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JoltBeans クラス・ライブラリの使い方

ここでは、以下の操作を行うためのアプレットの作成方法を説明します。

次の図は、JoltBeans を含む完全な Java フォームの例です。このアプレットは BANKAPP の INQUIRY サービスのクライアント機能を実装しています。このサンプルを実行するには、BEA Tuxedo サーバが実行されていなければなりません。

照会アプレットの例


 

Java フォームで必要となる各項目の例については、図の「Visual Cafe 3.0 のフォーム・デザイナ」 を参照してください。図の各項目については、次の表の「フォームに必要なコンポーネント」で説明します。

フォームに必要なコンポーネント

コンポーネント

目的

アプレット (JFC アプレットが選択された場合は JApplet)

開発環境で Bean をペイントするときに使用するフォーム。

JoltSessionBean

BEA Tuxedo セッションにログオンします。

JoltTextField

ユーザから入力を取得します (この場合は ACCOUT_ID)。

JoltTextField

結果を表示します (この場合は SBALANCE)。

JoltServiceBean

BEA Tuxedo サービスにアクセスします (この場合は BANKAPP からの INQUIRY)。

ボタン

アクションを開始します。

Label

アプレット上のフィールドを説明します。


 

サンプル・フォームの作成

この例は、Visual Cafe 3.0 の統合開発環境で作成されたサンプル・フォームです。この例では、口座 ID (Account ID) を入力し、BEA Tuxedo サービスを使って口座残高を表示するためのアプレットの作成方法を説明します。

このサンプルを作成するには、次のような基本的な手順に従います。

  1. Visual Cafe で、[File] の [New Project] を選択し、JFC アプレットまたは AWT アプ リケーションを選択します。この手順により、JoltBeans のドロップ先のフォー ム・デザイナが決まります。

  2. アプレットで使用したいすべての JoltBeans をコンポーネント・ライブラリから フォーム・デザイナにドラッグ・アンドドロップします。

  3. プロパティ・リストまたはカスタム・プロパティ・エディタを使用して、Bean を 変更またはカスタマイズします。

  4. [Interaction Wizard] を使用して Bean を関連付けます。

  5. アプレットをコンパイルします。

これらの手順は、次の節でさらに詳しく説明されます。

注記 以前の Visual Cafe のバージョンに用意されていたグラフィカル・インターフェイスは、Visual Cafe 3.0 のインターフェイスとは異なります。このサンプル・アプレットは、以前のバージョンの Visual Cafe を使って作成することもできますが、 [Interaction Wizard] での手順が若干異なります。

JoltBeans をフォーム・デザイナ上に配置する

  1. [File] の [New Project] を選択し、[JFC Applet] を選択します。

  2. 次の図に示すように Bean をコンポーネント・ライブラリから目的の位置へド ラッグ・アンド・ドロップします。

    Visual Cafe におけるフォーム・デザイナ


     

    図の「Visual Cafe 3.0 のフォーム・デザイナ」は、フォーム・デザイナのパレットに配置された JoltBeans がどのように表示されるかを示しています。

    Visual Cafe 3.0 のフォーム・デザイナ


     

  3. 各 Bean のプロパティを設定します。ボタン、ラベル、フィールドを変更または カスタマイズする場合は、プロパティ・リストを使用します。カスタム・プロパ ティ・エディタを使用する JoltBeans もあります。

    図の「JoltTextField のプロパティ・リストとカスタム・プロパティ・エディタの例」は、テキスト・フィールドのプロパティ・リストにある JoltFieldName を選択すると、カスタム・プロパティ・エディタがどのように表示されるかを示しています。

