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Oracle Database Clientインストレーション・ガイド
10gリリース2(10.2)for Solaris Operating System(x86-64)

B28449-01
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1 インストールの概要

この章では、Oracle Clientの実行可能な各インストール・タイプと、ソフトウェアをインストールする前の考慮事項について説明します。 この章の内容は、次のとおりです。

Oracle Clientのインストールの概要

Oracle Clientのインストール・プロセスは、次のフェーズで構成されます。

  1. リリース・ノートの参照: インストールを開始する前に、Oracle Database 10gリリース2(10.2)リリース・ノートを参照してください。このリリース・ノートには、プラットフォーム固有のドキュメントが用意されています。最新バージョンのリリース・ノートは、次のOracle Technology NetworkのWebサイトから入手できます。

    http://www.oracle.com/technology/documentation/index.html
    
    
  2. インストールの計画: この章では、インストールできるOracle製品と、インストール開始前に考慮が必要な問題について説明します。

    また、付録Dでは、サイトでOracleアプリケーションが使用されている場合、または複数のOracle Databaseクライアント接続が必要な場合のOracle Databaseのインストール方法など、Oracle Databaseコンポーネントのインストールに関するよくある質問について説明しています。

  3. インストール前の作業の完了: 第2章では、製品をインストールする前に完了しておく必要のある、インストール前の作業について説明します。

  4. ソフトウェアのインストール: 次の各章を参照して、Oracle DatabaseClientをインストールします。

    • 第3章では、Oracle Universal Installerを使用してOracle Clientをインストールする方法について説明します。

    • 付録Aでは、非対話型(サイレント)インストールの実行に関する情報を提供します。このインストール方法は、Oracle Databaseの複数のインストールを実行する必要がある場合に使用できます。

    • 付録Bでは、グローバリゼーション・サポートの情報について説明します。

    • 付録Cでは、インストールで問題が発生した場合のトラブルシューティングに関するアドバイスを提供します。

    • 第5章では、Oracle Databaseの削除方法について説明します。

  5. インストール後の作業の完了: 第4章では、推奨および必須のインストール後の作業について説明します。

Oracle Clientのインストール方法

次のように、異なるインストール方法を選択してOracle Clientをインストールできます。

対話型インストール方法

対話型方法を使用してOracle Clientをインストールする場合、Oracle Clientソフトウェアのインストールに必要な情報をすべて指定できる一連の画面が表示されます。

レスポンス・ファイルを使用して自動化されたインストール方法

レスポンス・ファイルを作成して、Oracle Universal Installerの起動時にこのファイルを指定することで、Oracle Clientインストールの一部またはすべてを自動化できます。自動化されたインストール方法は、同じように構成されたシステムで複数のインストールを実行する必要がある場合、またはソフトウェアをインストールするシステムにX Window Systemソフトウェアがインストールされていない場合に使用すると便利です。

レスポンス・ファイルを使用する場合、必須情報をすべて指定したかどうかによって、次のモードでOracle Universal Installerを実行できます。

これらのモードおよびレスポンス・ファイルを使用したインストールの実行方法の詳細は、付録Aを参照してください。

Oracle Clientのインストール・タイプ

Oracle Clientのインストール時には、次のインストール・タイプから1つ選択できます。

インストールの考慮事項

この項では、この製品のインストール方法を決定する前に考慮する必要のある情報について説明します。この項の内容は、次のとおりです。

ハードウェアおよびソフトウェアの認定

このマニュアルに記載されているプラットフォーム固有のハードウェア要件とソフトウェア要件は、このマニュアルの発行時点での最新情報です。ただし、このマニュアルの発行後にプラットフォームおよびオペレーティング・システム・ソフトウェアの新バージョンが認定されている場合があるため、OracleMetalinkのWebサイトを確認してください。下記のURLで参照できます。

https://metalink.oracle.com

現在、オラクル社とサポート・サービス契約をしていない場合は、次のWebサイトから同じ情報にアクセスできます。

http://www.oracle.com/technology/support/metalink/content.html

複数のOracleホーム

この製品は、複数のOracleホームをサポートしています。つまり、このリリース以前のソフトウェアを、同じシステムの異なるOracleホーム・ディレクトリに複数回インストールできます。

Oracleがインストールされているシステムへのソフトウェアのインストール

この製品は、新規のOracleホーム・ディレクトリにインストールする必要があります。Oracle Clientのあるリリースから別のリリースのOracleホーム・ディレクトリには、製品をインストールできません。たとえば、既存のOracle9iのOracleホーム・ディレクトリにはリリース10.2ソフトウェアをインストールできません。このリリースを以前のOracleリリースのソフトウェアを含むOracleホーム・ディレクトリにインストールしようとすると、インストールに失敗します。

このリリースは同じシステムに複数回インストールできますが、別のOracleホーム・ディレクトリにインストールする場合に限ります。


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