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ステップ 5: XA 準拠のリソース・マネージャの準備
XA 準拠の代替リソース・マネージャで bankapp を実行するには、各種のファイルを変更する必要があります。ここでは、次の内容について説明します。
bankvar ファイルの変更
BLKSIZE=512
DBNAME=bankdb
DBPRIVATE=no
DIPCKEY=80953
FSCONFIG=${APPDIR}/bankdl1
注記 これらの環境変数は、BEA Tuxedo システムだけを対象としています。ほかのデータベース管理システムを使用する場合は、必要に応じてほかの環境変数を設定してください。
bankapp サービスの変更
bankapp では、データベースへのすべてのアクセスは埋め込み型 SQL 文で実行されます。そのため、新しいリソース・マネージャで SQL がサポートされている場合は問題がありません。appinit.c ユーティリティには、tpopen() と tpclose() への呼び出しが定義されています。
bankapp.mk ファイルの変更
$TUXDIR/udataobj/RM
crbank および crbankdb の変更
crbankdb スクリプト
#Copyright (c) BEA Systems, Inc.
#All rights reserved
#
# デバイス・リストを作成します。
#
dbadmin<<!
echo
crdl
# 次の行をデバイス 0 のエントリに置き換えます。
${FSCONFIG} 0 2560
!
#
# データベース・ファイル、フィールド、および二次インデックスを作成します。
#
sql<<!
echo
create database ${DBNAME} with (DEVNAME='${FSCONFIG}',
IPCKEY=${DIPCKEY}, LOGBLOCKING=0, MAXDEV=1,
NBLKTBL=200, NBLOCKS=2048, NBUF=70, NFIELDS=80,
NFILES=20, NFLDNAMES=60, NFREEPART=40, NLCKTBL=200,
NLINKS=80, NPREDS=10, NPROCTBL=20, NSKEYS=20,
NSWAP=50, NTABLES=20, NTRANTBL=20, PERM='0666',
STATISTICS='n'
)
create table BRANCH (
BRANCH_ID integer not null,
BALANCE real,
LAST_ACCT integer,
LAST_TELLER integer,
PHONE char(14),
ADDRESS char(60),
primary key(BRANCH_ID)
) with (
FILETYPE='hash', ICF='PI', FIELDED='FML',
BLOCKLEN=${BLKSIZE}, DBLKS=8, OVBLKS=2
)
!
最初の約 40 行を参照すると、変更が必要な部分と不要な部分を判断できます。コードからわかるように、crbankdb は dbadmin への入力と sql シェルコマンドへの入力から構成されています。最初の here ファイルは、BEA Tuxedo システムのコマンド dbadmin に渡されて、データベースのデバイス・リストが作成されます。
このコマンドは、BEA Tuxedo リソース・マネージャだけで機能します。テーブル・スペースを作成したり、適切な権限を認めるために、ほかのコマンドが必要になる場合があります。
コンフィギュレーション・ファイルの変更
GROUPS セクションで、TMSNAME および OPENINFO パラメータに適切な値 (つまり、リソース・マネージャで認識される値) を指定します。
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Copyright © 2001 BEA Systems, Inc. All rights reserved.
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