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Oracle Database Clientインストレーション・ガイド
10gリリース2(10.2)for Microsoft Windows(64-bit)on Intel Itanium

B25681-02
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C Oracle Database Clientインストールのトラブルシューティング

この付録では、トラブルシューティングについて説明します。

要件の確認

この付録に示すトラブルシューティングの手順を実行する前に、次を実行してください。

インストール・エラーが発生した場合の操作

インストール中にエラーが発生した場合は、次のように操作してください。

インストール・セッションのログの確認

Oracle Universal InstallerをOracleソフトウェアがインストールされていないコンピュータで実行する場合、次のディレクトリが作成されます。

DRIVE_LETTER:¥Program Files¥Oracle¥Inventory¥logs

この最初のインストールおよびその後のすべてのインストール中、Oracle Universal Installerにより実行されるすべてのアクションがこのディレクトリのログ・ファイルに記録されます。インストール中にエラーが発生した場合は、問題の原因と考えられる情報をログ・ファイルで確認してください。

対話型インストール用のログ・ファイル名は次の形式になります。

installActionsdate_time.log

たとえば、対話型インストールを2005年2月14日9:00:56 A.M.に行った場合、ログ・ファイルは次のような名前になります。

installActions2005-02-14_09-00-56-am.log


注意

Inventoryディレクトリまたはその内容の削除や、手動での変更は行わないでください。削除や変更を行うと、Oracle Universal Installerでシステムにインストールする製品を見つけられなくなります。 


関連項目:

「サイレントまたは非対話型インストールでのレスポンス・ファイルのエラー処理」 

サイレントまたは非対話型インストールでのレスポンス・ファイルのエラー処理

サイレントまたは非対話型インストールが正常に実行されたかどうかを判断するには、
DRIVE_LETTER:¥Program Files¥Oracle¥Inventory¥logsディレクトリにあるsilentInstallActionsdate_time.logファイルを確認します。

サイレント・インストールは、次の場合に失敗します。

Oracle Universal Installerまたはコンフィギュレーション・アシスタントは、実行時にレスポンス・ファイルの妥当性を検証します。検証に失敗した場合、インストールまたは構成プロセスは終了します。Oracle Universal Installerでは、コンテキスト、書式またはタイプが不正な場合、そのパラメータ値は、ファイルに指定されていないとみなされます。

関連項目:

対話型インストールのログ・ファイルの詳細は、「インストール・セッションのログの確認」を参照してください。 

コンフィギュレーション・アシスタントのトラブルシューティング

コンフィギュレーション・アシスタントの実行中に発生したインストール・エラーのトラブルシューティング方法は、次のとおりです。

コンフィギュレーション・アシスタントの障害

Oracleコンフィギュレーション・アシスタントの障害は、インストール・ウィンドウの最下部に表示されます。追加情報がある場合は、コンフィギュレーション・アシスタント・インタフェースに表示されます。コンフィギュレーション・アシスタントの実行ステータスは、installActionsdate_time.logファイルに格納されます。

次の表に、実行ステータス・コードを示します。

ステータス  結果コード 

コンフィギュレーション・アシスタントの正常終了 

コンフィギュレーション・アシスタントの異常終了 

コンフィギュレーション・アシスタントを取消済 

-1 

致命的エラー

コンフィギュレーション・アシスタントの実行中に致命的エラーが発生した場合は、次のようにします。

  1. 「インストール失敗後のクリーン・アップ」の説明に従って、失敗したインストールを削除します。

  2. 致命的エラーの原因を修正します。

  3. Oracleソフトウェアを再インストールします。

インストール失敗後のクリーン・アップ

インストールが失敗した場合は、インストール時にOracle Universal Installerによって作成されたファイルを削除し、Oracleホーム・ディレクトリを削除する必要があります。第5章「Oracle Database Clientソフトウェアの削除」の手順に従って、Oracle Universal Installerを実行し、Oracle Database Clientの削除、Oracleディレクトリの手動による削除、およびレジストリ エディタからのOracleキーの削除を行います。その後、ソフトウェアを再インストールします。


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