クラスタに関するユーザーの情報が必要な場合は、RMU DumpコマンドにUsers修飾子を付けて使用します。
RMU Show Usersコマンドでは、特定のデータベースのすべてのアクティブ・データベース・ユーザーの情報、モニター・ログ・ファイルのファイル指定、使用可能なモニター・バッファの数、およびAIJバックアップ操作が一時停止されたかどうかが表示されます。このコマンドでは、RMU Show Usersコマンドが発行されたノードのグローバル・バッファの情報も表示されます。また、指定したデータベースでグローバル・バッファが有効な場合のみ、そのデータベースのグローバル・バッファ情報が表示されます。
root-file-spec
情報が必要なデータベースのルート・ファイル指定。このパラメータはオプションです。指定すると、そのデータベースのユーザーのみが表示されます。指定しないと、現在のノードのすべてのアクティブ・データベースのすべてのユーザーが表示されます。
Output[=file-name]
出力の送信先ファイル名を指定します。デフォルトはSYS$OUTPUTです。ファイル名を指定した場合、デフォルトの出力ファイル拡張子は.lisになります。
- 指定したデータベースに対してRMU Show Usersコマンドを使用するには、そのデータベースのルート・ファイルのアクセス制御リスト(ACL)にRMU$SHOW、RMU$BACKUPまたはRMU$OPEN権限が必要です。あるいは、OpenVMS WORLD権限が必要です。
データベースを指定せずにRMU Show Usersコマンドを使用するには、データベース(1つまたは複数)のルート・ファイルACLにRMU$SHOW、RMU$BACKUPまたはRMU$OPEN権限が必要です。さらに、OpenVMS WORLD権限が必要です。- データベース・モニターが完全にアイドル状態の場合、つまり、RMU Show Usersコマンドの出力に「no databases accessed on this node」というメッセージが示された場合、使用可能なモニター・バッファの数は最大値よりも1つ少ない値になります。モニター・アクティビティ中は、使用可能なモニター・バッファの数が最大値よりも少なくなるのが普通です。どの程度減るかは、モニターで処理される作業がどれくらい残っているかによって異なります。
例1次のコマンドは、ファイルDBUSE.LISに現在のユーザーの情報をリストします。
$ RMU/SHOW USERS/OUTPUT=DBUSE
例2
次の例は、すべてのアクティブ・ユーザーを表示します。
$ RMU/SHOW USER Oracle Rdb V7.0-64 on node NODEA 27-JUN-2002 16:25:49.64 - monitor started 26-JUN-2002 06:33:07.33 (uptime 1 09:52:42) - monitor log filename is "$DISK1:[LOGS]MON701_NODEA.LOG;12" database DISK2:[TEST]M_TESTDB.RDB;3 - first opened 26-JUN-2002 23:24:41.55 (elapsed 0 17:01:08) * database is opened by an operator * After-image backup operations temporarily suspended from this node - current after-image journal file is DISK3:[TEST1]TEST3.AIJ;2 - AIJ Log Server is active - 1 active database user - database also open on these nodes: NODEB - 23225948:1 - RDM_4 - non-utility server, USER1 - active user - image DISK4:[SYS1.SYSCOMMON.][SYSEXE]RDMALS701.EXE;567