  4. たとえば、JoltTextField の JoltFieldName プロパティを ACCOUNT_ID に設定します。

    注記 JoltBeans のプロパティの設定と変更の詳細については、「Jolt リポジトリの使用とプロパティ値の設定」を参照してください。

    次の図は、設定する必要があるプロパティ値を指定しています。太字で示した値は必須値、普通の文字で示した値は推奨値、イタリック体は設定によって変わる必須値の例です。

    必須および推奨のプロパティ値

    Bean

    プロパティ

    label1

    Text

    Account ID

    label2

    Text

    Balance

    JoltTextField1

    Name

    accountId

    JoltTextField1

    JoltFieldName

    ACCOUNT_ID

    JoltTextField2

    Name

    balance

    JoltTextField2

    JoltFieldName

    SBALANCE

    JoltSessionBean1

    AppAddress

    //tuxserv:2010

    JoltServiceBean1

    Name

    inquiry

    JoltServiceBean1

    ServiceName

    INQUIRY

    button1

    Label

    Inquiry


     

    注記 この例では、occurrenceIndex のデフォルト値 0 は両方の JoltTextField に有効です。

    JoltBean のプロパティについての一般的な説明については、次の図の「JoltTextField のプロパティ・リストとカスタム・プロパティ・エディタの例」および「Jolt リポジトリの使用とプロパティ値の設定」を参照してください。

    JoltTextField のプロパティ・リストとカスタム・プロパティ・エディタの例


     

  5. JoltFieldName のプロパティ値を変更するには、プロパティ・リストの JoltFieldName の [...] ボタンをクリックします。

    カスタム・プロパティ・エディタが表示されます。

  6. 新しいフィールド名 (この例では ACCOUNT_ID) を選択または入力して、[OK] を クリックします。

    変更内容は、図の「JoltFieldName を変更した JoltTextField プロパティ・リスト」のプロパティ・リストと図の「プロパティが変更されたアプレット・フォーム・デザイナの例」のテキスト・フィールドに反映されます。

    注記 カスタム・プロパティ・エディタに表示されるプロパティはローカルにキャッシュされます。そのため、元のデータベースが変更された場合は、[Refresh] ボタンを押さないと、最新の使用可能なプロパティが表示されません。

    JoltFieldName を変更した JoltTextField プロパティ・リスト


     

    次の図の「プロパティが変更されたアプレット・フォーム・デザイナの例」は、Bean のプロパティ・リストのフィールドにテキストを追加した後、ボタンやテキストフィールドのテキストがどのように変わるかを示します。

    プロパティが変更されたアプレット・フォーム・デザイナの例


     

  7. 右の列にプロパティ値を設定した後、Visual Cafe の Interaction Wizard を使用して Bean を関連付けることにより、Bean のインタラクションの仕方を定義します。 詳細については、「必須および推奨のプロパティ値」を参照してください。詳細 については、「JoltBeans の関連付け」を参照してください。

JoltBeans の関連付け

すべての Bean がフォーム上に配置され、プロパティを設定した後、それらのイベントを関連付けます。図の「JoltBeans を関連付ける順序」は、Bean を関連付ける際の手順の例を示しています。

Bean を関連付けると、さまざまなフォームの Bean 間のイベント・ソースとイベント・リスナの関係を確立できます。たとえば、JoltServiceBean はボタンの ActionEvent のリスナであり、このイベントをリッスンしたときに callService() を呼び出します。Visual Cafe の Interaction Wizard を使って Bean どうしを関連付けてください。

次の図は、このサンプル・アプレットを作成するための、Bean を関連付ける順序を示しています。図中の数は、次に説明する手順の番号を示しています。

JoltBeans を関連付ける順序


 

以下の手順は、「JoltBeans を関連付ける順序」に示した番号に対応しています。これらの手順は、次の節でさらに詳しく説明します。

手順 1 : JoltSessionBean とログオンを関連付ける

手順 2 : propertyChange を使用して JoltSessionBean を JoltServiceBean に関連付ける

手順 3 : JoltInputEvent を使用して入力項目 accountID の JoltTextField を JoltServiceBean に関連付ける

