアダプタなど)を選択します。
- 「Adapter Tasks」タブをクリックします。
- 「Add」をクリックします。
「Adapter Task Selection」ウィンドウが表示されます。
- 「Utility Task」オプションを選択します。
- オプションの右側の表示領域から、ユーティリティを選択し、「Continue」をクリックします。「Object Instance Selection」ウィンドウが表示されます。
- 「Continue」をクリックします。「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウが表示されます。
- 「Task Name」フィールドに、作成するユーティリティ・タスクの名前(Update User Groupなど)を入力します。
- オプション。ユーティリティ・タスクを再利用可能にするには、「Persistent Instance」を選択し、チェック・ボックスの右側にあるテキスト・フィールドにこのタスクのインスタンスの名前を入力します。
注意
インスタンス名に空白が含まれていないことを確認してください。
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- 「Application API」リストをクリックします。xlUtils.jar、xlIntegration.jarおよびrt.jarファイルに属するクラス・ファイルが表示されます。
注意
xlUtils.jar、xlIntegration.jarおよびrt.jarには、ユーティリティ・タスクで使用できるすべてのクラス・ファイルが含まれています。したがって、「API Source」リストにアクセスする必要はありません。
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- 「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウで、コンストラクタおよびメソッドを選択します。次に、コンストラクタおよびメソッドのパラメータのマッピングを設定します。
- 「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウのツールバーで「Save」をクリックします。ユーティリティ・タスクに関する情報が、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。
- このウィンドウのツールバーで、「Close」をクリックします。
「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウが閉じ、メイン画面が再びアクティブになります。作成したユーティリティ・タスク(Update User Groupなど)が、「Adapter Factory」フォームに表示されます。
- オプション。アダプタに追加のユーティリティ・タスクを作成するには、手順3〜12を繰り返します。
これで、アダプタをコンパイルし、プロセス・タスクまたはフォーム・フィールドで使用できます。
- アダプタをコンパイルするには、「Build」をクリックします。
「Compile Status」フィールドのテキストが、「Recompile」から「OK」に変わります。これは、Oracle Identity Managerがアダプタをコンパイルし、エラーが発見されなかったことを示します。これで、アダプタをプロセス・タスクまたはフォーム・フィールドにアタッチできます。
Oracle Identity Manager APIタスクの作成
アダプタ・コードの移植性を高めるため、Oracle Identity Manager APIタスクでは、Oracle Identity Managerで公開済のAPIをアダプタ・タスクで呼び出すことができます。これは、ハードコードされたSQL文を介してOracle Identity Managerデータに直接アクセスするよりもよい方法です。
アダプタ・ファクトリは、Oracle Identity Manager APIタスクを含むアダプタ開発の効率を高めるユーティリティ・クラスおよびメソッドのライブラリとともに出荷されています。このユーティリティ・クラスとメソッドは、xlAPI.jarファイル内にあります。
関連項目
xlAPI.jar ファイルを構成するクラス・ファイルのリストとそれらが実行する機能の説明は、「クラス・ファイル」
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このタイプのアダプタ・タスクを作成する手順は、次のとおりです。
- Oracle Identity Manager APIタスクを追加するアダプタ(Get User's Passwordアダプタなど)を選択します。
- 「Adapter Tasks」タブをクリックします。
- 「Add」をクリックします。
「Adapter Task Selection」ウィンドウが表示されます。
- 「Utility Task」オプションを選択します。
- オプションの右側の表示領域から、Xellerate APIを選択し、「Continue」をクリックします。「Object Instance Selection」ウィンドウが表示されます。
- 「Continue」をクリックします。「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウが表示されます。
- 「Task Name」フィールドに、作成するOracle Identity Manager APIタスクの名前(Retrieve Passwordなど)を入力します。
- オプション。Oracle Identity Manager APIタスクを再利用可能にするには、「Persistent Instance」を選択します。次に、チェック・ボックスの右側のテキスト・フィールドに、このタスクのインスタンス名を入力します。
