データベース管理者が、Record Cache Server(RCS)プロセスを強制的に使用して、変更されたすべての行をキャッシュからデータベースにチェックポイントできます。
行キャッシュを使用すると、行キャッシュ領域で大多数のデータベース・レコードを変更することが可能です。このように変更されたレコードは、様々な場合にディスク上の物理データベース・ファイルに書き込む必要があります。たとえば、データベースのバックアップまたは確認、あるいはデータベースを閉じるときなどです。RMU Server Record_Cache Checkpointコマンドを使用すると、RCSプロセスによって、変更されたすべてのレコードがすべての行キャッシュ領域からディスク上の物理データベース・ファイルにすぐに書き込まれます。データベースに書き込む変更済レコードの数が多い場合、この操作には長い時間がかかることがあります。
root-file-spec
変更されたすべての行をチェックポイントするデータベース・ルート・ファイルを指定します。
Log
Nolog
コマンドの処理をSYS$OUTPUTに報告するかどうかを指定します。ログ出力をリクエストするにはLog修飾子、ログ出力を停止するにはNolog修飾子を指定します。どちらも指定しない場合は、DCL確認スイッチの現在の設定がデフォルトになります。(DCL SET VERIFYコマンドによってDCL確認スイッチが制御されます。)Wait
Nowait
Oracle RMU操作がすぐに完了する(Nowait)か、Record Cache Serverがチェックポイントを完了するのを待機してからRMUがユーザーに返るかを指定します。デフォルトはNowaitです。