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Oracle TimesTen Cache Connect to Oracle開発者および管理者ガイド
リリース7.0
E05172-03
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キャッシュ・グループ用のシステムの構成

Cache Connect to Oracleのインストールおよび構成の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド』を参照してください。

この項では、TimesTenホスト・システムをOracleクライアントとして構成する手順、およびリモートのOracleサーバーとともに動作するCache Connect to Oracleの機能を使用する手順について説明します。

  1. TimesTenホストにOracleクライアントまたはOracleデータベースをインストールします(「TimesTenホストへのOracleクライアントのインストール」を参照)。TimesTenで、Cache Connect機能での問題が発生しないようにするには、OracleクライアントまたはOracleデータベースをインストールしておく必要があります。
  2. オペレーティング・システムに環境変数を設定します(「UNIX PlatformでのCache Connect to Oracleの設定」または「Windows PlatformでのCache Connect to Oracleの設定」を参照)。
  3. TimesTenをインストールします(『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド』を参照)。
  4. WebベースのCache Administratorを使用する場合は、埋込みWebサーバーを設定します(『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド』のWebサーバーの設定に関する項を参照)。
  5. TNSNAMES.ORAファイルにOracleサービス名を定義する場合は、システムレベルのTNSNAMES.ORAファイルを使用します。TimesTenメイン・デーモン、キャッシュ・エージェント、Webサーバーおよびレプリケーション・エージェントは、システムレベルのTNSNAMES.ORAファイルで提供される情報を使用します。別のTNSNAMES.ORAファイルを使用するようにOracleクライアントを構成しないでください。

  6. 注意: TimesTenでは、WindowsクライアントのOracle Name Serverはサポートされていません。

UNIX PlatformでのCache Connect to Oracleの設定

TimesTenユーザーの環境、およびTimesTenデーモン(root)を起動するユーザーの環境に対する環境変数を設定します。

Windows PlatformでのCache Connect to Oracleの設定

次の内容が含まれるようにPATHシステム環境変数を設定する必要があります。

    Oracle_install_dir\bin

    install_dir\lib

    install_dir\bin

例:

   PATH = C:\Oracle\Ora10g\bin;C:\timesten\myinstance\lib;

   C:\timesten\myinstance\bin;