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Oracle Rdb for OpenVMS Oracle RMUリファレンス・マニュアル
リリース7.2
E06177-01
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1.50 RMU Set After_Journalコマンド

アフター・イメージ・ジャーナル(.aij)ファイルに関して次の操作を実行できます。

注意

Oracle Rdbリリース6.0よりも前では、.aijファイルを変更する機能は、RdbALTER DEPOSIT ROOTコマンドで提供されていました。Oracle Rdbリリース6.0以降、この機能はRdbALTER DEPOSIT ROOTコマンドでは提供されなくなりました。RMU Set After_JournalコマンドでAlter修飾子を使用してください。


形式



説明

RMU Set After_Journalの機能の多くは、SQL ALTER DATABASEの次の句で代用することもできます。
ADD JOURNAL句
DROP JOURNAL句
ALTER JOURNAL句

コマンドのパラメータ

root-file-spec

ジャーナル処理を有効にしたり、.aijファイルの特性を設定したりするデータベース・ルート・ファイルを指定します。

コマンドの修飾子

Add=(keyword, ...)

.aijファイルをアフター・イメージ・ジャーナル・ファイル構成に追加します。ユーザーがデータベースにアタッチしていても.aijファイルを追加できます。Suppress、DropまたはAlter修飾子を同じRMU Set After_Journalコマンドに指定すると、Add修飾子よりも前に処理されます。Add修飾子は1つのコマンドに複数回指定できます。

次のキーワードを使用して追加する.aijファイルを指定します。

AIJ_Options=OptionsFile

オプション・ファイル名を指定します。デフォルトの拡張子は.optです。OptionsFileは、RMU Show After_Journalコマンドで生成されるものと同じです。RMU Copy_Database、Move_Area、RestoreおよびRestore Only_Rootコマンドでも使用されます。AIJ_Options修飾子は単独で、またはRMU Set After_Journalコマンドの他の修飾子と組み合せて使用できます。

Allocation=number-blocks

デフォルトの.aijファイル割当てを設定します。ユーザーがデータベースにアタッチしていても割当てを変更できます。Allocation修飾子を省略すると、デフォルトの割当ては変更されません。

指定できる最小値は512です。デフォルトも512です。

割当てサイズの設定手順は、『Oracle Rdb Guide to Database Maintenance』を参照してください。

Alter=(keyword,...)

アフター・イメージ・ジャーナル・オブジェクトを変更することを指定します。

アフター・イメージ・ジャーナル・オブジェクトは、データベースにユーザーがアタッチしていても変更できます。Alter修飾子は1つのRMU Set After_Journalコマンドに複数回指定できます。以前に抑制された.aijファイルをAlter修飾子に指定すると、指定した.aijファイルは抑制解除されます。コマンドが処理されるとすぐに、Oracle RMUによってこの抑制解除アクションが実行されます。

Alter修飾子で指定した変更は、データベース・ルート・ファイルに格納されます(したがって、RMU Dumpコマンドを発行するとダンプ・ファイルで確認できます)が、変更が.aijファイルに適用されるのは.aijファイルが再作成されるときです(または、Backup_File= fileキーワードの場合はバックアップされるときです)。たとえば、次の条件が満たされると、新しい拡張可能な.aijファイルが再作成されます。

拡張可能.aijファイルのバックアップでは、新しい.aijファイルの作成は保証されません。ほとんどの場合、既存の.aijファイルが縮小されて再利用されます。

次のキーワードを使用して、変更するアフター・イメージ・ジャーナル・オブジェクトを指定します。

Backups=(keyword_list)

AIJバックアップ・サーバーを制御するオプションを指定します。次の1つ以上のキーワードを選択できます。

Cache=file

Nocache

SSD上のアフター・イメージ・ジャーナル・キャッシュ・ファイル指定を指定します。Cache修飾子を指定すると、アフター・イメージ・ジャーナルのキャッシュが有効になります。ファイル名を指定してファイル拡張子を指定しないと、.aijファイル拡張子がデフォルトで使用されます。

Nocache修飾子を指定すると、AIJキャッシュが無効になります。この修飾子を使用できるのは、ユーザーがデータベースに接続していない場合のみです。

このファイルはSSDに書き込まれることが必要です。SSDが使用できない場合、アフター・イメージ・ジャーナルのキャッシュは使用できません。作業している環境が高パフォーマンスかつ大容量でないかぎり、この修飾子の機能が必要になる状況は少ないと思われます。