手順 4 : JoltAction を使用してボタンを JoltServiceBean に関連付ける

手順 5 : JoltOutputEvent を使用して JoltServiceBean を Balance の JoltTextField に関連付ける

手順 6 : JoltSessionBean とログオフを関連付ける

手順 7 :アプレットをコンパイルする (図には表示されていません)。

手順 1 : JoltSessionBean とログオンを関連付ける

  1. [Form Designer] ウィンドウで、[Interaction Wizard] ボタンをクリックします。

  2. 次の図に示すようにアプレット・ウィンドウの一点をクリックし、そのまま JoltSessionBean へドラッグします。

    アプレットを Jolt Session Bean に関連付ける


     

    「[ComponentShown] イベントを選択する」に示すような [Interaction Wizard] ウィンドウが表示されます。

    「What event in JApplet1 do you want to start the interaction?」というメッセージが表示されます。

  3. 次の図のように、インタラクションを開始するイベントとして [Interaction Wizard] ウィンドウの [componentShown] を選択します。

    [ComponentShown] イベントを選択する


     

  4. [Next] をクリックします。

    [Interaction Wizard] ウィンドウが表示されます (図の「[Logon to the TUXEDO System] を選択する」を参照)。

    「What do you want to happen when Japplet1 fires componentShown event?」というメッセージが表示されます。

  5. 次の図のように、[Perform an action] ラジオ・ボタンを選択し、[Logon to the TUXEDO system] を選択します。

    [Logon to the TUXEDO System] を選択する


     

  6. 次に [Finish] をクリックします。

「手順 1 : JoltSessionBean とログオンを関連付ける」を終了すると、アプレットを最初に開いたときに送信されるイベント (例 : ComponentShown) で、JoltSessionBean の logon() メソッドをトリガできるようになります。

手順 2 : propertyChange を使用して JoltSessionBean を JoltServiceBean に関連付ける

  1. Visual Cafe の [Form Designer] ウィンドウのツールバーで [Interaction Tool] アイコンをク リックします。

  2. 次の図に示すように [JoltSessionBean] をクリックし、そのまま JoltServiceBean へドラッグします。

    JoltSessionBean を JoltServiceBean に関連付ける


     

    [Interaction Wizard] ウィンドウが表示されます (図の「[propertyChange] イベントを選択する」 を参照)。

    「What event in joltSessionBean1 do you want to start the interaction?」というメッセージが表示されます。

  3. インタラクションを開始するイベントとして [propertyChange] を選択します。

    [propertyChange] イベントを選択する


     

  4. [Next] をクリックします。

    [Interaction Wizard] ウィンドウが表示されます (図の「[Handle a Jolt property change event...] を選択する」 を参照)。

    「What do you want to happen when joltSessionBean1 fires propertyChange event?」というメッセージが表示されます。

  5. 次の図のように、メソッドとして [Handle a Jolt property change event...] を選択します。

    [Handle a Jolt property change event...] を選択する


     

  6. [Next] をクリックします。

    [Interaction Wizard] ウィンドウが表示されます (図の「[joltSesssionBean1] を選択する」 を参照)。

    「How do you want to supply the parameter to this method?」というメッセージが表示されます。

    使用可能なオブジェクトとアクションの一覧が表示されます。

  7. 次の図のように、アクションを実行するオブジェクトとして [joltSessionBean1] を選択します。

  8. アクションとして [Get the current Property Change Event] オブジェクトを選択しま す。

    [joltSesssionBean1] を選択する


     

  9. [Finish] をクリックします。

「手順 2 : propertyChange を使用して JoltSessionBean を JoltServiceBean に関連付ける」を終了すると、logon() 完了時に JoltSessionBean が propertyChange イベントを送信できるようになります。JoltServiceBean はこのイベントをリッスンし、サービスをこのセッションに関連付けます。

手順 3 : JoltInputEvent を使用して入力項目 accountID の JoltTextField を JoltServiceBean に関連付ける

  1. Visual Cafe の [Form Designer] ウィンドウで [Interaction Wizard] アイコンをクリック します。

  2. [accountID JoltTextfield Bean] を選択し、そのまま JoltServiceBean へドラッグします。

    次の図のように、[Interaction Wizard] ウィンドウが表示されます。

    「What event in accountId do you want to start the interaction?」というメッセージが表示されます。

  3. 次の図のように、イベントとして [dataChanged] を選択します。

    [dataChanged] イベントを選択する


     

