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JRockit SDK ユーザーズ ガイド

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BEA JRockit での Web Start の使い方

このバージョンの BEA JRockit には、Java Web Start の実装が含まれています。Java Web Start は、ブラウザで 1 回クリックするだけで Java アプリケーションを起動できるようにするためのツールです。Web Start を使用すると、アプリケーションをブラウザから直接ダウンロードして起動することができ、複雑で時間のかかるインストール手順を行わなくて済みます。Java アプリケーションであれば、Web Start を使用して起動することができます。

この節の内容は以下のとおりです。

 


Web Start でできること

Java Web Start を使用すると、Web ページ リンクをクリックするだけでアプリケーションが起動します。使用するコンピュータ上にアプリケーションがない場合、Java Web Start は必要なファイルを自動的にダウンロードします。デスクトップ上のアイコンまたはブラウザ リンクから、必要なときにいつでもアプリケーションを再起動できるように、コンピュータにファイルがキャッシュされます。アプリケーションの起動にどちらの方法を使用しても、常に最新版のアプリケーションが起動されます。

 


Web Start のセキュリティ

Java Web Start はデータとファイルの整合性を保証するために Java プラットフォームのセキュリティ機能を備えています。また、ブラウザで最新の Java 2 テクノロジを使用できます。

 


Web Start のインストールと起動

Java Web Start はパブリック JRE インストールの一部としてインストールされています (「BEA JRockit 1.4.2 JRE のインストール」を参照してください)

Windows の実装

インストールすると、デスクトップ上に新しいアイコンが表示され (図 8-1)、[スタート] メニューの [プログラム] の下位に新しい項目が表示されます。

図 8-1 [Java Web Start] アイコン

[Java Web Start] アイコン


 

次のように入力してコマンドラインから起動することもできます。いずれかの方法で Java Web Start を起動します。

<jre_home>/javaws/javaws

(<jre_home> は JRE ホーム ディレクトリです。例 : 
C:/jrockit-j2sdk1.4.2_03/jre).

Linux の実装

Web Start を追加しても Linux のインストレーションは変わりません。ただし、コマンドラインからのみ Web Start を起動できます。起動するには、次のコマンドを入力します。

<jre_home>/javaws/javaws

注意 : JPackage RPM で Java Web Start がインストールされます。他の Linux 実装の場合と同じコマンドを使用して起動できます。

 


Web Start の総合的なドキュメント

Java Web Start は Sun Microsystems の製品であり、BEA JRockit の実装は Sun の実装と変わりません。この機能の使い方の詳細については、以下のドキュメントを参照してください。

http://java.sun.com/products/javawebstart/developers.html
http://java.sun.com/products/javawebstart/reference/api/index.html
http://java.sun.com/products/javawebstart/reference/codesamples/index.html
http://java.sun.com/products/javawebstart/reference/techart/index.html
http://java.sun.com/products/javawebstart/faq.html

 

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