キャッシュ・ファイルがアクセス可能かどうかを確認するには、Header修飾子を付けてRMU Dumpコマンドを実行します。キャッシュが有効になっているがキャッシュ・ファイルが使用できない場合は、キャッシュ・ファイルがアクセス不可とマークされ、キャッシュが無効な場合と同様にアフター・イメージ・ジャーナルが続行されます。キャッシュ・ファイルがアクセス不可とマークされると、既存のキャッシュ・ファイルがデータベースから削除されるか、新しいキャッシュ・ファイル(以前使用されていたのと同じキャッシュ・ファイルも可)がデータベースに追加されるまで、そのマークは変更されません。

この修飾子を省略すると、AIJキャッシュの状態は変更されません。

Disable

アフター・イメージ・ジャーナルが有効になっている場合に無効にします。アフター・イメージ・ジャーナルがすでに無効になっている場合、この修飾子は影響しません。Disable修飾子を指定できるのは、ユーザーがデータベースに接続していない場合のみです。

Disable修飾子と他の修飾子をRMU Set After_Journalコマンドに指定すると、リクエストされたその他の操作よりも前にアフター・イメージ・ジャーナルが無効になります。

Disable修飾子のデフォルトはありません。DisableまたはEnable修飾子を指定しないと、アフター・イメージ・ジャーナルの状態は変わりません。

Drop=(Name=name)

指定したアフター・イメージ・ジャーナル・オブジェクトを削除することを指定します。アフター・イメージ・ジャーナル・オブジェクトは、ユーザーがデータベースにアタッチしていても削除できますが、現在の.aijファイルやバックアップを待機しているアフター・イメージ・ジャーナル・オブジェクトは指定しないでください。Drop修飾子をAlterまたはAdd修飾子と一緒にRMU Set After_Journalコマンドに指定すると、指定したアフター・イメージ・ジャーナル・オブジェクトは、変更または追加される前に削除されます。

削除するアフター・イメージ・ジャーナル・オブジェクトはそれぞれ、必須のキーワードName=nameを使用して指定します。これによって、削除するアフター・イメージ・ジャーナル・オブジェクトの名前が指定されます。これは、既存のアフター・イメージ・ジャーナル・オブジェクトの名前と一致する必要があります。

Enable

アフター・イメージ・ジャーナルが無効になっている場合に有効にします。Enable修飾子を指定できるのは、ユーザーがデータベースに接続しておらず、少なくとも1つの変更されていない.aijファイルが使用できる(および、Overwrite修飾子を指定していない)場合のみです。指定した他の修飾子が処理された後で、アフター・イメージ・ジャーナルが有効になります。

Extent=number-blocks

.aijファイルのデフォルトの拡張サイズ(ブロック)を設定します。この修飾子は、固定長の.aijファイルに対しては効果がありません。この修飾子は、ユーザーがデータベースにアタッチしていても使用できます。

number-blocksの有効な最小値は512です。デフォルトも512です。

Extent修飾子を省略すると、デフォルトの拡張は変更されません。

エクステント・サイズの設定手順は、『Oracle Rdb Guide to Database Maintenance』を参照してください。

Log

Nolog

コマンドの処理をSYS$OUTPUTに報告するかどうかを指定します。ログ出力をリクエストするにはLog修飾子、ログ出力を停止するにはNolog修飾子を指定します。どちらも指定しない場合は、DCL確認スイッチの現在の設定がデフォルトになります。(DCL SET VERIFYコマンドによってDCL確認スイッチが制御されます。)

Notify=(operator-class-list)

Nonotify

アフター・イメージ・ジャーナルに関するオペレータ通知状態を設定し、ジャーナル処理の状態が変更したときに通知するオペレータを選択します。Oracle RMUではOpenVMSオペレータ通信マネージャ(OPCOM)が使用されます。次のイベントによってオペレータ通知が行われます。

この修飾子は、ユーザーがデータベースにアタッチしていても使用できます。Nonotify修飾子を指定すると、オペレータ通知が無効になります。この修飾子を省略すると、オペレータ通知の状態は変更されません。

オペレータのクラスを次に示します。

注意

Notify修飾子の使用には注意が必要です。個人のデータベースに関連するメッセージを、システム全体または、ブロードキャストされる情報に関心のないユーザーのクラスタにブロードキャストしないようにします。クラスタ全体に及ぶデータベースの場合でも同様に注意してください。重要でないメッセージでオペレータをわずらわせないようにします。

