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Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法

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T_DM_IMPORT クラスの定義

概要

T_DM_IMPORT クラスは、1 つまたは複数のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを通してインポートされ、1 つまたは複数のローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを通してローカル・ドメインで使用可能なリモート・リソースを表します。

属性表

表 15 DM_MIB(5): T_DM_IMPORT クラス定義の属性表

属性

タイプ

パーミッション

デフォルト値

TA_DMRESOURCENAME(r)(k)(*)

string

rw-r--r--

string[1..15]


TA_DMRACCESSPOINTLIST(k)(*)

string

rw-r--r--

string[1..92]

*
(すべてということ)

TA_DMLACCESSPOINT(k)(*)

string

rw-r--r--

string[1..30]

*
(すべてということ)

TA_STATE(r)

string

rwxr-xr--

GET: "VAL"

SET: "{NEW | INV}"

N/A

N/A

TA_DMCONV

string

rw-r--r--

"{Y | N}"

"N"

TA_DMLOAD

short

rw-r--r--

1 <= num <= 32,767

50

TA_DMREMOTENAME

string

rw-r--r--

string[1..30]

N/A

TA_DMRESOURCETYPE

string

rw-r--r--

"{SERVICE | QSPACE | QNAME}"

"SERVICE"

TA_DMROUTINGNAME

string

rw-r--r--

string[1..15]

N/A

TA_DMTYPE=TOPEND: のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントから設定可能な属性

TA_DMTE_PRODUCT

string

rw-r--r--

string[1..32]


TA_DMTE_FUNCTION

string

rw-r--r--

string[1..8]


TA_DMTE_TARGET

string

rw-r--r--

string[1..8]

スペース

TA_DMTE_QUALIFIER

long

rw-r--r--

0 <= num <= MAXLONG

0 (ゼロ)

TA_DMTE_RTQGROUP

string

rw-r--r--

string[1..32]


TA_DMTE_RTQNAME

string

rw-r--r--

string[1..8]


TA_DMTYPE=TOPEND|SNAX|OSITP|OSITPX: のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントから設定可能な属性

TA_DMINBUFTYPE

string

rw-r--r--

string[0..256]

N/A

TA_DMOUTBUFTYPE

string

rw-r--r--

string[0..256]

N/A

TA_DMTYPE=OSITPX: のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントから設定可能な属性

TA_DMAUTOPREPARE(r)

string

rw-r--r--

"{Y | N}"

"N"

TA_DMINRECTYPE(r)

string

rw-r--r--

string[0..78]

""

TA_DMOUTRECTYPE(r)

string

rw-r--r--

string[0..78]

""

TA_DMTPSUTTYPE(r)

string

rw-r--r--

"{INTEGER | PRINTABLESTRING}"

""

TA_DMREMTPSUT(r)

string

rw-r--r--

string[0..64]

""

(r)-新しいオブジェクトが作成される場合に必須です。
(k)-オブジェクトを取り出すためのキー・フィールドです。
(*)-すべての SET 操作で必須のキー・フィールドです。


 

属性の意味

TA_DMRESOURCENAME: string[1..15]

リソース (IPC関連)、リソース (DBMS関連)・タイプ SERVICE (サービス名)、QSPACE (キュー・スペース名)、および QNAME (キュー名) のエントリで使用するリモート・リソース名。このリソースは、同じ名前あるいは TA_DMREMOTENAME 属性または TA_DMTE* 属性で定義されたエイリアスを使用してリモート・ドメインからインポートされます。

TA_DMRACCESSPOINTLIST: string[1..92]

このリモート・リソースをインポートするためのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントの名前を指定します。TA_DMRACCESSPOINTLIST は、カンマ区切りのフェイルオーバー・ドメイン・リストで、最大 30 文字のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを 3 つまで格納できます。この属性を "*" に設定すると、すべてのリモート・ドメイン・アクセス・ポイントからリソースをインポートできます。

TA_DMLACCESSPOINT: string[1..30]

このリモート・リソースが利用可能なローカル・ドメイン・アクセス・ポイントの名前。この属性を "*" に設定すると、すべてのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを通してリソースを利用できます。

TA_STATE:

GET: "{VALid}"

