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Oracle TimesTen In-Memory Database APIおよびSQLリファレンス・ガイド
リリース6.0
B25770-02
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ttRepStateSave

説明

アクティブ・スタンバイ・ペアのリモート・ピア・データ・ストアの状態を現在接続されているデータ・ストアに保存します。現在、スタンバイ・データ・ストア(hostName上のstoreName)で障害が発生したこと、およびアクティブ・データ・ストアに対するすべての更新を読取り専用サブスクライバに直接レプリケートする必要があることをアクティブ・データ・ストアに通知するためにのみ使用されます。

アクセス制御

アクセス制御がTimesTenのインスタンスに対して有効である場合、このプロシージャにはADMIN権限が必要です。

構文
ttRepStateSave(state, storeName, hostName) 
パラメータ

ttRepStateSaveには、次のパラメータがあります。

パラメータ
データ型
説明
state
VARCHAR (20)
NOT NULL
指定したデータ・ストアのレプリケーションの状態。このリリースでは、FAILEDとしてのみ指定できます。スタンバイ・データ・ストアで障害が発生したことを記録すると、レプリケートされたすべての更新が、アクティブ・データ・ストアから読取り専用サブスクライバに直接送信されるように指定されます。
storeName
VARCHAR(200)
NOT NULL
状態が示されているデータ・ストア名。
hostName
VARCHAR (200)
NOT NULL
データ・ストアが存在するホスト名。

結果セット

ttRepStateSaveは結果を返しません。

backup1というホスト上のスタンバイ・データ・ストアで障害が発生したことをアクティブ・データ・ストアに通知するには、次のコマンドを使用します。

ttRepStateSave('FAILED', 'standby', 'backup1'); 
関連項目

『Oracle TimesTen In-Memory Database C開発者およびリファレンス・ガイド』のttRepDuplicateEx
ttRepDeactivate
ttReplicationStatus
ttRepPolicy
ttRepStateGet
ttRepStateSet
ttRepStop
ttRepSubscriberStateSet
ttRepSubscriberWait
ttRepSyncGet
ttRepSyncSet