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Oracle Rdb for OpenVMS Oracle RMUリファレンス・マニュアル
リリース7.2
E06177-01
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1.45 RMU Server After_Journal Startコマンド

指定したデータベースに対してAIJログ・サーバー(ALS)を手動で起動でき、AIJログ・サーバー出力のためにファイルを指定できます。

形式



説明

ALSは、ログ・データをアフター・イメージ・ジャーナル(.aij)ファイルにフラッシュするオプション・プロセスです。すべてのデータベース・サーバーは、トランザクション・ログ・データをデータベース・グローバル・セクションに存在するキャッシュに保持します。ALSがアクティブな場合は、ログ・データを継続的にディスクにフラッシュします。そうでない場合、グローバル・セクションのキャッシュがいっぱいになると、サーバー・プロセスによって一時的にブロックされることがあります。ALSを起動する必要があるのは、AIJの処理がボトルネックになっている場合のみです。通常、中から高程度の更新アクティビティがある複数ユーザー・データベースでは、ALSの使用にメリットがあります。

ALSは、RMU Server After_Journal Startコマンドを使用して手動で起動するか、データベースが開いたときに自動的に起動することができます(LOG SERVER IS AUTOMATICをSQL ALTER DATABASEコマンドに指定)。デフォルトではALSの起動は手動に設定されています。


コマンドのパラメータ

root-file-spec

起動するALSのデータベース・ルート・ファイルを指定します。

コマンドの修飾子

Output=file-spec

ALS出力ファイルのファイルを指定します。RMU Server After_Journal Reopen_Outputコマンドを発行する予定がある場合は、この修飾子を使用します。出力ファイルを指定することで、ALS出力ファイルの場所を認識でき、表示できるようになります。

デフォルトでは、ALS出力ファイルをユーザーが使用することはできません。


使用上の注意


例1

次のOracle RMUコマンドはログ・サーバーを起動します。


$ RMU/SERVER AFTER_JOURNAL START MF_PERSONNEL