Overwrite

Nooverwrite

Overwrite修飾子を使用して、.aijファイルを事前にバックアップしなくても上書きできることを指定します。Nooverwrite修飾子では、バックアップされた.aijファイルしか上書きできないことを指定します。Nooverwrite修飾子を指定できるのは、ユーザーがデータベースに接続していない場合のみです。Overwrite修飾子またはNooverwrite修飾子のどちらも指定しないと、Overwriteの特性は変わりません。

使用可能な.aijファイルが1つしかない場合、この修飾子は無視されます。Overwrite修飾子を指定しても、アクティブになるのは、複数の.aijファイルが使用可能である(または使用可能になる)場合のみです。

Overwrite修飾子を使用すると、リストア対象のバックアップ・ファイルからロールフォワードを実行できなくなることに注意してください。ほとんどのユーザーはOverwrite修飾子を使用しません。これは、Oracle Rdbで提供されるパフォーマンス機能(アフター・イメージ・ジャーナルが必要)を利用するレイヤー・アプリケーションのために用意されています。ただし、アフター・イメージ・ジャーナルの使用は、アプリケーションが適切に実行するためには必要ありません。

Reserve=number-journals

指定した数の.aijファイルのためにアフター・イメージ・ジャーナル構成で追加領域を予約します。Reserve修飾子を指定できるのは、ユーザーがデータベースに接続していない場合のみです。Reserve修飾子を指定しないと、追加の.aijファイルのための領域は予約されません。

RMU Set After_Journalコマンドでこの修飾子を使用しても、シングル・ファイル・データベースでは.aijファイルのための領域を予約できないことに注意してください。シングル・ファイル・データベースのアフター・イメージ・ジャーナル・ファイルを予約できるのは、RMU Convert、RMU RestoreまたはRMU Copy_Databaseコマンドを使用する場合のみです。

ジャーナル構成で領域をいったん予約すると(Reserve=n修飾子を使用)、その予約は永続的に有効になることに注意してください。データベースをバックアップおよびリストアしないかびり、その領域の予約を解除する方法はありません。RMU RestoreコマンドのAfter_Journal修飾子では、少なめに予約を指定してください。

予約ごとに、ルート・ファイルとランタイム・グローバル・セクションの領域2ブロックが使用されます。

ジャーナル・システムの追加ジャーナルを作成するためにジャーナル・スロットを予約するとき、予約操作はジャーナル処理されません。このため、データベースの一貫性を保証するために全体データベース・バックアップ操作を実行する必要があります。

Shutdown_Timeout=minutes

アフター・イメージ・ジャーナルが使用不可になった場合のアフター・イメージ・ジャーナルの停止時間を変更します。アフター・イメージ・ジャーナルの停止時間は、アフター・イメージ・ジャーナルが使用不可になってからデータベースが停止するまでの時間(分)です。アフター・イメージ・ジャーナルの停止時間には、すべてのデータベース更新アクティビティがストールします。

オペレータ通知が有効になっている場合は、オペレータ・メッセージが、有効なすべてのオペレータ・クラスとRMU Show Statistics画面に1分間隔でブロードキャストされます。

アフター・イメージ・ジャーナルの停止状態からリカバリして、通常のデータベース操作を再開するには、.aijファイルを使用できるようにする必要があります。これには、既存の変更済ジャーナルをバックアップするか、ジャーナルの予約が使用可能な場合は、新しいジャーナルをアフター・イメージ・ジャーナル構成に追加します。アフター・イメージ・ジャーナルの停止時間が経過する前にジャーナルを使用可能にしないと、データベースが停止し、すべてのアクティブなデータベース・アタッチが切断されます。

アフター・イメージ・ジャーナルの停止時間は、固定サイズのAIJジャーナル処理が使用されている場合のみ有効です。1つの拡張可能な.aijファイルが使用されているとき、.aijファイルが使用不可になった場合のデフォルト・アクションは、すべてのデータベース操作の停止です。

Shutdown_Timeout修飾子を指定しない場合、データベースはアフター・イメージ・ジャーナル構成が使用不可になってから60分後に停止します。Shutdown_Timeout修飾子に指定できる最大値は4320分(3日間)です。

Suppress=(Name=name)

