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全サイトでの tlisten の起動
ネットワーク・アプリケーションを実行するには、リスナ・プロセスを各マシン上で実行している必要があります。ネットワーク・アプリケーションとは、複数のマシン上で稼働するアプリケーションであり、UBBCONFIG ファイルの RESOURCES セクションにある MODEL MP パラメータで設定します。
注記 TUXDIR、TUXCONFIG、APPDIR、およびその他の関連する環境変数を定義してから、tlisten を起動してください。
プロセスが接続をリッスンするポートは、コンフィギュレーション・ファイルの NETWORK セクションにある NLSADDR で指定されているポートと同じでなければなりません。各マシン上で、tlisten(1) コマンドを次のように使用します。
tlisten [ -d device ] -l nlsaddr [-u {uid-# | uid-name}] [ -z bits ] [ -Z bits ]
例: tlisten -l //machine1:6500
tlisten のコマンド・オプション
"//host.name:port_number"
"//#.#.#.#:port_number"
最初の形式の場合、tlisten はローカル名を解決する機能 (通常は DNS) を使って hostname のアドレスを検索します。hostname にはローカル・マシン名を指定し、名前解決の機能で hostname をローカル・マシンのアドレスに明確に解決する必要があります。
2 番目の形式の場合、#.#.#.# にはドット区切りの 10 進数を指定します。ドット区切りの 10 進数形式では、それぞれの # に 0 〜 255 の数字を指定します。このドット区切りの 10 進数は、ローカル・マシンの IP アドレスを表します。どちらの形式の場合も、port_number には tlisten プロセスが接続要求の受信をリッスンする TCP ポート番号を指定します。port_number には、0 〜 65535 までの数字または名前を指定します。port_number が名前の場合は、ローカル・マシンのネットワーク・サービス・データベースになければなりません。アドレスは、先頭に 0x をつけ、16 進形式で指定することもできます。先頭の 0x に続く文字として、0 〜 9 までの数字か、または A から F までの文字 (大文字と小文字は区別しない) を指定できます。IPX/SPX や TCP/IP のような任意のバイナリ・ネットワーク・アドレスには、16 進数の形式が便利です。アドレスは、任意の文字列としても指定できます。値は、コンフィギュレーション・ファイル内の NETWORK セクションにある NLSADDR パラメータの値と同じでなければなりません。
tmloadcf(1) は、nlsaddr が MASTER LMID のエントリから欠落している場合は警告を出力し、これ以外のエントリから欠落している場合はエラーを出力します。ただし、nlsaddr が MASTER LMID エントリから欠落している場合には、tmadmin(1) をリモート・マシンから管理者モードで実行することはできません。可能な処理は、読み取りのみの操作だけです。これは、MASTER サイトで障害が発生しても、バックアップ・サイトから再起動できないことも意味します。
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