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任意通知型通信

BEA Tuxedo システムでは、任意通知型通知と呼ばれる通信パラダイムが提供されています。任意通知型通知が発生すると、BEA Tuxedo クライアントは要求していないメッセージを受け取ります。この機能によって、アプリケーション・クライアントは、アプリケーション固有のイベントが発生したときに、リアルタイムで明示的に通知を要求しなくても、そのイベントの通知を受け取ることができます。

任意通知型メッセージは、名前 (tpbroadcast) または以前に処理されたメッセージと共に受け取った識別子 (tpnotify) としてクライアント・プロセスに送信されます。tpbroadcast 関数を使用すると、サービスまたは別のクライアントにメッセージを送信できます。メッセージは、狭い範囲または広い範囲のターゲットに対して送信できます。配達保証付きまたは配達保証なしのメッセージをポイント・ツー・ポイントの通知によって個々のクライアントに送信したり (tpnotify) 、クライアントのグループに対して情報を送信する (tpbroadcast) ことができます。たとえば、クライアントから照会された口座が解約されていることをサーバからそのクライアントだけに通知できます。または、あるマシンがメンテナンスのために特定の時刻にシャットダウンされることをそのマシン上のすべてのクライアントに通知することもできます。

プロセスが特定のイベント (メンテナンスのためにシャットダウンされるマシンなど) について通知が必要な場合は、自動的に通知されるように要求をシステムに登録できます。登録されたイベントは、発生するたびにクライアントまたはサーバに通知されます。イベントのこのような自動通信は、任意通知型通知と呼ばれます。

イベントを生成したり、イベントについて任意通知型通知を受信するクライアントおよびサーバの数に制限はありません。そのため、このカテゴリの通信は、管理業務が複雑になる場合があります。BEA Tuxedo システムには、任意通知型通知を管理するイベント・ブローカと呼ばれるツールが用意されています。

任意通知型通知のメッセージング


 

関連項目

 

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