ヒント
インスタンス名に空白が含まれていないことを確認してください。
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- 「Application API」リストをクリックします。
xlAPI.jar
ファイルに属するクラス・ファイルが表示されます。
注意
xlAPI.jar ファイルには、Oracle Identity Manager APIタスクで使用できるすべてのクラス・ファイルが含まれています。したがって、「API Source」リストにアクセスする必要はありません。
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- 「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウで、クラス・ファイル、コンストラクタおよびメソッドを選択します。次に、コンストラクタおよびメソッドのパラメータのマッピングを設定します。
- 「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウのツールバーで「Save」をクリックします。Oracle Identity Manager APIタスクに関する情報が、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。
- このウィンドウのツールバーで、「Close」をクリックします。「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウが閉じ、メイン画面が再びアクティブになります。作成したOracle Identity Manager APIタスク(Retrieve Passwordなど)が、「Adapter Factory」フォームに表示されます。
- オプション。アダプタに追加のOracle Identity Manager APIタスクを作成するには、手順3〜12を繰り返します。
これで、アダプタをコンパイルし、プロセス・タスクまたはフォーム・フィールドで使用できます。
- アダプタをコンパイルするには、「Build」をクリックします。
「Compile Status」フィールドのテキストが、「Recompile」から「OK」に変わります。これは、Oracle Identity Managerがアダプタをコンパイルし、エラーが発見されなかったことを示します。これで、Oracle Identity Managerがサード・パーティ・アプリケーションと通信できるように、アダプタをプロセス・タスクまたはフォーム・フィールドにアタッチできます。
アダプタ変数値の再割当て
アダプタが必要な目的を完了できるように、アダプタ変数の値を、別のアダプタ変数、異なるタイプのアダプタ・タスクまたは定数(またはリテラル)に再度割り当てる必要がある場合があります。アダプタ変数値の再割当てを可能にするタスクを、変数設定タスクと言います。
たとえば、ユーザーIDの長さが11文字未満の場合に、アダプタ変数の戻り値をアダプタ・タスク(UserName)の出力と同じ値に設定する変数設定タスクを作成できます。
変数設定タスクを作成する手順は次のとおりです。
- 変数設定タスクを追加するアダプタ(Check the Solaris User IDアダプタなど)を選択します。
- 「Adapter Tasks」タブをクリックします。
- 「Add」をクリックします。「Adapter Task Selection」ウィンドウが表示されます。
- 「Logic Task」オプションを選択します。
- 表示領域からSET VARIABLEを選択し、「Continue」をクリックします。「Add Set Variable Task Parameters」ウィンドウが表示されます。
- 「Variable Name」リストから、再割当てする値(アダプタ戻り値など)を持つアダプタ変数を選択します。
- 「Operand Type」リストから、変数に値を提供するオペランドのタイプを選択します。
ヒント
アダプタ変数値を、別のアダプタ変数、異なるタイプのアダプタ・タスクまたはリテラルに再割当てできます。
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表3-5を使用して、様々なオペランドのタイプを理解してください。
表3-5 オペランドのタイプ
次のタスクでは、アダプタ変数の戻り値をUserNameアダプタ変数と等しくなるように設定します。
- 「Add Set Variable Task Parameters」ウィンドウのツールバーで、「Save」をクリックします。作成した変数設定タスクが、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。
- 「Add Set Variable Task Parameters」ウィンドウのツールバーで、「Close」をクリックします。「Add Set Variable Task Parameters」ウィンドウが閉じ、メイン画面が再びアクティブになります。作成した変数設定タスク(Set Adapter return value = UserNameなど)が、「Adapter Factory」フォームに表示されます。
- オプション。アダプタに追加の変数設定タスクを作成するには、手順3〜9を繰り返します。
これで、アダプタをコンパイルし、プロセス・タスクまたはフォーム・フィールドで使用できます。
- アダプタをコンパイルするには、「Build」をクリックします。「Compile Status」フィールドのテキストが、「Recompile」から「OK」に変わります。Oracle Identity Managerがアダプタをコンパイルし、エラーは発見されませんでした。アダプタをプロセス・タスクまたはフォーム・フィールドにアタッチできます。
エラー・ハンドラ・タスクの追加
エラー・ハンドラ・タスクを作成する手順は次のとおりです。
