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Domains 間の接続を制御する
管理者は、ドメイン間で確立する接続の数を制御できます。また、ローカル・ドメインとリモート・ドメインとの間の接続を解除することもできます。
Domains 間の接続を確立する
ローカル・ゲートウェイからリモート・ドメインの接続を確立するには、次のように、connect (co) サブコマンドを指定して dmadmin コマンドを実行します。
dmadmin co -d local_domain_name
デフォルトでは、指定したローカル・ドメインと、ローカル・ゲートウェイに対して設定されたすべてのリモート・ドメインとの間で接続が確立されます。1 つのリモート・ドメインに対してのみ接続を確立したい場合は、-R オプションを指定して、そのドメインをコマンド行で次のように指定します。
dmadmin co -d local_domain_name -R remote_domain_name
接続に失敗した場合、再接続が行われるようドメインを設定してあれば、自動再接続機能により再接続が繰り返されます。
Domains 間の接続を解除する
ローカル・ゲートウェイとリモート・ドメインとの間の接続を解除するには (ただし、自動再接続機能は無効)、次のように、disconnect (dco) サブコマンドを指定して dmadmin コマンドを実行します。
dmadmin dco -d local_domain_name
デフォルトでは、ローカル・ゲートウェイに対して設定されたすべてのリモート・ドメインとの接続が解除されます。1 つのリモート・ドメインとの接続だけを解除したい場合は、-R オプションを指定して、接続解除するドメインをコマンド行で次のように指定します。
dmadmin dco -d local_domain_name -R remote_domain_name
このコマンドにより、自動再接続機能は停止されます。このコマンドの実行時にアクティブな接続があるかどうかは無関係です。
接続状況のレポートを作成する
printdomain コマンドを使用すると、接続状況および再試行されている接続についてのレポートを作成できます。connect コマンドを実行すると、接続に成功したかどうかがレポートされます。また、printdomain コマンドを使用すると、指定したローカル・ドメインに関する情報を出力できます。この情報には、リモート・ドメインのリスト、接続されているリモート・ドメインのリスト、および接続を再試行しているリモート・ドメインのリストが含まれます。
次の例は、dmadmin セッションを示しています。ここでは、LDOM と呼ばれるローカル・ドメインに対して printdomain コマンド (省略形 pd) を実行しています。
$ dmadmin
dmadmin - Copyright (c) 1996 BEA Systems, Inc.
Portions * Copyright 1986-1997 RSA Data Security, Inc.
All Rights Reserved.
Distributed under license by BEA Systems, Inc.
TUXEDO is a registered trademark.
pd -d LDOM
Local domain :LDOM
Connected domains:
Domainid:RDOM1
Disconnected domains being retried:
Domainid:RDOM2
dco -d LDOM -R RDOM1
Operation completed successfully.Use printdomain(pd) to obtain results.
dco -d LDOM -R RDOM2
Operation completed successfully.Use printdomain(pd) to obtain results.
co -d LDOM -R RDOM3
Operation completed successfully.Use printdomain(pd) to obtain results.
pd -d LDOM
Local domain :LDOM
Connected domains:
Domainid:RDOM3
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Copyright © 2001 BEA Systems, Inc. All rights reserved.
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