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cobcc(1)

名前

cobcc-COBOL コンパイル・インターフェイス

形式

cobcc [option . . . ] filename . . .

機能説明

cobcc は、COBOL コンパイラに対するインターフェイス・シェルとして使用します。cobcc は、-C (COBOL) オプションを指定して buildclient(1) または buildserver(1) が実行された場合にはデフォルトで呼び出されます。ALTCC 環境変数を指定すると無効になります。

以下に cobcc で指定可能なオプションを示します。これらのオプションを使用するには、buildclientbuildserver を実行する際に、環境変数 ALTCFLAGScobcc が認識できるオプション文字列に設定します。各オプションの詳細については、COBOL と C コンパイラのドキュメントを参照してください。

注記 Windows システムでは、環境変数 ALTCCALTCFLAGS は使用できません。これらの変数を設定すると、予想外の結果が生じます。まず COBOL コンパイラを使用してアプリケーションをコンパイルして、次に生成されたオブジェクト・ファイルを buildclient(1) または buildserver(1) コマンドに渡す必要があります。

cccob とは異なり cobcc では、すべてのオプションはファイル名の前に置かれなければなりません。

-c

リンク・フェイズを抑制します。つまりコンパイルは行われますが、実行可能プログラムは作成されません。

-p -g -r -O

これらのオプションは直接 COBOL コンパイラに渡されます。

-l argument

オプションと引数は、直接 COBOL コンパイラに渡されます (両者を分離する空白文字は除きます)。

-L argument

オプションと引数は、直接 COBOL コンパイラに渡されます (両者を分離する 1 つの空白文字も含みます)。

-o output_file

リンク・ステージからの出力である実行可能ファイルの名前を指定します。

-E -P -S

COBOL コンパイラを介して C コンパイラに渡されます。またリンク・ステージを抑制します。

-A -C -H -f -G

COBOL コンパイラを介して C コンパイラに渡されます。

-w

COBOL と C コンパイラの警告メッセージを抑制します。

-D argument

このオプションと引数は、COBOL コンパイラを介して C コンパイラに渡されます。C 言語でのマクロ定義に使用します。

{-T -Y -U -I -B -X -F -q} argument

各オプションは引数として扱われます。オプションと引数は COBOL コンパイラを介して C コンパイラに渡されます。

-V -v

各オプションは COBOL コンパイラと C コンパイラに渡されます。

-a -s

各オプションはローダに渡されます。

-u argument

このオプションと引数はローダに渡されます。

-W argument

argument は、カンマで区切られた最大 3 個のフィールドで構成します。引数の最初の部分が -p または -0 であれば、C コンパイラに渡されます。-a で始まる場合には、アセンブラに渡されます。-l で始まる場合にはローダに渡されます。-C で始まるのであれば、COBOL コンパイラに渡されます。それ以外の場合には、C コンパイラに渡されます。

オプションと引数、およびファイル名は該当するオプションと共に COBOL コンパイラに渡され、適切な情報が COBOL コンパイラ、C コンパイラ、あるいはローダで処理されます。COBOL コンパイラの名前は "cob" と想定されており、PATH で定義されています。

関連項目

buildclient(1)buildserver(1)

UNIX システムのリファレンス・マニュアルの cc(1)

『Micro Focus COBOL/2 Operating Guide』Micro Focus Ltd.

 

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