- アダプタ・タスクからエラーが返る場合があります。これが発生すると、アダプタがアタッチされたプロセス・タスクまたはフォーム・フィールドは拒否されます。
カスタマイズ可能なエラー・メッセージをアタッチして、ユーザーに表示することができます。このメッセージをエラー・ハンドラ・タスクと言います。
たとえば、ユーザーIDの長さが10文字を超える場合にエラー・メッセージを表示するエラー・ハンドラ・タスクをアダプタにアタッチできます。
- エラー・ハンドラ・タスクを追加するアダプタ(Check the Solaris User IDアダプタなど)を選択します。
- 「Adapter Tasks」タブをクリックします。
- 「Add」をクリックします。
「Adapter Task Selection」ウィンドウが表示されます。
- 「Logic Task」オプションを選択します。
- 表示領域から処理エラーを選択し、「Continue」をクリックします。「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウが表示されます。
- このウィンドウの「Lookup」フィールドをダブルクリックします。アダプタに追加可能なエラー・ハンドラ・タスクを示す「Lookup」ウィンドウが表示されます。
注意
この「Lookup」ウィンドウには、ADAPTERで始まるエラー・ハンドラ・タスク(ADAPTER.USERIDLENERRなど)のみが表示されます。
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注意
アダプタに組み込むエラー・ハンドラ・タスクが表示されない場合、「Error Message Definition」フォームにアクセスして作成します。
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関連資料
「Error Message Definition」フォームの詳細は『Oracle Identity Manager管理およびユーザー・コンソール・ガイド』
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- 使用するエラー・ハンドラ・タスク(ADAPTER.USERIDLENERRなど)を選択します。
- 「OK」をクリックします。「Lookup」ウィンドウが閉じ、「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウがアクティブになります。また、選択したエラー・ハンドラ・タスクが、このウィンドウのテキスト・ボックスに表示されます。
- 「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウのツールバーで「Save」をクリックします。アダプタに組み込んだエラー・ハンドラ・タスクが、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。
- このウィンドウのツールバーで、「Close」をクリックします。
「Add an Adapter Factory Task」ウィンドウが閉じ、メイン画面が再びアクティブになります。追加したエラー・ハンドラ・タスク(Handle Error.ADAPTER.USERIDLENERRなど)が、「Adapter Factory」フォームの子表に表示されます。
- オプション。アダプタに追加のエラー・ハンドラ・タスクを作成するには、手順3〜10を繰り返します。
アダプタが論理的に完全で、アダプタ・タスクのすべての変数がマップ済の場合、アダプタをコンパイルして、プロセス・タスクまたはフォーム・フィールドで使用できます。
- アダプタをコンパイルするには、「Build」をクリックします。
「Compile Status」フィールドのテキストが、「Recompile」から「OK」に変わります。これは、Oracle Identity Managerがアダプタをコンパイルし、エラーが発見されなかったことを示します。これで、アダプタをプロセス・タスクまたはフォーム・フィールドにアタッチできます。
ロジック・タスクの作成
アダプタを定義する時に、アダプタに条件文を追加して論理フローを管理する必要がある場合があります。この条件文をロジック・タスクと言います。たとえば、ユーザーIDの長さが10文字を超える場合にアクションをトリガーするロジック・タスクを作成できます。
ロジック・タスクを作成する手順は次のとおりです。
- ロジック・タスクを追加するアダプタ(Check the Solaris User IDアダプタなど)を選択します。
- 「Adapter Tasks」タブをクリックします。
- 「Add」をクリックします。「Adapter Task Selection」ウィンドウが表示されます。
- 「Logic Task」オプションを選択します。
- 表示領域から、作成するロジック・タスクのタイプを選択します。次に、「Continue」をクリックします。
注意
条件式を選択して「Continue」をクリックすると、次のいずれかのアクションが発生します。
Oracle Identity Managerが条件文をアダプタに直接追加します。または、
構成が必要な条件式に関係するフィールドを含む別のウィンドウが表示されます。
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特定の条件文を選択した場合に発生する内容については、表3-6を参照してください。
表3-6 特定の条件文から発生するアクション
表3-7では、「Add Adapter Factory Logic Task Parameters」ウィンドウの様々な領域を説明します。
表3-7 「Add Adapter Factory Logic Task」ウィンドウの領域
注意
FOR条件文を選択すると、「Add Adapter Factory Logic Task Parameters」ウィンドウが表示されます。ただし、異なるテキスト・ボックスとコンボ・ボックスが表示されます。
