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MACHINES セクションでトランザクション・ログ (TLOG) を作成する
TLOG を作成するには、以下のタスクを実行します。
UDL を作成する
汎用デバイス・リスト (UDL: Universal Device List) は、BEA Tuxedo ファイルシステムの地図のようなものです。UDL は、アプリケーションの起動後、共用メモリにロードされます。TLOG は、トランザクションが終了するまで、トランザクションに関する情報が保持されているログを参照します。UDL 内に TLOG デバイス用のエントリを作成するには、グローバル・トランザクションを使用して各マシンに UDL を作成します(TLOGDEVICE が 2 台のマシン間でミラーリングされる場合は、一方のマシンに UDL を作成するだけで十分です)。起動時に、BBL は TLOG を初期化し、オープンします。
UDL を作成するには、アプリケーションを起動する前に次のコマンドを実行します。
tmadmin -c crdl -z config -b blocks
注記 デバイスが既に存在する場合、このコマンドは失敗します。
config の値は、UDL の作成先デバイスの絶対パス名です。これは、コンフィギュレーション・ファイルの MACHINES セクションにある TLOGDEVICE パラメータの値と一致している必要があります。blocks には、デバイス上に割り当てるブロックの数を指定します。
注記 blocks の値が TLOGSIZE の値より小さいと、性能が低下する可能性があります。したがって、blocks には TLOGSIZE より大きい値を指定してください。たとえば、TLOGSIZE に 200 ブロックが指定されている場合、-b500 を指定すると、性能は低下しません。
TLOG の保存方法については、『BEA Tuxedo システムのインストール』を参照してください。
MACHINES セクションでトランザクション関連のパラメータを定義する
グロ―バル・トランザクション・ログ (TLOG) を定義するには、UBBCONFIG ファイルの MACHINES セクションでパラメータをいくつか設定する必要があります。
これらのパラメータのうち、TLOGDEVICE については、TLOG が必要な各マシン上に TLOGDEVICE のデバイス・リスト・エントリを手動で作成しなければなりません。これは、TUXCONFIG がロードされる前でも後でも作成できますが、必ず、システムを起動する前に作成してください。
次の表では、MACHINES セクションに指定するトランザクション関連のパラメータを説明します。
Domains トランザクション・ログを作成する Domains ゲートウェイ・グループを起動する前に、Domains トランザクション・ログを作成する必要があります。Domains トランザクション・ログは、現在のマシン (DMADM を実行中のマシン) の指定されたローカル・ドメインに作成してください。ログを作成するには、次のコマンドを入力します。 dmadmin crdmlog crdlog -d local_domain_name このコマンドでは、DMCONFIG ファイルで指定したパラメータが使用されます。指定したローカル・ドメインが現在のマシン上でアクティブであるか、またはログがすでに存在する場合、このコマンドは失敗します。トランザクション・ログがない場合は、Domains ゲートウェイ・グループの起動時に作成されます。 関連項目
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