指定したアフター・イメージ・ジャーナル・オブジェクトの今後の使用を抑制します。既存のアフター・イメージ・ジャーナル・オブジェクトを指定する必要があります。

この修飾子は、.aijファイルの使用を一時的に禁止するときに役立ちます。たとえば、次の.aijファイルを含むディスクがオフラインになる場合です。ディスクがオンラインに戻るまで、このファイルへのデータベースによるアクセス試行を停止する必要があります。Suppress修飾子を使用して、指定した.aijファイルにデータベースがアクセスを試行しないようにします。ディスクがオンラインに戻ったら、RMU Set After_JournalコマンドでAlter修飾子を使用して、この.aijファイルを参照するアフター・イメージ・ジャーナル・オブジェクトの抑制を解除します。

Suppress修飾子はユーザーがデータベースにアタッチしているときでも指定できます。ただし、対象のアフター・イメージ・ジャーナル・オブジェクトが、現在のジャーナルや、バックアップ待機中の.aijファイルを参照しないことを確認する必要があります。アフター・イメージ・ジャーナル・オブジェクトを抑制する前に、その参照先の.aijファイルをバックアップしてください。

Suppress修飾子は、同じコマンドに指定されたDrop、AddまたはAlter修飾子よりも先に処理されます。

Switch_Journal

固定サイズのアフター・イメージ・ジャーナル構成で、現在アクティブな.aijファイルを次に使用可能な.aijファイルと変更します。

拡張可能なジャーナル・ファイル構成では、Switch_Journal修飾子の効果はなく、指定しても無視されます。

Switch_Journal修飾子が役立つのは、現在アクティブなジャーナル・ファイルを含むディスクでメンテナンスを実行する場合に、別のディスク上の.aijファイルに強制的に切り替えるときです。

Switch_Journal修飾子とEnableまたはDisable修飾子を同じコマンドラインに指定することはできません。また、Switch_Journal修飾子を発行するときにはアフター・イメージ・ジャーナルを有効にする必要があります。

通常、切替えは自動的に行われるため、このオプションを指定する必要はほとんどありません。


使用上の注意


例1

次のコマンドは、3つの.aijファイルの領域を予約し、2つの.aijファイルをmf_personnelデータベースに追加し、アフター・イメージ・ジャーナルが有効になります。



$ RMU/SET AFTER_JOURNAL/ENABLE/RESERVE=3           -
_$ /ADD=(NAME=AIJ2, FILE=DISK1:[JOURNAL]AIJ_TWO)   -
_$ /ADD=(NAME=AIJ3, FILE=DISK2:[JOURNAL]AIJ_THREE) -
_$ MF_PERSONNEL
%RMU-W-DOFULLBCK, full database backup should be done to
 ensure future recovery

例2

次の例は、固定サイズ・ジャーナル構成で、現在の.aijファイルをDISK1:[DB]AIJ1から使用可能な次のジャーナル・ファイルに切り替え、元のジャーナルを含むディスクのメンテナンスに備えて元のジャーナルを抑制する方法を示します。最後のOracle RMUコマンドでは、AIJ1が新しいディスクに移され、暗黙に抑制が解除されます。


$ RMU/DUMP/HEADER=(JOURNAL) MF_PERSONNEL
   .
   .
   .
    AIJ Journaling...
     - After-image journaling is enabled
      - Database is configured for 5 journals
      - Reserved journal count is 5
      - Available journal count is 3
      - Journal switches to next available when full
      - 1 journal has been modified with transaction data
      - 2 journals can be created while database is active
      - Journal "AIJ1" is current
      - All journals are accessible
   .
   .
   .
$ RMU/SET AFTER_JOURNAL/SWITCH_JOURNAL MF_PERSONNEL/LOG
%RMU-I-OPERNOTIFY, system operator notification: Oracle Rdb Database
 USER1:[DB]MF_PERSONNEL.RDB;1 Event Notification
After-image journal 0 switch-over in progress (to 1)

%RMU-I-OPERNOTIFY, system operator notification: Oracle Rdb Database
 USER1:[DB]MF_PERSONNEL.RDB;1 Event Notification
After-image journal switch-over complete

%RMU-I-LOGMODSTR,     switching to after-image journal "AIJ2"
   .
   .
   .