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FOR条件文の場合は、表3-8で「Add Adapter Factory Logic Task Parameters」ウィンドウの領域を確認してください。
表3-8 FOR条件文の場合の「Add Adapter Factory Logic Task Parameters」
注意
ELSE、BREAK、RETURNまたはCONTINUE条件文を選択する場合は、手順8に進んでください。
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- 条件文にパラメータを設定します。
このロジック・タスクでは、ユーザーIDの長さが10文字を超えているかどうかを確認します。
- 「Add Adapter Factory Logic Task Parameters」ウィンドウのツールバーで、「Save」をクリックします。
作成したロジック・タスクが、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。
- このウィンドウのツールバーで、「Close」をクリックします。「Add Adapter Factory Logic Task Parameters」ウィンドウが閉じ、メイン画面が再びアクティブになります。作成したロジック・タスク(If(Check ID Length > 10)など)が、「Adapter Factory」フォームに表示されます。
- オプション。アダプタに追加のロジック・タスクを作成するには、手順3〜8を繰り返します。
注意
ロジック・タスクの条件で実行する必要のあるすべてのアダプタ・タスクは、ロジック・タスクの下に正しくネストする必要があります。
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これで、アダプタをコンパイルし、プロセス・タスクまたはフォーム・フィールドで使用できます。
- アダプタをコンパイルするには、「Build」をクリックします。
「Compile Status」フィールドのテキストが、「Recompile」から「OK」に変わります。これは、Oracle Identity Managerがアダプタをコンパイルし、エラーが発見されなかったことを示します。これで、アダプタをプロセス・タスクまたはフォーム・フィールドにアタッチできます。
アダプタ・タスクの変更
次の手順では、変更が必要になった場合のアダプタ・タスクの編集方法を説明します。アダプタ・タスクを変更する手順は次のとおりです。
- 編集するアダプタ・タスクを含むアダプタ(Update Solaris User Groupアダプタなど)を選択します。
- 「Adapter Tasks」タブをクリックします。
- 変更するアダプタ・タスクをダブルクリックします。
選択したアダプタ・タスクに関する情報を示す「Edit Adapter Factory Task Parameters」ウィンドウが表示されます。このウィンドウで、必要な変更を行います。
- 「Edit Adapter Factory Task Parameters」ウィンドウのツールバーで、「Save」をクリックします。
変更した情報が、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。
- このウィンドウのツールバーで、「Close」をクリックします。
「Edit Adapter Factory Task Parameters」ウィンドウが閉じます。メイン画面が再びアクティブになります。変更したタスクが、「Adapter Factory」フォームの子表に表示されます。プロセス・タスクまたはフォーム・フィールドで使用できるように、アダプタを再コンパイルする必要があります。
- アダプタを再コンパイルするには、「Build」をクリックします。
「Compile Status」フィールドのテキストが、「Recompile」から「OK」に変わります。これは、Oracle Identity Managerがアダプタをコンパイルし、エラーが発見されなかったことを示します。これで、アダプタをプロセス・タスクまたはフォーム・フィールドにアタッチできます。
注意
Java、Xellerate APIまたはユーティリティ・タスク内のAPIコールは変更できません。アダプタ・タスクを削除し、再作成する必要があります。 また、「Compile Status」フィールドにCODE GEN ERRORが表示される場合は、アダプタのコンパイル中に、Oracle Identity Managerでエラーが発生しています。エラーを修正し、必要に応じてアダプタ・タスクを変更し、アダプタを再コンパイルしてください。
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タスクの順序とネスティングの変更
アダプタに複数のタスクを追加する場合、アダプタを動作させるために、タスクを実行する順序を変更するか、あるタスクを別のタスク内に入れる必要がある場合があります。
次の手順では、タスクの順序とネスティングの変更方法を説明します。
注意
必ずアダプタ・タスクのマッピングの依存状態を理解した上で、アダプタ・タスクの順序とネスティングを変更してください。
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タスクの順序とネスティングを変更する手順は次のとおりです。
- 順序を変更するかネストする(あるいはその両方)タスクを含むアダプタ(Check the Solaris User IDアダプタなど)を選択します。
- 「Adapter Tasks」タブをクリックします。
現行のアダプタに属するタスクが表示されます。
この例では、次のように変更する必要があります。
