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Oracle Rdb for OpenVMS Oracle RMUリファレンス・マニュアル
リリース7.2
E06177-01
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1.49 RMU Server Record_Cache Checkpointコマンド

データベース管理者が、Record Cache Server(RCS)プロセスを強制的に使用して、変更されたすべての行をキャッシュからデータベースにチェックポイントできます。


形式



説明

行キャッシュを使用すると、行キャッシュ領域で大多数のデータベース・レコードを変更することが可能です。このように変更されたレコードは、様々な場合にディスク上の物理データベース・ファイルに書き込む必要があります。たとえば、データベースのバックアップまたは確認、あるいはデータベースを閉じるときなどです。RMU Server Record_Cache Checkpointコマンドを使用すると、RCSプロセスによって、変更されたすべてのレコードがすべての行キャッシュ領域からディスク上の物理データベース・ファイルにすぐに書き込まれます。

データベースに書き込む変更済レコードの数が多い場合、この操作には長い時間がかかることがあります。


コマンドのパラメータ

root-file-spec

変更されたすべての行をチェックポイントするデータベース・ルート・ファイルを指定します。

コマンドの修飾子

Log

Nolog

コマンドの処理をSYS$OUTPUTに報告するかどうかを指定します。ログ出力をリクエストするにはLog修飾子、ログ出力を停止するにはNolog修飾子を指定します。どちらも指定しない場合は、DCL確認スイッチの現在の設定がデフォルトになります。(DCL SET VERIFYコマンドによってDCL確認スイッチが制御されます。)

Wait

Nowait

Oracle RMU操作がすぐに完了する(Nowait)か、Record Cache Serverがチェックポイントを完了するのを待機してからRMUがユーザーに返るかを指定します。デフォルトはNowaitです。