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TLOG デバイスの作成

分散トランザクション処理を作成するには、トランザクションに参加するマシンにグローバル・トランザクション・ログ (TLOG) を作成する必要があります。TLOG を定義するには、次の手順に従います。

  1. 最初に、コンフィギュレーション ファイルの MACHINES セクションで、 TLOGDEVICETLOGOFFSETTLOGNAME、および TLOGSIZE パラメータを設定す る必要があります。

  2. トランザクションに参加する各マシンに対して、TLOGDEVICE の汎用デバイス・ リスト・エントリ (UDL) を作成する必要もあります。このタスクは、tuxconfig をロードする前でも後でもかまいませんが、システムを起動する前に行う必要が あります。TLOG デバイス用のエントリを UDL に作成するには、アプリケーショ ンを起動していない状態の MASTER マシンで tmadmin -c を実行します(-c オプ ションを指定すると、コンフィギュレーション・モードで tmadmin が呼び出され ます)。

  3. 次のコマンドを入力します。
    crdl -z config -b blocks

    -z config には、UDL が作成されるデバイス (TLOG の常駐先デバイス) のフル・パス名を指定します。-b blocks には、デバイスに割り当てるブロック数を指定します。config の値は、MACHINES セクションの TLOGDEVICE パラメータの値と一致する必要があります。ブロック数は、TLOGSIZE より大きくなければなりません。-z を指定しない場合は、デフォルトとして config の値に FSCONFIG 変数の値 (アプリケーションのデータベースを指す) が使用されます。

  4. グローバル・トランザクションに参加する各マシンで、手順 1 と 2 を繰り返しま す。

TLOGDEVICE が 2 つのマシン間でミラーリングされる場合は、片方のマシンに対して手順 4 を実行する必要はありません。TLOG を障害から回復できるようにするには、TLOG をミラーリング可能なデバイス上に配置する必要があります。TLOGは、ディスク・パーティション全体を割り当てるほど大きくないため、 (通常 は 100 ページ程度)、一般には BEA Tuxedo /Q データベースと同じ raw ディスク・スライスに格納されます。

 

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