- エラー・ハンドラ・タスクを、IF(Check ID Length > 10)ロジック・タスク内にネストする必要があります。
- 変数設定タスクを、ELSEロジック・タスク内にネストする必要があります。
- IFロジック・タスクをELSEロジック・タスクより前にする必要があります。
そのため、まず、ロジック・タスクを再編成する必要があります。次に、エラー・ハンドラ・タスクと変数設定タスクを、IFおよびELSEロジック・タスク内にそれぞれネストする必要があります。タスクを再編成する手順は次のとおりです。
- 他のタスクの前に実行する必要のあるタスクを選択し、「Up」矢印ボタンをクリックします。選択したタスクの位置が、その前のタスクと入れ替わります。
または
他のタスクの後に実行する必要のあるタスクを選択し、「Down」矢印ボタンをクリックします。選択したタスクが、下にあったタスクの下に表示されます。
タスクをネストする/タスクのネスティングを削除する手順は、次のとおりです。
- 他のタスク内に置く必要のあるタスクを選択し、「Right」矢印ボタンをクリックします。選択したタスクが、その上に表示されるタスクの中にネストされます。
または
他のタスク内にネストする必要がなくなったタスクを選択し、「Left」矢印ボタンをクリックします。選択したタスクで、その上に表示されるタスクの中でのネスティングが解除されます。
- ツールバーで「Save」をクリックします。
アダプタ・タスクの順序とネスティングが、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。アダプタが論理的に完全で、アダプタ・タスクのすべての変数がマップ済の場合、アダプタをコンパイルして、プロセス・タスクまたはフォーム・フィールドで使用できます。
- アダプタをコンパイルするには、「Build」をクリックします。
「Compile Status」フィールドのテキストが、「Recompile」から「OK」に変わります。これは、Oracle Identity Managerがアダプタをコンパイルし、エラーが発見されなかったことを示します。これで、アダプタをプロセス・タスクまたはフォーム・フィールドにアタッチできます。
注意
「Compile Status」フィールドにCODE GEN ERRORが表示される場合は、アダプタのコンパイル中に、Oracle Identity Managerでエラーが発生しています。エラーを修正し、必要に応じてアダプタ・タスクを変更し、アダプタを再コンパイルしてください。
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アダプタ・タスクの削除
アダプタ・タスクがアダプタの実行に不要になった場合は、アダプタから削除する必要があります。アダプタ・タスクを削除する手順は次のとおりです。
- 削除するタスクを含むアダプタ(Update Solaris User Groupアダプタなど)を選択します。
- 「Adapter Tasks」タブをクリックします。
- 削除するタスク(CONTINUEロジック・タスクなど)を選択します。
- 「Delete」をクリックします。
選択したタスクが削除され、子表に表示されなくなります。
- ツールバーで「Save」をクリックします。
- アダプタを再コンパイルします。
注意
アダプタ・タスクを削除する場合は、アダプタのロジックが矛盾なく維持されていることを確認してください。
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レスポンスの使用
アダプタにはレスポンスと呼ばれる多様な結果があります。このレスポンスに基づき、アダプタが他のプロセス・タスクをトリガーできます。
たとえば、アダプタからTrueレスポンスが返ると、プロセス・タスクのステータスは自動的に「Completed」に設定されます。しかし、アダプタからFalseレスポンスが返ると、プロセス・タスクのステータスは自動的に「Rejected」に設定され、別のプロセス・タスクがトリガーされます。
このレスポンスは、「Adapter Factory」フォームの「Responses」タブで追加、変更または削除できます。
次の手順では、レスポンスの作成、変更および削除の方法を説明します。
注意
これらのアダプタはプロセス・タスクにアタッチされているため、レスポンスはプロセス・タスク・アダプタのみで使用されます。ルール・ジェネレータ、事前移入アダプタおよびエンティティ・アダプタはプロセスには関連付けられません。タスク割当てアダプタも、レスポンスに関連付けられません。そのため、アクティブなアダプタが、タスク割当て、ルール・ジェネレータ、事前移入アダプタまたはエンティティ・アダプタである場合、Oracle Identity Managerの「Responses」タブは無効化されています。
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レスポンスの作成
- レスポンスを追加するアダプタ(Create Solaris Userアダプタなど)を選択します。
- 「Responses」タブをクリックします。
- 「Add」をクリックします。
「Responses」タブに空白行が挿入されます。
- 「Code Name」列内に表示されるフィールドをクリックします。
- 生成可能なレスポンス・タイプを表すコード(Trueなど)を入力します。
- 「Description」列内に表示されるフィールドをクリックします。
- レスポンスの説明(「ユーザーは正常に作成されました。」など)を入力します。
- 「Status」列内に表示されるフィールドをダブルクリックします。
レスポンスに関連付け可能な様々なステータス・レベルを示す「Lookup」ポップアップ・ウィンドウが表示されます。
- 目的のステータス・レベル(「Completed (C)」など)をクリックします。次に、「OK」をクリックします。
