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メッセージのルーティング
BEA TOP END システムと BEA Tuxedo システムはいずれも、メッセージの内容に基づくルーティングをサポートしています。ただし、TEDG を介して行われるルーティングの粒度において両者は異なります。BEA Tuxedo システムのデータ依存型ルーティング (DDR: Data-Dependent Routing) 機能と BEA TOP END システムのメッセージ・センシティブ・ルーティング (MSR: Message Sensitive Routing) 機能を使用して、両方のシステム間でメッセージ・トラフィックを低レベルで転送できます。これらの機能は相互に排他的でなく、一緒に使用してシステム間のメッセージ・トラフィックを制御することができます。
BEA Tuxedo データ依存型ルーティング (DDR)
ほかの Domains コンポーネント同様に、TEDG に対してルーティング基準を DMCONFIG ファイルの DM_ROUTING セクションで指定します。指定した基準に基づいて、メッセージはその内容に応じたリモート・ドメインにルーティングされます。TEDG では、リモート・ドメインは特定の NI (BEA TOP END システムのノード) にマッピングされます。
BEA TOP END メッセージ・センシティブ・ルーティング (MSR)
BEA TOP END クライアントは、MSR 機能を使用するか、サービス要求の一部として MSR ターゲットを明示的に指定できます。BEA Tuxedo サービスはオプションの MSR ターゲットを含む BEA TOP END サービス・パラメータ (DMCONFIG ファイルの DM_LOCAL_SERVICES セクションの TARGET パラメータ) にマッピングされるので、BEA Tuxedo サービスが一意にマッピングされる限り、BEA TOP END システムから、BEA Tuxedo システムで提供される特定のサービスにメッセージをルーティングすることができます。
形式とメッセージ内容の変換 (MCC: Message Content Conversion)
TOP END Domain Gateway は、raw データ・バッファか FML32 のいずれかを使って BEA TOP END のクライアントとサーバをサポートしています。主にスクリーンの形式を記述するために使用される BEA TOP END の形式変換機能はサポートされません。
メッセージを変換し、形式情報を基にする、メッセージ内容の変換機能 (MCC) もサポートされません。形式を指定されたメッセージが TEDG に送られると、形式情報は無視され、このオカレンスについてのメッセージが userlog に記録されます。
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