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ステップ 3: bankapp Makefile の編集

bankapp には、すべてのスクリプトを実行可能にし、VIEW 記述ファイルをバイナリ形式に変換し、アプリケーション・サーバの作成に必要なすべてのプリコンパイル、コンパイル、およびビルドを行う makefile が提供されています。また、最初からやり直す場合にもこのファイルを利用できます。

提供されている bankapp.mk をそのまま使わずにフィールドを編集した方がよい場合があります。また、説明が必要なフィールドもあります。以下にそれらのフィールドについて説明します。

TUXDIR パラメータの編集

  1. bankapp.mk ファイルの 40 行目前後に、次のコメントと TUXDIR パラメータが記 述されています。  
        #
    # Tuxedo システムのルート・ディレクトリです。このファイルは、編集してこの値を正しく設定するか、 
    # または "make -f STOCKAPP.mk TUXDIR=/correct/rootdir" を使用して正しい値を渡します。 
    # そのようにしないと、bankapp のビルドは失敗します。 
    #
    TUXDIR=../..

  2. TUXDIR パラメータに、BEA Tuxedo システムがインストールされたルート・ディ レクトリの絶対パス名を指定します。

APPDIR パラメータの編集

  1. APPDIR パラメータに設定された値を確認します。bankapp の場合、APPDIR に は bankapp ファイルが置かれたディレクトリ (TUXDIR の相対パス) が指定され ています。次に示す bankapp.mk のセクションには、APPDIR の設定についての 説明と定義が記述されています。  
        #
    # bankapp アプリケーションのソース・コードと実行可能ファイルが置かれたディレクトリです。 
    # このファイルは、編集してこの値を正しく設定するか、 
    # または "make -f bankapp.mk APPDIR=/correct/appdir" を使用して正しい値を渡します。 
    # そのようにしないと、bankapp のビルドは失敗します。 
    #
    APPDIR=$(TUXDIR)/samples/atmi/bankapp
    #

  2. README ファイルに従って、別のディレクトリにファイルをコピーした場合、 APPDIR にはファイルのコピー先のディレクトリを指定します。makefile を実行す ると、そのディレクトリにアプリケーションがビルドされます。

リソース・マネージャのパラメータの設定

デフォルトでは、bankapp はデータベース・リソース・マネージャとして BEA Tuxedo/SQL を使用するように設定されています。その場合、ご使用のシステムに BEA Tuxedo システム・データベースがインストールされていることが必要です。インストールされていない場合は、RM パラメータに TUXDIR/udataobj/RM にリストされているリソース・マネージャの名前を設定します。  

    #
# リソース・マネージャ 
#
RM=TUXEDO/SQL
#

注記 BEA Tuxedo SQL リソース・マネージャは、デモ用のプログラムです。

bankapp.mk ファイルの実行

  1. bankapp.mk に必要な変更を加えたら、次のコマンドを入力して実行します。
        nohup make -f bankapp.mk &

  2. nohup.out ファイルを調べて、処理が正しく行われたことを確認します。

    注記 bankvar には、bankapp.mk の実行時に参照されるパラメータが設定されています。

関連項目

 

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