「Lookup」ウィンドウが閉じ、「Responses」タブが再びアクティブになります。
- 「Add」ボタンをクリックして、「Code Name」フィールドにはFalseと入力し、「Description」フィールドには「ユーザーは正常に作成されませんでした。」と入力して、もう1つのレスポンスを作成します。次に、「Lookup」ウィンドウにアクセスし、「Rejected (R)」のステータス・レベルをこのレスポンスに割り当てます。
- ツールバーで「Save」をクリックします。
このアダプタに対して作成したレスポンスが、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。このアダプタをプロセス・タスクにアタッチすると、レスポンスは「Process Definition」フォームの「Editing Task」ウィンドウにある「Responses」タブに表示されます。
レスポンスの変更
次の手順では、レスポンスを編集する方法を説明します。
- 編集するレスポンスを含むアダプタ(Create Solaris Userアダプタなど)を選択します。
- 「Responses」タブをクリックします。
「Responses」タブが表示されます。
- 変更する情報を含むレスポンスのフィールドをダブルクリックします。
- フィールドがテキスト・フィールドの場合、Oracle Identity Managerではフィールドが有効化されています。これでフィールドの内容を編集できます。
- フィールドが「Lookup」フィールドの場合、レスポンスに関連付け可能な様々なステータス・レベルを示す「Lookup」ポップアップ・ウィンドウが表示されます。目的のステータス・レベルをクリックし、「OK」をクリックします。
たとえば、Falseレスポンスの「Status」列をダブルクリックし、「Suspended (S)」のステータス・レベルを選択して「OK」をクリックします。
- ツールバーで「Save」をクリックします。
変更したレスポンスの情報が、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。
レスポンスの削除
レスポンスが不要になった場合は、アダプタから削除できます。
- 削除するレスポンスを含むアダプタを選択します。
- 「Responses」タブをクリックします。
- 削除するレスポンスを選択します。
- 「Delete」をクリックします。
レスポンスが表示されなくなります。これは、Oracle Identity Managerがレスポンスを削除したことを意味します。
ルール・ジェネレータとエンティティ・アダプタのスケジュール設定
Oracle Identity Managerでは、プロセス・タスク・アダプタまたはタスク割当てアダプタがプロセス・タスクにアタッチされ、プロセス・タスクのステータスが「Pending」である場合に、自動的にこれらをトリガーします。また、Oracle Identity Managerは、常に事前移入アダプタを挿入前にトリガーします。そのため、プロセス・タスク・アダプタ、タスク割当てアダプタまたは事前移入アダプタが実行される場合は、スケジュール設定は必要ありません。
一方、ルール・ジェネレータおよびエンティティ・アダプタは、フォーム・フィールドにアタッチされます。ルール・ジェネレータまたはエンティティ・アダプタは、トリガーされないと、Oracle Identity Managerで実行できません。これは「Execution Schedule」タブで指定します。
このタブを使用して、Oracle Identity Managerが挿入前または更新前にルール・ジェネレータまたはエンティティ・アダプタをトリガーするように決定できます。また、削除前、挿入後、更新後および削除後にエンティティ・アダプタを実行するスケジュールも設定できます。
この手順では、Oracle Identity Managerを構成して、ルール・ジェネレータまたはエンティティ・アダプタをトリガーする方法を説明します。
ルール・ジェネレータとエンティティ・アダプタのスケジュール設定
- Oracle Identity Managerでトリガーするルール・ジェネレータまたはエンティティ・アダプタ(Solaris User ID Generatorなど)を選択します。
注意
プロセス・タスク・アダプタまたは事前移入アダプタの作業では、「Execution Schedule」タブを使用する必要はありません。その場合、このタブとコンテンツは無効化されています。
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- 「Execution Schedule」タブをクリックします。
「Execution Schedule」タブのコンテンツが表示されます。
次の表は、「Execution Schedule」タブの様々なチェック・ボックスの理解に役立ちます。
注意
「Execution Schedule」タブのチェック・ボックスをクリックして、Oracle Identity Managerがルール・ジェネレータまたはエンティティ・アダプタをいつトリガーできるかを定義します。「Data Object Manager」フォームでは、Oracle Identity Managerがルール・ジェネレータまたはエンティティ・アダプタをいつトリガーするかを指定できます。
「Data Object Manager」フォームの詳細は、「ルール・ジェネレータのアダプタ変数のマッピング」を参照してください。
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- 目的のチェック・ボックスを有効化します。次に、ツールバーで「Save」をクリックします。
設定したOracle Identity Managerでルール・ジェネレータまたはエンティティ・アダプタを実行するための基準は、Oracle Identity Managerデータベースに格納されます。