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Oracle Rdb for OpenVMS Oracle RMUリファレンス・マニュアル
リリース7.2
E06177-01
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2.10 DISPLAY ROOTコマンド

データベースの特定のユーザーについて、現在のルート・ファイル指定または現在のリカバリ・ユニット・ジャーナル(.ruj)ファイル指定を表示します。この文を使用して、計画どおりにファイル指定を割り当てたことを確認できます。

DISPLAY ROOTコマンドの後に他のキーワードを指定しない場合、デフォルトはDISPLAY ROOT SPECIFICATIONです。

注意

Oracle Rdbリリース6.0よりも前は、DISPLAY ROOTコマンドを使用してアフター・イメージ・ジャーナル(.aij)ファイル指定を表示することができました。このオプションはなくなりました。かわりにRMU Show After_Journalコマンドを使用してください。


形式



コマンドのパラメータ

*(アスタリスク)

現在のデータベース・ルート(.rdb)ファイル指定を表示します。

SPECIFICATION

データベースの現在の.rdbファイル指定を表示します。

USER

データベースのユーザーについて現在のリカバリ・ユニット・ジャーナル(.ruj)ファイル指定を表示します。USERパラメータに修飾子を付けないと、すべてのユーザーが表示されます。USERパラメータに*修飾子を付けると、すべてのユーザーが表示されます。USERパラメータにn修飾子を付けると、特定のユーザーが表示されます(nは有効なユーザー番号です)。

例1

次のコマンドは、データベースの現在の.rdbファイル指定を表示します。


RdbALTER> DISPLAY ROOT
         Root file specification is: "DISK1:[RICK.RDB]MF_PERSONNEL.RDB;1"