GET 操作は、T_DM_IMPORT オブジェクトのコンフィギュレーション情報を検索します。以下に示す状態は、GET 要求に対する応答で返される TA_STATE 属性の意味を示します。以下に示されていない状態は返されません。


 

SET: "{NEW | INValid}"

SET 操作は、選択した T_DM_IMPORT オブジェクトのコンフィギュレーション情報を更新します。以下に示す状態は、SET 要求の TA_STATE の意味を示します。以下に示されていない状態は設定できません。


 

TA_DMCONV: "{Y | N}"

このリモート・リソースが会話型であるかどうかを指定する boolean 型の値 ("Y" または "N")。TOPEND リモート・ドメイン・アクセス・ポイントからのアクセスが許可されている場合、この属性は TA_DMRESOURCETYPE="QSPACE" または "QNAME" であれば "N" に設定する必要があります。

TA_DMLOAD: 1 <= num <= 32,767

このリモート・リソースのサービス負荷。インターフェイスの負荷は、ロード・バランシングのために使用します。つまり、すでに負荷が大きいキューは、新規の要求ではあまり選択されません。

TA_DMREMOTENAME: string[1..30]

リモート・ドメイン・アクセス・ポイントを通じてインポートされるこのリモート・リソースの名前を指定します。この属性が指定されていない場合、リモート・リソースの名前には TA_DMRESOURCENAME で指定された名前がデフォルトで使用されます。TA_DMREMOTENAME 属性は、TOPEND タイプのドメイン・ゲートウェイには適用されません。

TA_DMRESOURCETYPE: "{SERVICE | QSPACE | QNAME}"

このリモート・リソースが "SERVICE""QSPACE"、または "QNAME" のどれであるかを指定します。デフォルトは "SERVICE" です。この属性は、TOPEND タイプのドメイン・ゲートウェイにのみ適用されます。つまり、ほかのタイプのドメイン・ゲートウェイでは、リモート・リソースは常に "SERVICE" になります。

TA_DMROUTINGNAME: string[1..15]

このリモート・リソース ("SERVICE" または "QSPACE") のルーティング基準として使用する T_DM_ROUTING オブジェクトの名前。

TA_DMTYPE=TOPEND のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントから設定可能な属性

TA_DMTE_PRODUCT: string[1..32]

このリモート・リソースの BEA TOP END 製品名。この属性は、TA_DMRESOURCETYPE="SERVICE" または "QNAME" の場合は必ず指定する必要があります。TA_DMRESOURCETYPE="QSPACE" の場合は指定できません。

TA_DMTE_FUNCTION: string[1..8]

このリモート・リソースの BEA TOP END 関数名。この属性は、TA_DMRESOURCETYPE="SERVICE" または "QNAME" の場合は必ず指定する必要があります。TA_DMRESOURCETYPE="QSPACE" の場合は指定できません。

TA_DMTE_TARGET: string[1..8]

このリモート・リソースの BEA TOP END メッセージ・センシティブ・ルーティング (MSR) ターゲット。この属性はオプションで、TA_DMRESOURCETYPE="SERVICE""QSPACE"、または "QNAME" の場合に指定できます。

TA_DMTE_QUALIFIER: 0 <= num <= MAXLONG

このリモート・リソースの BEA TOP END 関数修飾子。この属性はオプションで、TA_DMRESOURCETYPE="SERVICE" または "QNAME" の場合に指定できます。TA_DMRESOURCETYPE="QSPACE" の場合は指定できません。

TA_DMTE_RTQGROUP: string[1..32]

このリモート・リソースの BEA TOP END 回復可能トランザクション・キューイング (RTQ) キュー・グループ名。この属性は、TA_DMRESOURCETYPE="QSPACE" の場合は必ず指定する必要があります。TA_DMRESOURCETYPE="SERVICE" または "QNAME" の場合は指定できません。

TA_DMTE_RTQNAME: string[1..8]

このリモート・リソースの BEA TOP END RTQ キュー名。この属性は、TA_DMRESOURCETYPE="QSPACE" の場合は必ず指定する必要があります。TA_DMRESOURCETYPE="SERVICE" または "QNAME" の場合は指定できません。

TA_DMTYPE=TOPEND|SNAX|OSITP|OSITPX のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントから設定可能な属性