  4. [Next] をクリックします。

    [Interaction Wizard] ウィンドウが表示されます (図の「オブジェクトとして [inquiry]、アクションとして [Handle a Jolt input event] を選択する」を参照)。

    「What do you want to happen when accountId fires data Changed event?」というメッセージが表示されます。

  5. 次の図のように、パラメータを実行するオブジェクトとして joltServiceBean の [inquiry] を選択します。

  6. アクションとして [Handle a jolt input event] を選択します (次の図を参照)。

    オブジェクトとして [inquiry]、アクションとして [Handle a Jolt input event] を選択する


     

  7. [Next] をクリックします。

    [Interaction Wizard] ウィンドウが表示されます (図の「オブジェクトとして [accountId]、アクションとして [Get the current Jolt Input Event] を選択する」 を参照)。

    「How do you want to supply the parameter to this method?」というメッセージが表示されます。

    使用可能なオブジェクトとアクションの一覧が表示されます。

  8. 次の図のように、オブジェクトとして [accountId] を選択します。

  9. アクションとして [Get the current Jolt Input Event] を選択します。

    オブジェクトとして [accountId]、アクションとして [Get the current Jolt Input Event] を選択する


     

  10. 次に [Finish] をクリックします。

「手順 3 : JoltInputEvent を使用して入力項目 accountID の JoltTextField を JoltServiceBean に関連付ける」を終了すると、最初のテキスト・フィールドに口座番号を入力できるようになります。JoltTextField の JoltFieldName プロパティが ACCOUNT_ID に設定されます。このテキストボックスの内容が変更されると JoltInputEvent が JoltServiceBean に送信されます。JoltServiceBean は、このテキスト・ボックスから JoltInputEvent をリッスンします。JoltInputEvent オブジェクトには、このフィールドの名前、値、およびオカレンス・インデックスが含まれます。

手順 4 : JoltAction を使用してボタンを JoltServiceBean に関連付ける

  1. Visual Cafe の [Form Designer] ウィンドウで [Interaction Wizard] アイコンをクリック します。

  2. [Inquiry] ボタンをクリックし、JoltServiceBean へドラッグします。

    次の図のように、[Interaction Wizard] ウィンドウが表示されます。

    「What event in button1 do you want to start the interaction?」というメッセージが表示されます。

  3. 次の図のように、イベントとして [actionPerformed] を選択します。

    イベントとして [actionPerformed] を選択する


     

  4. 次に [Next]をクリックします。

    [Interaction Wizard] ウィンドウが表示されます (図の「オブジェクトとして [inquiry] を選択し、アクションとして [Invoke the TUXEDO Service represented by this Bean] を選択する」を参照)。

    「What do you want to happen when button1 fires actionPerformed event?」というメッセージが表示されます。

  5. 次の図のように、オブジェクトとして [inquiry] を選択します。

  6. アクションとして [Invoke the TUXEDO Service represented by this Bean] を選択しま す (次の図を参照)。

    オブジェクトとして [inquiry] を選択し、アクションとして [Invoke the TUXEDO Service represented by this Bean] を選択する


     

  7. 次に [Finish] をクリックします。

「手順 4 : JoltAction を使用してボタンを JoltServiceBean に関連付ける」を終了すると、JoltServiceBean の callService() メソッドを、[Inquiry] ボタンからの ActionEvent でトリガできます。

手順 5 : JoltOutputEvent を使用して JoltServiceBean を Balance の JoltTextField に関連付ける

  1. Visual Cafe の [Form Designer] ウィンドウで [Interaction Wizard] アイコンをクリック します。

  2. [JoltServiceBean] を選択して、[AmountJoltTextFeald Bean] へドラッグします。

    [Interaction Wizard] ウィンドウが表示されます (次の図を参照)。

    「What event in inquiry do you want to start the interaction?」というメッセージが表示されます。

  3. 次の図のように、イベントとして [serviceReturned] を選択します。

    [ServiceReturned] イベントを選択する


     

