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tpconvert(3c)
名前
tpconvert()-構造体の文字列表現とバイナリ表現の間の変換
形式
#include <atmi.h>
#include <xa.h>
int tpconvert(char *strrep, char *binrep, long flags)
機能説明
tpconvert() は、インターフェイス構造体の文字列表現 (strrep) とバイナリ表現 (binrep) の間で変換を行います。
変換の方向およびインターフェイス構造体のタイプは、どららも flags 引数で指定します。バイナリ表現から文字列表現へ変換する場合は、flags の TPTOSTRING ビットをセットし、文字列からバイナリへ変換する場合は、このビットをリセットします。変換する構造体のタイプを示すフラグは次のように定義されており、同時に 1 つのフラグのみを指定できます。
バイナリ表現から文字列表現に変換する場合、strrep は最低でも TPCONVMAXSTR 文字の長さがなければなりません。
TPTRANID と XID の値が異なる文字列バージョンをキー・フィールドとして許す TM_MIB(5) クラス (たとえば T_TRANSACTION および T_ULOG) にアクセスする場合は、システムはこれらの値を等しいものとして扱うことに注意してください。したがって、アプリケーション・プログラムでは、これらのデータ・タイプの文字列の値を作ったり操作したりすべきではありません。これらの値の1つがキー・フィールドとして使用された場合、TM_MIB(5) は文字列で識別されるグローバルトランザクションに一致するオブジェクトのみが返されることを保証します。
マルチスレッドのアプリケーション中のスレッドは、TPINVALIDCONTEXT を含め、どのコンテキスト状態で実行していても、tpconvert() の呼び出しを発行できます。
戻り値
異常終了すると、tpconvert() は -1 を返し、tperrno() を設定してエラー条件を示します。
エラー
次の条件が発生すると、tpconvert() は失敗し、tperrno() を次のように設定します。
移植性
このインターフェイスは、BEA Tuxedo ATMI リリース5.0またはそれ以降でしか利用できません。このインターフェイスは、ワークステーション・プラットフォームで利用できます。
関連項目
tpresume(3c)、 tpservice(3c)、 tpsuspend(3c)、 tx_info(3c)、 TM_MIB(5)
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