TA_DMINBUFTYPE: string[0..256]

type[:subtype]-このリモート・リソースの入力バッファ・タイプを (必要に応じてサブタイプも続けて) 指定します。この属性がある場合は、受け付けたバッファ・タイプ (およびサブタイプ) が定義されます。TOPEND リモート・ドメイン・アクセス・ポイントからのアクセスが許可されている場合、このオプションの属性は TA_DMRESOURCETYPE="SERVICE" または "QNAME" であれば指定できます。TA_DMRESOURCETYPE="QSPACE" の場合、この属性は指定できません。この属性は、SNAX を使用する場合、あるいは UDT アプリケーション・コンテキストで OSITP または OSITPX を使用してリモート・ドメイン・アクセス・ポイントへのアクセスが許可される場合に DMRESOURCETYPE="SERVICE" のエントリに対して定義する必要があります。

BEA TOP END サービス名エントリおよびキュー名エントリの場合、type の有効な値は FML32CARRAY、および X_OCTET です。

TA_DMOUTBUFTYPE: string[0..256]

type[:subtype]-このリモート・リソースの出力バッファ・タイプを (必要に応じてサブタイプも続けて) 指定します。この属性がある場合は、サービスで出力されたバッファ・タイプ (およびサブタイプ) が定義されます。"TOPEND リモート・ドメイン・アクセス・ポイントからのアクセスが許可されている場合、このオプションの属性は TA_DMRESOURCETYPE="SERVICE" であれば指定できます。TA_DMRESOURCETYPE="QSPACE" または QNAME" の場合、この属性は指定できません。この属性は、SNAX を使用する場合、あるいは UDT アプリケーション・コンテキストで OSITP または OSITPX を使用してリモート・ドメイン・アクセス・ポイントへのアクセスが許可される場合に DMTYPE="SERVICE" のエントリに対して定義する必要があります。

BEA TOP END サービス名エントリおよびキュー名エントリの場合、type の有効な値は FML32CARRAY、および X_OCTET です。

TA_DMTYPE=OSITPX のリモート・ドメイン・アクセス・ポイントから設定可能な属性

TA_DMAUTOPREPARE: string"{Y | N}"

このリモート・サービスに対するグローバル・トランザクションに関与する単一の tpcall() で、呼び出しを自動的に準備できるようにします。この最適化により、2 フェーズ・コミット・プロセスを 1 ステップで実行できます。リモートの OSITP ドメインは、この機能をサポートしている必要があります。デフォルトは "N" です。

TA_DMINRECTYPE: string[1..78]

type[:subtype]-このリモート・サービスに必要な要求バッファのタイプを (必要に応じてサブタイプも続けて) 指定します。場合によっては、要求バッファの形式も指定します。この属性は、リモート・サービスが要求するバッファとタイプおよび構造が同じバッファをローカル・クライアントが送信する場合は省略できます。TA_DMINRECTYPE を指定しない場合、バッファのタイプは変わりません。

TA_DMOUTRECTYPE: string[1..78]

type[:subtype]-このリモート・サービスが送信するバッファのタイプを (必要に応じてサブタイプも続けて) 指定します。この属性は、厳密なタイプ・チェックに使用します。

TA_DMTPSUTTYPE: string"{INTEGER | PRINTABLESTRING}"

このリモート・サービスの TA_DMREMTPSUT 値で実行する符号化のタイプを指定します。"INTEGER" および "PRINTABLESTRING" は ASN.1 タイプです。デフォルトは "PRINTABLESTRING" です。

TA_DMREMTPSUT: string[1..64]

このリモート・サービスを提供するリモート・システムの TP サービス・ユーザ・タイトルを識別します。OSI TP インプリメンテーションのユーザの一部はこの属性が必要です。OS 2200 OLTP-TM2200、OpenTI、A Series Open/OLTP、および BEA eLink OSI TP の場合は必要ありません。TA_DMTPSUTTYPE の値が "PRINTABLESTRING" である場合、最大長は 60 文字です。PRINTABLESTRING の ASN.1 タイプに準拠する必要があります。TA_DMTPSUTTYPE の値が "INTEGER" である場合の最大長は LONG の値になります。この値は、リモートの TPSUT を定義する前に定義する必要があります。

制限事項

なし

 

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