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tmconfig の実行

tmconfig を正常に実行するには、必要な環境変数を設定する必要があります。また、tmconfig をまだ実行していない場合は、通常の tmconfig セッションを実行し、コンフィギュレーション・ファイルのエントリを変更してください。

tmconfig の環境変数の設定

tmconfig セッションを開始するには、必要な環境変数やパーミッションを設定する必要があります。また、必要に応じて、デフォルトではないテキスト・エディタを選択して使用することもできます。

tmconfig を実行する前に、次の手順に従って作業環境を正しく設定します。

  1. TUXCONFIG にエントリを追加したり、既存のエントリを変更する場合は、BEA Tuxedo アプリケーション管理者としてログインします。既存のコンフィギュレー ション・ファイルのエントリを参照するだけで、変更や追加を行わない場合は、 管理者としてログインする必要はありません。

  2. TUXCONFIG および TUXDIR の 2 つの必須の環境変数に値を設定します。

  3. EDITOR 環境変数を設定します (省略可能)。EDITOR の値としては、パラメータ 値を変更する場合に使用するテキスト・エディタの名前を指定します。デフォル ト値は、ed (UNIX システムのコマンド行エディタ) です。

    注記 TERM 環境変数が設定されていないと、大半の全画面表示のエディタは正しく機能しません。

tmconfig の全セッションの実行

tmconfig のサンプル・セッションを実行するには、次の手順に従います。

  1. シェル・プロンプトで「tmconfig」と入力します。
    $ tmconfig

    注記 セクション・メニュー・プロンプトで「q」 と入力すると、いつでもセッションを終了することができます。

    TUXCONFIG ファイルにあるセクションのメニューが表示されます。

    Section:1) RESOURCES, 2) MACHINES, 3) GROUPS 4) SERVERS
    5)SERVICES 6) NETWORK 7) ROUTING q) QUIT 9) WSL
    10) NETGROUPS 11) NETMAPS 12) INTERFACES [1]:

  2. メニュー番号を入力して、変更するセクションを選択します。たとえば、 MACHINES セクションを選択する場合は、「2」と入力します。デフォルト値は RESOURCES セクションで、手順 1 で示したリストの最後にその番号である [1] が 表示されています。デフォルト値を使用せずに別のセクションを指定すると、そ れ以外のセクションを選択するまでそのセクションが新しいデフォルト値となり ます。

    実行可能な操作のメニューが表示されます。

    Operation:1) FIRST 2) NEXT 3) RETRIEVE 4) ADD 5) UPDATE
    6) CLEAR BUFFER 7) QUIT [1]:

    上記の各操作は、コンフィギュレーション・ファイルの 1 つのセクションで、一度に 1 つのレコードに対して実行されます。ほとんどの操作には、操作の内容がわかる名前 (FIRST および NEXT) が付いています。FIRST を選択すると、コンフィギュレーション・ファイルの指定されたセクションの最初のレコードが画面に表示されます。NEXT を選択すると、指定されたセクションの 2 番目のレコードでバッファの内容が置き換わり、バッファの新しい内容が画面に表示されます。NEXT を繰り返し選択すると、コンフィギュレーション・ファイルの特定のセクションにあるすべてのレコードをリストされている順に参照することができます。

  3. 実行する操作を選択します。

    デフォルトでは FIRST が選択されており、手順 2 に示したように、リストの最後にこの操作を示す [1] が表示されます。

    テキスト・エディタを開いて、手順 2 で選択した TUXCONFIG セクションに変更を加えるかどうかが確認されます。

    Enter editor to add/modify fields [n]?

  4. y (yes) または n (no) を選択します。デフォルトでは no が選択されており、メッセージの最後に n と表示されます。

    yes (y) を選択すると指定されたエディタが開き、フィールドの追加や編集を行うことができます。各フィールドは、次のような形式になっています。

    field_name<tabs>field_value

    フィールド名とフィールド値は、1 つ以上のタブで区切られています。

    ほとんどの場合、フィールド名は UBBCONFIG ファイルの対応する KEYWORD と同じであり、接頭語として TA_ が付いています。

    注記 有効な入力の詳細については、「tmconfig 入力バッファの注意事項」 を参照してください。UBBCONFIG ファイルの各セクションに対応するフィールド名の説明については、『ファイル形式、データ記述方法、MIB、およびシステム・プロセスのリファレンス』の TM_MIB(5) を参照してください。

    入力バッファの編集が終了すると、tmconfig がその内容を読み取ります。エラーが検出されると、構文エラー・メッセージが表示されてそのエラーを修正するかどうかが確認されます。

    Enter editor to correct?

  5. n または y を選択します。

    エラーを修正しない (n を入力した) 場合は、入力バッファには何もフィールドが格納されません。エラーを修正する場合は、エディタが再度開きます。

    入力バッファの編集を終了するとメッセージが表示され、手順 3 で指定した操作をすぐに実行するかどうかが確認されます。

    Perform operation [y]?

  6. n または y を選択します。デフォルトでは y が選択されており、メッセージの最 後に y と表示されます。

  7. 操作を指定して tmconfig セッションを続けるか、またはセッションを終了しま す。

  8. tmconfig セッションを終了した後で、編集した TUXCONFIG ファイルのバック アップ・コピーをテキスト形式で作成できます。次の例では、管理者が yes を指 定してバックアップを作成すること (デフォルト)、そしてバックアップ・ファイ ル (UBBCONFIG) のデフォルト名を別の名前 (backup) で上書きすることを指定し ています。
    Unload TUXCONFIG file into ASCII backup [y]? 
    Backup filename [UBBCONFIG]? backup
    Configuration backed up in backup

tmconfig 入力バッファの注意事項

以下は、tmconfig で入力バッファを操作する場合の注意事項です。

 

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