用途
quitコマンドは、obtoolを終了する場合に使用します。このコマンドはexitコマンドと同じ機能を持ちます。
構文
quit::=
q•uit [ --force/-f ]
意味
保留中のバックアップまたはリストア・リクエストがある場合でも、obtoolを終了します。--forceを指定するということは、保留中のバックアップまたはリストア・リクエストが失われるということです。
保留中のリクエストがあるときは、通常、obtoolを終了しません。スケジューラに保留リクエストを送信するには、backupまたはrestoreコマンドに--goオプションを指定します。
例
例2-106では、バックアップ・ジョブが保留中のときに、--forceオプションを使用してobtoolを終了しています。