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ワークステーション・クライアントの最大数の設定
アプリケーションにワークステーション・クライアントを参加させるには、UBBCONFIG ファイルの MACHINES セクションで MAXWSCLIENTS パラメータを指定する必要があります。
MAXWSCLIENTS は、Workstation 機能専用の唯一のパラメータです。MAXWSCLIENTS に指定された値は、BEA Tuxedo システムの起動時に通知され、ワークステーション・クライアント用に確保するアクセサ・スロットの数が決まります。ネイティブ・クライアントの場合、各アクセサ・スロットに必要なセマフォは 1 つです。一方、ワークステーション・ハンドラ・プロセス (ワークステーション・クライアントの代わりにネイティブ・プラットフォーム上で実行するプロセス) は、ワークステーション・クライアントのアクセスを単一のアクセサ・スロットに多重化するので、必要なセマフォは 1 つだけです。この点も、Workstation コンポーネントの利点の 1 つです。多くのクライアントをネイティブ・プラットフォームからワークステーションに移動することによって、アプリケーションで使用する IPC 資源を減らすことができます。
MAXWSCLIENTS は、MAXACCESSERS に指定された数のうち、指定された数のアクセサ・スロットを使用します。MAXWSCLIENTS の設定時には、ネイティブ・クライアントとサーバを収容するために必要な数のスロットを残しておく必要があります。MAXWSCLIENTS 値が MAXACCESSERS 値を超えると、tpinit() の実行時にネイティブ・クライアントとサーバが失敗します。次の表は、MAXWSCLIENTS パラメータの説明です。
パラメータ |
説明 |
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MAXWSCLIENTS |
マシンに接続する WSC の最大数を指定します。 構文は MAXWSCLIENTS=number です。デフォルト値は 0 です。 MAXWSCLIENTS を指定しないと、WSC は指定されたマシンに接続できません。 |
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