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tpmodusr(1)
名前
tpmodusr -BEA Tuxedo システム・パスワード・ファイルを保守
形式
tpmodusr usrname file [cltname]
機能説明
このコマンドによりアプリケーション管理者は、BEA Tuxedo システムの AUTHSVR(5) サーバで使用するのに適した UNIX システム形式のパスワード・ファイルを保守することができます。このコマンドを実行する前に、SECURITY を USER_AUTH、ACL、または MANDATORY_ACL に設定した BEA Tuxedo のコンフィギュレーションを作成する必要があります。
tpmodusr は、パスワード・ファイル file 内の指定したユーザのパスワードを変更するのに使用します (file に /etc/passwd を指定することはできません)。管理者は、ユーザに関連付ける新しいパスワードの入力を求められます。パスワードを指定していない場合、cltname にはデフォルト値として "*" が設定されます。usrname または cltname、もしくはこれらの両方に指定されたワイルドカードは、パスワード・ファイル内の対応するワイルドカード・エントリに対してのみ一致します。これらはすべての一致するエントリに対して拡張されるものではありません。
注意事項
cltname の値 tpsysadm と tpsysop は、認証要求を処理する際に AUTHSVR(5) により特殊な処理が行われます。これらの cltname 値は、パスワード・ファイル内のワイルドカードの cltname 指定と照合されることはありません。
さらに、パスワード・ファイルへの追加順序に関係なく、ワイルドカードのエントリは、明示的に指定された値の後で処理されます。認証要求は、最初に一致するパスワード・ファイルのエントリに対してのみ認証されます。
移植性
このコマンドは、BEA Tuxedo ATMI サーバ環境がサポートされるプラットホームで実行できます。
互換性
このコマンドは、ユーザを SECURITY USER_AUTH に環境設定するために使用します。SECURITY ACL または SECURITY MANDATORY_ACL との互換性を保つためには (これらのセキュリティ・レベルに移行できるようにするためにも)、次の制限に従う必要があります。
tpusrmod(1) コマンドでは、これらの制限が自動的に適用されます。
関連項目
tpaddusr(1)、tpdelusr(1)、tpusradd(1)、tpusrdel(1)、tpusrmod(1)、AUTHSVR(5)
『BEA Tuxedo アプリケーション実行時の管理』
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