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TPSPRIO(3cbl)

名前

TPSPRIO() - サービス要求の優先順位の設定

形式

01 TPPRIDEF-REC.
COPY TPPRIDEF.

01
TPSTATUS-REC.
COPY TPSTATUS.

CALL "TPSPRIO" USING
TPPRIDEF-REC TPSTATUS-REC.

機能説明

TPSPRIO() は、次に送信あるいは転送される要求の優先順位を設定します。 設定された優先順位は、次に送信される要求に対してのみ有効です。 キュー機能がインストールされている場合、優先順位は、TPENQUEUE() または TPDEQUEUE() によってキューに登録されるメッセージまたはキューから取り出されるメッセージについても設定できます。 デフォルトの設定では、TPPRIDEF-REC 内の PRIORITY の設定が正か負かにより、サービスのデフォルトの優先順位が最大 100、あるいは最小 1 に上下します。100 が最も高い優先順位です。 要求のデフォルトの優先順位は、その要求の送信先となるサービスによって決まります。 このデフォルトの設定は、管理時に指定してもよいですし (UBBCONFIG(5) を参照)、システムの省略時値 50 を使用してもかまいません。TPSPRIO() は、 TPCONNECT() または TPSEND() を介して送られるメッセージには影響しません。

次に、TPPRIDEF-REC の有効な設定の一覧を示します。

TPABSOLUTE

次の要求の優先順位は、PRIORITY の絶対値で送信されます。 PRIORITY の絶対値は 1 から 100 までの範囲内の数値とします (最も高い優先順位は 100 です)。 この範囲外の値を指定すると、デフォルトの値が使用されます。

TPRELATIVE

次の要求の優先順位は、PRIORITY の相対値で送信されます。

戻り値

TPSPRIO() は正常終了時には、TP-STATUS に [TPOK] を設定します。

エラー

次の条件が発生すると、TPSPRIO() は異常終了し、TP-STATUS に次の値を設定します。

[TPEINVAL]

TPPRIDEF-REC の設定が無効です。

[TPEPROTO]

TPSPRIO() の呼び出し方法が不適切です。

[TPESYSTEM]

BEA Tuxedo システムのエラーが発生しました。エラーの正確な内容はログ・ファイルに書き込まれます。

[TPEOS]

オペレーティング・システムのエラーが発生しました。

関連項目

TPACALL(3cbl)TPCALL(3cbl)TPDEQUEUE(3cbl)TPENQUEUE(3cbl)TPGPRIO(3cbl)

 

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