  4. [Next] をクリックします。

    [Interaction Wizard] ウィンドウが表示されます (図の「オブジェクトとして [balance] を選択し、アクションとして [Handle a service returned event] を選択する」を参照)。

    「What do you want to happen when inquiry fires serviceReturned event?」というメッセージが表示されます。

  5. 次の図のように、オブジェクトとして [balance] を選択します。

  6. アクションとして [Handle a service returned event...] を選択します (次の図を参照)。

    オブジェクトとして [balance] を選択し、アクションとして [Handle a service returned event] を選択する


     

  7. [Next] をクリックします。

    [Interaction Wizard] ウィンドウが表示されます (図の「オブジェクトとして [inquiry]、アクションとして [Get the JoltOutputEvent object] を選択する」を参照)。

    「How do you want to supply the parameter to this method?」というメッセージが表示されます。

  8. 次の図のように、オブジェクトとして [inquiry] を選択します。

  9. アクションとして [Get the JoltOutputEvent] オブジェクトを選択します (次の図を参 照)。

    オブジェクトとして [inquiry]、アクションとして [Get the JoltOutputEvent object] を選択する


     

  10. 次に [Finish] をクリックします。

「手順 5 :JoltOutputEvent を使用して JoltServiceBean を Balance の JoltTextField に関連付ける」を終了すると、JoltServiceBean はリモートのサービスから応答データを受信したときに JoltOutputEvent を送信することができるようになります。JoltOutputEvent オブジェクトには、出力バッファのフィールドにアクセスするためのメソッドが入っています。JoltTextField は INQUIRY サービスの結果を表示します。

手順 6 : JoltSessionBean とログオフを関連付ける

  1. Visual Cafe の [Form Designer] ウィンドウで [Interaction Wizard] アイコンをクリック します。

  2. アプレット・ウィンドウの一点をクリックし (Bean はクリックしない)、そのまま JoltSessionBean へドラッグします。

    次の図のように [Interaction Wizard] ウィンドウが表示されます。

    「What event in JApplet1 do you want to start the interaction?」というメッセージが表示されます。

  3. 次の図のように、イベントとして [componentHidden] を選択します。

    イベントとして [componentHidden] を選択する


     

  4. [Next]をクリックします。

    [Interaction Wizard] ウィンドウが表示されます (図の「オブジェクトとして [joltSessionBean1]、アクションとして [Logoff from the TUXEDO system] を選択する」を参照)。

    「What do you want to happen when JApplet1 fires componentHidden event?」というメッセージが表示されます。

  5. アクションを実行するオブジェクトとして [joltSessionBean1] を選択します。

  6. アクションとして [Logoff from the TUXEDO system] を選択します (次の図を参照 )。

    オブジェクトとして [joltSessionBean1]、アクションとして [Logoff from the TUXEDO system] を選択する


     

  7. 次に [Finish] をクリックします。

「手順 6 : JoltSessionBean とログオフを関連付ける」を終了すると、アプレットが非表示になったときに送信されるイベント (例: componentHidden) が、JoltSessionBean の logoff() メソッドをトリガできるようになります。

手順 7 :アプレットをコンパイルする

JoltBeans を関連付けたら、アプレットをコンパイルします。例外処理をキャッチ・ブロックに設定します。メッセージ・ウィンドウに、コンパイル・エラーや例外がないかどうかを確認します。

詳細については、次の「Jolt リポジトリの使用とプロパティ値の設定」表の「JoltBean 固有のプロパティ」、および図の「JoltServiceBean のプロパティ・エディタ」を参照してください。

サンプル・アプリケーションの実行

サンプル・アプリケーションを実行するには、BEA Tuxedo サーバが実行されていなければなりません。次に、口座番号を [Account ID] フィールドに入力します。BANKAPP データベース内にある口座番号であれば、どの口座番号を使用してもかまいません。次の 2 つの口座番号は、サンプル・アプリケーションで使用できる口座番号の例です。

 

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