$ RMU/BACKUP/AFTER_JOURNAL MF_PERSONNEL DISK1:[DB]AIJ1_BCK/LOG
%RMU-I-AIJBCKBEG, beginning after-image journal backup operation
%RMU-I-OPERNOTIFY, system operator notification: Oracle Rdb Database
 USER1:[DB]MF_PERSONNEL.RDB;1 Event Notification
AIJ backup operation started
%RMU-I-AIJBCKSEQ, backing up after-image journal sequence number 2
%RMU-I-LOGBCKAIJ, backing up after-image journal AIJ1 at 10:59:58.83
%RMU-I-LOGCREBCK, created backup file DISK1:[DB]AIJ1_BCK.AIJ;1
%RMU-I-OPERNOTIFY, system operator notification: Oracle Rdb Database
 USER1:[DB]MF_PERSONNEL.RDB;1 Event Notification
AIJ backup operation completed

%RMU-I-AIJBCKEND, after-image journal backup operation completed
 successfully
%RMU-I-LOGAIJJRN, backed up 1 after-image journal at 11:00:02.59
%RMU-I-LOGAIJBLK, backed up 254 after-image journal blocks
 at 11:00:02.59
$ RMU/SET AFTER_JOURNAL/SUPPRESS=(NAME=AIJ1) MF_PERSONNEL/LOG
%RMU-I-LOGMODSTR,     suppressed after-image journal "AIJ1"
$ RMU/SET AFTER_JOURNAL MF_PERSONNEL -
_$ /ALTER=(NAME=AIJ1,FILE=DISK2:[DB]AIJ1)/LOG
%RMU-I-LOGMODSTR,     unsuppressed after-image journal "AIJ1"

例3

次の例は、.aijファイルの自動バックアップ・サーバーをオンにし、デフォルトのバックアップ・ファイル名を定義します。


$ RMU/SET AFTER_JOURNAL /BACKUPS=(AUTOMATIC, -
_$ BACKUP_FILE=DISK:[AIJ_BACKUPS]AIJ_BACKUP.AIJ) -
_$ DB$DISK:[DIRECTORY]MF_PERSONNEL.RDB

例4

次の例は、.aijファイルの自動バックアップ・サーバーをオフにし、デフォルトのバックアップ・ファイル名を削除します。


$ RMU/SET AFTER_JOURNAL /BACKUPS=(MANUAL,NOBACKUP_FILE) -
_$ DB$DISK:[DIRECTORY]MF_PERSONNEL.RDB

例5

次の例は、AIJバックアップ・サーバーの設定を変更せずに.aijバックアップ・ファイル名を変更します。


$ RMU/SET AFTER_JOURNAL /BACKUPS= -
_$ (BACKUP_FILE=NEW_DISK:[AIJ_BACKUPS]BETTER_BACKUP_NAME.AIJ) -
_$ DB$DISK:[DIRECTORY]MF_PERSONNEL.RDB

例6

次の例は、.aijバックアップ・ファイルについてローカルおよびグローバルの編集文字列を設定します。AIJ_ONEをバックアップすると、文字列_LOCALが付加されます。AIJ_TWOまたはAIJ_THREEをバックアップすると、それらには文字列_GLOBALが付加されます。実際にはこのような編集文字列を選択することはないと思われますが、ここでは、Backup修飾子とEdit_Filenameキーワードの動作(グローバルな影響)およびAdd修飾子とEdit_Filenameキーワードの動作(ローカルな影響)を示す文字列として使用しています。


$ RMU/SET AFTER_JOURNAL/ENABLE/RESERVE=5 -
_$ /BACKUP=EDIT_FILENAME=("_GLOBAL")/ADD=(NAME=AIJ1, -
_$    FILE=DISK1:[AIJS]AIJ_ONE, -
_$    BACKUP_FILE=AIJ1BCK, -
_$    EDIT_FILENAME=("_LOCAL")) -
_$  /ADD=(NAME=AIJ2, -
_$    FILE=DISK1:[AIJS]AIJ_TWO,  -
_$    BACKUP_FILE=AIJ2BCK) -
_$  /ADD=(NAME=AIJ3, -
_$    FILE=DISK1:[AIJS]AIJ_THREE, -
_$    BACKUP_FILE=AIJ3BCK) -
_$ MF_PERSONNEL

$ !
$ ! After these .aij files are backed up:
$ !
$ DIR .AIJ
AIJ1BCK_LOCAL.AIJ;1
AIJ2BCK_GLOBAL.AIJ;1
AIJ3BCK_GLOBAL.AIJ;1
AIJ_ONE.AIJ;1
AIJ_THREE.AIJ;1
AIJ_TWO.AIJ;1