このコマンドは、root-file-specパラメータがない以外はRMU Show Usersコマンドと同じです。システム全体のユーザー情報を確認する目的のみで使用できます。
RMU Show Systemコマンドでは、特定のノードのすべてのアクティブ・データベース・ユーザーの情報が表示されます。
Output[=file-name]
出力の送信先ファイル名を指定します。デフォルトはSYS$OUTPUTです。拡張子なしでファイル名のみを指定した場合、デフォルトの出力ファイル拡張子は.lisになります。
- RMU Show Systemコマンドを使用するには、OpenVMS WORLD権限が必要です。
- データベース・モニターが完全にアイドル状態の場合、つまり、RMU Show Usersコマンドの出力に「no databases accessed on this node」というメッセージが示された場合、使用可能なモニター・バッファの数は最大値よりも1つ少ない値になります。モニター・アクティビティ中は、使用可能なモニター・バッファの数が最大値よりも少なくなるのが普通です。どの程度減るかは、モニターで処理される作業がどれくらい残っているかによって異なります。
例1
次のコマンドは、モニター・ログ・ファイルのファイル指定と現在使用中のデータベースを示します。
$ RMU/SHOW SYSTEM Oracle Rdb V7.0-64 on node NODEA 27-JUN-2002 16:23:43.92 - monitor started 26-JUN-2002 06:33:07.33 (uptime 1 09:50:36) - monitor log filename is "$111$DUA366:[RDMMON_LOGS]RDMMON701_NODEA.LOG" database $111$DUA619:[JONES.DATABASES.V70]MF_PERSONNEL.RDB;1 - first opened 27-JUN-2002 16:23:42.11 (elapsed 0 00:00:01) * database is opened by an operator database NODEB$DKB200:[RDB$TEST_SYSTEM.A70_RMU_4Z.SCRATCH]M_TESTDB.RDB;3 - first opened 26-JUN-2002 23:24:41.55 (elapsed 0 16:59:02) * database is opened by an operator * After-image backup operations temporarily suspended from this node - current after-image journal file is DISK$RDBTEST8:[RDB$TEST_SYSTEM.A70_RMU _4Z]TEST3.AIJ;2 - AIJ Log Server is active - 1 active database user