|
|
Fread、Fread32(3fml)
名前
Fread()、Fread32() - フィールド化バッファの読み取り
形式
#include <stdio.h>
#include "fml.h"
int
Fread(FBFR *fbfr, FILE *iop)
#include "fml32.h"
int
Fread32(FBFR32 *fbfr, FILE32 *iop)
機能説明
フィールド化バッファは、Fread() を使用して、ファイル・ストリームから読み取られます。fbfr は、フィールド化バッファを指すポインタです。iop は、FILE 型の入力ストリームを指すポインタです。(ストリームについては、UNIX System V『プログラマ・リファレンス・マニュアル』の stdio(3S) を参照)。Fread() は、フィールド化バッファをストリームから fbfr に読み取り、以前に格納されているバッファのデータをクリアしてバッファのインデックスを再作成します。FLD_PTR フィールド・タイプは、Fread32() では無視されます。関数にタイプ FLD_PTR の値が与えられても、エラーは返されません。
Fread32() は 32 ビット FML で使用されます。
マルチスレッドのアプリケーション内のスレッドは、TPINVALIDCONTEXT を含め、どのようなコンテキスト状態で実行している場合でも、Fread() または Fread32() を呼び出すことができます。
戻り値
この関数は、エラー発生時に -1 を返し、Ferror を設定してエラー条件を示します。
エラー
次の条件の場合、Fread() は異常終了し、Ferror を次の値に設定します。
バッファが適切なバウンダリで開始していません。
バッファがフィールド化されていないか、または Finit() で初期化されていません。また、このエラーは、読み取られたデータがフィールド化バッファでない場合に返されます。
ストリームから読み取られるフィールド化バッファを保持するための十分な領域が、バッファにありません。
read() システム・コールが異常終了しました。外部変数の整数型データ errno は、システム・コールによるエラーを示すために設定される必要があります。
移植性
この関数は、Windows 用の BEA Tuxedo System Workstation DLL では使用できません。
関連項目
「FML 関数の紹介」、Findex、Findex32(3fml)、Fwrite、Fwrite32(3fml)
UNIX システムのリファレンス・ページの stdio(3S)
|
Copyright © 2001 BEA Systems, Inc. All rights reserved.
|