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Oracle Secure Backupリファレンス
リリース10.1
B28441-02
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clean

用途

cleanコマンドは、テープ・ドライブをクリーンアップする場合に使用します。


関連項目:

関連コマンドについては、「ライブラリ用コマンド」を参照してください。

前提条件

cleanコマンドを使用するには、デバイスの管理およびデバイスの状態変更(manage devices and change device state)権を備えている必要があります。

構文

clean::=

clean [ --drive/-D drivename ] [ --force/-f ] [ --use/-u element-spec ]

意味

--drive/-D drivename

クリーンアップするドライブの名前を指定します。テープ・ドライブ名を指定しない場合は、drive変数を設定する必要があります。

--force/-f

Oracle Secure Backupに強制的にドライブをクリーンアップさせます。ドライブにテープがロードされている場合、このオプションはテープをアンロードしてクリーニング・テープをロードし、ドライブをクリーンアップしてから、当初ドライブにあったテープをリロードします。

--use/-u element-spec

クリーニング・テープが入った記憶域要素の番号を指定します。省略した場合は、Oracle Secure Backupにより、mkdevコマンドに指定した--cleanemptiestオプションの設定に基づいたクリーニング・テープが選択されます。se-specプレースホルダの詳細は、「se-spec」を参照してください。

例2-28では、ライブラリlib1の要素4に未使用のクリーニング・テープを挿入することをOracle Secure Backupに通知します。この例では、要素4のクリーニング・テープを使用してドライブ・テープ1をクリーンアップしています。

例2-28 テープ・ドライブのクリーンアップ

ob> insertvol --library lib1 clean --uses 0 --maxuses 3 4
ob> clean --drive tape1 --force --use 4