BEA Logo BEA Tuxedo Release 8.0

  BEA ホーム  |  イベント  |  ソリューション  |  パートナ  |  製品  |  サービス  |  ダウンロード  |  ディベロッパ・センタ  |  WebSUPPORT

 

   Tuxedoホーム   |   BEA Tuxedo C リファレンス   |   先頭へ   |   前へ   |   次へ   |   目次

 


tpgetctxt(3c)

名前

tpgetctxt()-現在のアプリケーション関連のコンテキスト識別子の取得

形式

#include <atmi.h>
int tpgetctxt(TPCONTEXT_T *context, long flags)

機能説明

tpgetctxt() は、現在のアプリケーション・コンテキストを表す識別子を取り出し、context に入れます。この関数はマルチスレッド環境ではスレッド単位で動作し、非スレッド環境ではプロセス単位で動作します。

一般にスレッドは、以下の動作を行います。

  1. tpinit() を呼び出します。

  2. tpgetctxt() を呼び出します。

  3. context の値を次のように処理します。

2 番目の引き数 flags は現在使用されていないので、0 に設定します。

tpgetctxt() は、マルチコンテキストのアプリケーションだけでなく、シングルコンテキストのアプリケーションでも呼び出すことができます。

マルチスレッドのアプリケーション中のスレッドは、TPINVALIDCONTEXT を含め、どのコンテキスト状態で実行していても、tpgetctxt() の呼び出しを発行できます。

戻り値

正常終了時には、tpgetctxt() は負数でない値を返します。コンテキストは、以下のいずれかの形式で表される現在のコンテキスト ID に設定されます。

異常終了すると、tpgetctxt() は -1 を返し、tperrno を設定してエラー条件を示します。

エラー

異常終了時には、tpgetctxt()tperrno を次のいずれかの値に設定します。

[TPEINVAL]

無効な引き数が指定されました。たとえば、コンテキストの値がヌルか、または flags の値が 0 以外です。

[TPESYSTEM]

BEA Tuxedo システムのエラーが発生しました。エラーの正確な内容はログ・ファイルに書き込まれます。

[TPEOS]

オペレーティング・システムのエラーが発生しました。

関連項目

「C 言語アプリケーション・トランザクション・モニタ・インターフェイスについて」tpsetctxt(3c)tpterm(3c)

 

先頭へ戻る 前のトピックへ 次のトピックへ