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JoltBeans のプログラミング

以下の手順が追加されています。

JoltBeans によるトランザクションの使用

BEA Tuxedo アプリケーション・サービスが、データベースを更新する機能を持つ場合があります。この場合は、JoltBeans でトランザクションを使用できます。たとえば BANKAPP では、TRANSFER と WITHDRAWAL のサービスが BANKAPP のデータベースを更新します。アプリケーション・サービスが読み取り専用 (例: INQUIRY) の場合には、トランザクションを使用する必要はありません。

以下は、JoltBeans でトランザクションを使用する例です。

  1. isJoltServiceBean クラスの setTransactional (true) メソッドを呼び出します。 isTransactional は JoltServiceBean の Boolean 型のプロパティです。

  2. JoltSessionBean クラスの beginTransaction() メソッドを呼び出します。

  3. JoltServiceBean クラスの callService() メソッドを呼び出します。

  4. サービス・コールの結果により、JoltSessionBean クラスの commitTransaction() メソッドまたは rollbackTransaction() メソッドを 呼び出します。

JoltServiceBean でカスタム GUI コンポーネントを使用する

JoltBeans には、Jolt 対応の限定された GUI コンポーネントのセットが用意されています。また、Jolt に対応していないコントロールを JoltServiceBean と一緒に使用することもできます。JoltServiceBean にはコントロール (JoltServiceBean によって表されるサービスの出力情報を表示) をリンクすることができます。また、入力情報を表示するコントロールをリンクすることもできます。

たとえば、GUI コンポーネントは JoltOutputListener インターフェイスを実装するアダプタ・クラスを使用して、JoltOutputEvent をリッスンできます。JoltServiceBean は JoltOutputEvent のイベント・ソースとして、JoltOutputEvent を送信するときにアダプタ・クラスの serviceReturned() メソッドを呼び出します。serviceReturned() の内部では、イベント・オブジェクトからの情報を使用して、コントロールの内部データが更新されます。

開発ツールは、JoltServiceBean と GUI コンポーネントが関連付けられるとアダプタ・クラスを生成します。

2 つ目の例として、GUI コンポーネントは JoltServiceBean の setInputTextValue() メソッドを呼び出すことができます。GUI コンポーネントには JoltServiceBean によって表される BEA Tuxedo サービスへの入力データが含まれています。

3つ目の例として、GUI コンポーネントは必要なメソッド (addJoltInputListener()removeJoltInputListener()) を実装でき、JoltInputEvent のイベント・ソースとしての役割を果たします。JoltServiceBean は、これらのイベントのイベント・リスナとしての役割を果たします。コントロールは、状態が変わる場合に JoltInputEvent を送信して、入力情報で JoltServiceBean を更新します。

 

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