BEA Logo BEA Tuxedo Release 8.0

  BEA ホーム  |  イベント  |  ソリューション  |  パートナ  |  製品  |  サービス  |  ダウンロード  |  ディベロッパ・センタ  |  WebSUPPORT

 

   Tuxedoホーム   |   ファイル形式、データ記述方法、MIB、およびシステム・プロセスのリファレンス   |   先頭へ   |   前へ   |   次へ   |   目次

 


TMSYSEVT(5)

名前

TMSYSEVT-システム・イベント通知プロセス

形式

TMSYSEVT SRVGRP="identifier" SRVID="number" 
[CLOPT="[-A] [servopts
options]
[-- [-S] [-p
poll-seconds] [-f control-file]]"]

機能説明

TMSYSEVT は、システム・エラーや潜在的なエラー条件に関するイベント通知を処理するための BEA Tuxedo システムが提供するサーバです。イベント・レポートはフィルタを通され、1 つまたは複数の通知動作をスタートさせることができます。

フィルタや通知に関するルールは、制御ファイル control-file に記憶されます。このファイルは、デフォルトでは ${APPDIR}/tmsysevt.dat という名前になります。control-file の構文は EVENT_MIB(5) で定義されます。特に、EVENT_MIB のクラス属性は、通知に関するルールの範囲内でサブスクリプションをアクティブな状態にするように設定できます。

1 つまたは複数の二次的な TMSYSEVT プロセス (すなわちセカンダリ・サーバ) を起動し、使用効率を上げることができます。追加サーバは、「セカンダリ・サーバ」であることを示すコマンドライン・オプションの -S を利用して起動する必要があります。

EVENT_MIB(5) のコンフィギュレーションを更新する際には、プライマリの TMSYSEVT サーバがその制御ファイルに書き込みを行います。セカンダリ・サーバは、各自プライマリ・サーバの制御ファイルの内容が更新されていないかどうかをポーリングを通じてチェックし、必要に応じて自分の (ローカルの) の制御ファイルの内容を更新します。ポーリングの間隔は -p オプションでセットできますが、デフォルトの設定では30秒間隔になります。

相互運用性

TMSYSEVT は、BEA Tuxedo リリース 6.0 以降のマシンで実行する必要があります。

注意事項

一次 TMSYSEVT サーバを別のマシンに移行するためには、システムの管理者は現在の制御ファイルのコピーを渡す必要があります。二次の各 TMSYSEVT サーバでは、自動的に新しいコピーが保持されます。

TMSYSEVT は、システム・イベントを定義した FML32 フィールド・テーブルへのアクセス手段が必要になります。FLDTBLDIR32 には $TUXDIR/udataobj が、FIELDTBLS32 には evt_mib が、それぞれ含まれている必要があります。これらの環境変数は、マシンまたはサーバの環境設定ファイルでセットすることができます。

使用例

*SERVERS 
TMSYSEVT SRVGRP=ADMIN1 SRVID=100 RESTART=Y GRACE=900 MAXGEN=5
CLOPT="-A --"
TMSYSEVT SRVGRP=ADMIN2 SRVID=100 RESTART=Y GRACE=900 MAXGEN=5
CLOPT="-A -- -S -p 90"

関連項目

tpsubscribe(3c)EVENTS(5)EVENT_MIB(5)TMUSREVT(5)

 

先頭へ戻る 前のトピックへ 次のトピックへ