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RESOURCES セクションの作成

RESOURCES セクションでは、アプリケーションの最大サーバ数など、システム全体に関するリソースの制御パラメータを定義します。このセクションのパラメータ設定は、すべて、アプリケーション全体に適用されます。

注記 このトピックの表で説明するパラメータは、分散アプリケーション用です。どの BEA Tuxedo アプリケーションにも適用できる基本的なパラメータの説明については、『ファイル形式、データ記述方法、MIB、およびシステム・プロセスのリファレンス』の UBBCONFIG(5) を参照してください。

RESOURCES セクションのパラメータ

パラメータ

説明

BBLQUERY (オプション)

BBLQUERY は、DBBL がすべての BBL の状態をチェックする間隔を SCANUNIT の乗数で指定します。DBBL は、すべての BBL の状態が BBLQUERY で指定した期間内に報告されるようにします。BBL からの報告がない場合、DBBL はその BBL にメッセージを送信し、状態を照会します。応答がない場合、BBLは分断されます。

BBLQUERY には、0 より大きい値を指定する必要があります。このパラメータを指定しない場合、デフォルト値が設定され、SCANUNIT × BBLQUERY が、約 300 秒になります。

BLOCKTIME (オプション)

BLOCKTIME は、ブロッキング呼び出し (たとえば応答の受信) の後でタイムアウトが発生するまでの時間を SCANUNIT の倍数で指定します。

BLOCKTIME には、0 より大きい値を指定する必要があります。このパラメータを指定しない場合、デフォルト値が設定され、SCANUNIT × BBLQUERY が、約 60 秒になります。

DBBLWAIT (オプション)

DBBLWAIT は、DBBL が、すべての BBL からの応答を待機する期間を SCANUNIT の乗数で指定します。この期間を経過すると、タイムアウトが発生します。DBBL は、BBL に要求を転送した後、すべての BBL から肯定応答を受信した後で要求元に応答を返します。このパラメータを使用して、動作不能な BBL または異常な BBL を検出することもできます。

DBBLWAIT には、0 より大きい値を指定する必要があります。このパラメータを指定しない場合、デフォルト値が設定され、SCANUNIT × DBBLWAITSCANUNIT より大きい値か、または 20 秒になります。

IPCKEY (必須)

IPCKEY は、掲示板の数値キーを指定します。単一プロセッサ環境では、このキーにより掲示板の名前が指定されます。マルチプロセッサ環境では、このキーにより DBBL のメッセージキューが指定されます。また、このキーは、既知のアドレスのほか、マルチプロセッサ全体の掲示板などのリソース名の基準としても使用されます。

IPCKEY の値は、32,768 より大きく 262,143 未満でなければなりません。

MASTER (必須)

MASTER (string_value1[,string_value2]) は、TUXCONFIG のマスタ・コピーが置かれているマシンの LMID を指定します。また、アプリケーションが MP モードで実行されている場合、MASTER は DBBL が実行されるマシンを指定します。string_value2 は、プロセスの再配置および起動時に、使用される LMID の代替位置を指定します。本来の位置が使用できない場合、DBBL はこの代替位置で起動し、代替の TUXCONFIG ファイルが使用されます。

string_value1 および string_value2 の値は、どちらも MACHINES セクションで定義されたマシンの LMID でなければなりません。各文字列には、最大 30 文字まで指定できます。

MAXGROUPS (オプション)

MAXGROUPS は、掲示板のグループ・テーブルに対応した、設定済みのサーバ・グループの最大数を指定します。

MAXGROUPS には、100 以上 32,768 未満の値を指定する必要があります。デフォルト値は 100 です。

MAXSERVERS (オプション)

MAXSERVERS は、掲示板のサーバ・テーブルに対応するサーバの最大数を指定します。

MAXSERVERS には、0 以上 8192 未満の値を指定する必要があります。デフォルト値は 50 です。

MAXSERVICES (オプション)

MAXSERVICES は、掲示板のサービス・テーブルに対応するサービスの最大数を指定します。

MAXSERVICES には、0 以上 32,768 未満の値を指定する必要があります。デフォルト値は 100 です。

SANITYSCAN (オプション)

SANITYSCAN は、システムの正常性チェックを行う間隔を、SCANUNIT の倍数で指定します。

SCANUNIT には、0 より大きい値を指定する必要があります。デフォルト値が設定されると、SCANUNIT × SANITYSCAN が約 120 秒になります。

正常性チェックは、掲示板のデータ構造体のほか、サーバに対しても実行されます。

SCANUNIT (オプション)

SCANUNIT は、BBL が、サービス要求内でタイムアウトされたトランザクションやブロッキング呼び出しをスキャンする間隔 (秒単位) を指定します。この値は BBL によるスキャン処理の基本単位として使用されます。この値は、tpbegin(3c) で指定できるトランザクション・タイムアウト値と、BLOCKTIME パラメータで指定されるブロッキング・タイムアウト値に影響します。SANITYSCAN パラメータ、BBLQUERY パラメータ、DBBLWAIT パラメータ、および BLOCKTIME パラメータは、システム内のその他のタイムアウト値を指定するパラメータであり、SCANUNIT の乗数で指定されます。

SCANUNIT には、0 より大きく 60 秒以下の値を 5 の倍数で指定する必要があります。デフォルト値は 10 秒です。


 

 

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