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TMUSREVT(5)
名前
TMUSREVT-ユーザ・イベント通知プロセス
形式
TMUSREVT SRVGRP="identifier" SRVID="number"
[CLOPT="[-A] [servopts options]
[-- [-S] [-p poll-seconds] [-f control-file]]"]
機能説明
TMUSREVT は、tppost(3c) からのイベント・レポート・メッセージ・バッファを処理し、それらにフィルタを適用して転送するイベント・ブローカとして動作する、BEA Tuxedo システム提供のサーバです。
このファイルは、デフォルトでは ${APPDIR}/tmusrevt.dat という名前になります。control-file の構文は EVENT_MIB(5) で定義されます。特に、EVENT_MIB のクラス属性は、通知に関するルールの範囲内でサブスクリプションをアクティブな状態にするように設定できます。
1 つまたは複数の二次的な TMUSREVT プロセス (すなわちセカンダリ・サーバ) を起動し、使用効率を上げることができます。追加サーバは、"セカンダリ・サーバ" であることを示すコマンドライン・オプションの -S を利用して起動する必要があります。
EVENT_MIB(5) のコンフィギュレーションを更新する際には、プライマリの TMUSREVT サーバがその制御ファイルに書き込みを行います。セカンダリ・サーバは、各自プライマリ・サーバの制御ファイルの内容が更新されていないかどうかをポーリングを通じてチェックし、必要に応じて自分の (ローカルの) の制御ファイルの内容を更新します。ポーリングの間隔は -p オプションでセットできますが、デフォルトの設定では30秒間隔になります。
相互運用性
TMUSREVT は、BEA Tuxedo リリース 6.0 以降のマシンで実行する必要があります。
注意事項
プライマリの TMUSREVT サーバを別のマシンに移行する際には、システムの管理者は制御ファイルの現在のコピーを提供する必要があります。セカンダリの各 TMUSREVT サーバは、自動的に最新のコピーを保持します。
tppost() をトランザクション・モードで呼び出す場合は、すべての TMUSREVT サーバのグループがトランザクション機能 (TMS プロセス) を備えている必要があります。
TMUSREVT サーバの環境変数は、メッセージにフィルタを適用したりフォーマットする際に必要となる FML フィールド・テーブルや VIEW ファイルを使用できるように設定しておく必要があります。これらの環境変数は、マシンまたはサーバの環境設定ファイルでセットすることができます。
使用例
*SERVERS
TMUSREVT SRVGRP=ADMIN1 SRVID=100 RESTART=Y MAXGEN=5 GRACE=3600
CLOPT="-A --"
TMUSREVT SRVGRP=ADMIN2 SRVID=100 RESTART=Y MAXGEN=5 GRACE=3600
CLOPT="-A -- -S -p 120"
関連項目
tppost(3c)、tpsubscribe(3c)、EVENTS(5)、EVENT_MIB(5)、TMSYSEVT(5)
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