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リソース・マネージャをオープンおよびクローズするときに必要な情報を定義する

OPENINFO および CLOSEINFO パラメータには、256 以下の英数字で構成する文字列を二重引用符で囲んで指定します。これらの設定は、このグループ (グループ名) のリソース・マネージャをオープンおよびクローズするときに必要な、リソース・マネージャに依存する情報を指定します。

このグループの TMSNAME パラメータが設定されていないか、または TMS が設定されている場合、この値は無視されます。TMSNAME パラメータに TMS 以外の値が設定されているが、OPENINFO 文字列にヌル文字列 ("") が設定されているか、または何も設定されていない場合は、このグループ用のリソース・マネージャは存在するが、open 操作を実行するための情報は不要であることを示します。TMSNAME パラメータに TMS 以外の値が設定されているが、CLOSEINFO 文字列にヌル文字列 ("") が設定されているか、または何も設定されていない場合は、このグループ用のリソース・マネージャは存在するが、close 操作を実行するための情報は不要であることを示します。

OPENINFO 文字列の形式は、基となるリソース・マネージャのベンダごとに異なります。ベンダ固有の情報の先頭には、トランザクション・インターフェイス (XA インターフェイス) の公開名とコロン (:) が付きます。

たとえば、BEA Tuxedo /Q データベースの場合、OPENINFO は次のような形式になります。

上記の設定では、TUXEDO/QM が BEA Tuxedo /Q XA インターフェイスの公開名です。qmconfig は、キュー・スペースを設定する QMCONFIG (『BEA Tuxedo コマンド・リファレンス』 の qmadmin(1) 参照) の名前です。qspace はキュー・スペースの名前です。Windows 2000 では、qmconfig の後に指定する区切り文字として、セミコロン (;) を使用します。

注記 BEA Tuxedo /Q データベースでは、CLOSEINFO 文字列は使用されません。

その他のベンダのデータベースでは、OPENINFO 文字列の形式は、基となるリソース・マネージャのベンダごとに異なります。たとえば、次の OPENINFO 文字列は、Oracle のリソース・マネージャをオープンするときに必要な情報を示します。

OPENINFO="Oracle_XA:
Oracle_XA+Acc=P/Scott/*****+SesTm=30+LogDit=/tmp"

Oracle_XA は、Oracle XA インターフェイスの公開名です。OPENINFO 文字列内の 5 つの連続するアスタリスク (*) は、暗号化されたパスワードを示します。次に、パスワードについて説明します。

リソース・マネージャに渡される OPENINFO 文字列内のパスワードは、平文または暗号化された形式で格納されます。パスワードを暗号化するには、まず、OPENINFO 文字列内のパスワードが必要な場所に、5 つ以上の連続するアスタリスクを入れます。次に、tmloadcf(1) コマンドを実行して、UBBCONFIG ファイルをロードします。tmloadcf() は、アスタリスクの文字列を検出すると、パスワードの作成をユーザに要求します。次に例を示します。

tmloadcf -y /usr5/apps/bankapp/myubbconfig
Password for OPENINFO (SRVGRP=BANKB3):
password

tmloadcf() は、暗号化したパスワードを TUXCONFIG ファイルに格納します。tmunloadcf(1) を使用して TUXCONFIG ファイルから UBBCONFIG ファイルを再び生成すると、パスワードは、暗号化された形式 (@@ で区切られる) で UBBCONFIG ファイルに出力されます。次に例を示します。

OPENINFO="Oracle_XA:
Oracle_XA+Acc=P/Scott/@@A0986F7733D4@@+SesTm=30+LogDit=/tmp"

tmloadcf() の実行時に、tmunloadcf() によって生成された UBBCONFIG ファイル内で暗号化されたパスワードが検出されても、ユーザに対してパスワードの作成は要求されません。

 

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