ヘッダーをスキップ
Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05170-03
  目次へ
目次
索引へ
索引

前へ
前へ
次へ
次へ
 

ttCacheStart

説明

接続しているデータ・ストアに対してTimesTenキャッシュ・エージェントを起動します。

アクセス制御

アクセス制御がTimesTenのインスタンスに対して有効である場合、このプロシージャにはADMIN権限が必要です。

構文

ttCacheStart () 

パラメータ

ttCacheStartにパラメータはありません。

結果セット

ttCacheStartは結果を返しません。

TimesTenキャッシュ・エージェントを起動するには、次のように実行します。

CALL ttCacheStart ();

注意

このプロシージャは、TimesTenのキャッシュ接続機能がサポートされるプラットフォームにおいてのみ使用できます。

データ・ストアにAUTOREFRESHまたはASYNCHRONOUS WRITETHROUGHキャッシュ・グループがある場合、またはある可能性がある場合は、キャッシュ管理ユーザーIDおよびパスワードを設定してから、キャッシュ・エージェントを起動する必要があります。

ポリシーをmanualからalwaysに変更することによって、相対パスを使用してデータ・ストアに対してTimesTenキャッシュ・エージェントを起動しようとすると、TimesTenはTimesTen Data Managerが起動している場所に対する相対パスでデータ・ストアを検索し、失敗します。たとえば、Windows上でデータ・ストアのパスにDataStore=./payrollを指定し、このプロシージャでTimesTenキャッシュ・エージェントを起動しようとしても、TimesTen Data Managerはデータ・ストアをinstall_dir\srvディレクトリで検索するため、起動しません。UNIXの場合は、/var/TimesTen/instance/ディレクトリを検索します。

このプロシージャを使用する場合、コールを実行するアプリケーションを含めたすべてのアプリケーションは、データ・ストア・レベルのロック(LockLevel=1)を指定する接続を保持することができません。

関連項目

ttCachePolicySet
ttCacheStop
ttCacheUidPwdSet
ttCacheUidGet
ttAdmin