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TPADVERTISE(3cbl)
名前
TPADVERTISE() - サービス名の宣言を行うルーチン
形式
01 SVC-NAME PIC X(15).
01 PROGRAM-NAME PIC X(32).
01 TPSTATUS-REC.
COPY TPSTATUS.
CALL "TPADVERTISE" USING SVC-NAME PROGRAM-NAME TPSTATUS-REC.
機能説明
TPADVERTISE() は、サーバが提供するサービスを宣言するときに使用します。 デフォルトの設定では、サーバのサービスは、サーバのブート時に宣言され、サーバのシャットダウン時にその宣言が解除されます。
複数サーバ単一キュー (MSSQ) セットに属するすべてのサーバは、同じサービス・セットを提供しなければなりません。 これらのルーチンは、MSSQ セットを共有する全サーバを宣言することによってこの規則を適用します。
TPADVERTISE() は、サーバ (または、呼び出し元の MSSQ セットを共有するサーバ・セット) の SVC-NAME を宣言します。 SVC-NAME の長さは 15 文字以内にしてください。これに、SPACES を指定することはできません (UBBCONFIG(5) の SERVICES セクションを参照)。これより長い名前は、15 文字までで切り捨てられてしまいます。 このため、切り捨てられた名前が他のサービス名と同じにならないよう、注意が必要です。 PROGRAM-NAME は BEA Tuxedo ATMI のサービス・プログラムの名前です。 このプログラムは、SVC-NAME に対する要求をサーバが受け取ったときに起動されます。 PROGRAM-NAME に SPACES を指定することはできません。
SVC-NAME が既にサーバに対して宣言されていて、PROGRAM-NAME がその現在のプログラムと一致する場合 (既に宣言されていた名前と切り捨てられた名前が一致する場合を含む)、TPADVERTISE() は正常終了します。 ただし、SVC-NAME がすでにサーバに対して宣言されていても、PROGRAM-NAME が現在のプログラムと一致しない場合には (すでに宣言されていた名前と切り捨てられた名前が一致する場合も含む)、エラーが返されます。
戻り値
TPADVERTISE() TPADVERTISE() は正常終了時には、TP-STATUS に [TPOK] を設定します。
エラー
次の条件が発生すると、TPADVERTISE() は異常終了し、TP-STATUS に次の値を設定します。
移植性
RS6000 上の AIX では、最初の COBOL オブジェクト・ファイルで提供されるどのサービスもシンボル・テーブルで利用できません。buildserver コマンドで -s オプションを指定してサービス名を特定し、サービス名が TPADVERTISE() により実行時に宣言されるようにする必要があります。
関連項目
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